しゅがーの(遊戯王)ブログ

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【遊戯王】《神聖魔皇后セレーネ》がLVP3に新規収録!ループコンボで魔力カウンターを大量ゲット!

 

ついにLINK VRAINS PACK 3のカード公開が始まりました!

 

第1弾では《水晶機巧-ハリファイバー》ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》

第2弾では《混沌の戦士 カオスソルジャー》《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュを始めとした強力カードが収録されてきたLINK VRAINS PACKだけに、今回も期待が高まっています。

 

それでは、今回公開されたカードたちを見ていきましょう!

 

 

1.《L・G・D(リンク・ゴッド・ドラゴン)》

LINK5 闇属性【ドラゴン族/リンク/効果】
ATK 5000
モンスター5体
このカードはリンク召喚でしか特殊召喚できない。
①:このカードが、闇・地・水・炎・風属性の全てを素材としてリンク召喚に成功した場合に発動できる。相手フィールドのカードを全て破壊する。
②:フィールドのこのカードは他のカードの効果を受けず、闇・地・水・炎・風属性モンスターとの戦闘では破壊されない。
③:相手エンドフェイズに発動する。自分の墓地からカード5枚を選んで裏側表示で除外する。5枚除外できない場合、このカードは墓地へ送られる。

 

えっ!?お前なの!?

 

と、驚きすぎて思わず声が出てしまう、まさかのF・G・Dリメイク。

 

おそらく前回の《混沌の戦士 カオス・ソルジャー》と同じ、遊戯王DM登場カードのリメイクということなのでしょうが…「暗黒騎士ガイア」などと合わせて度々リメイクされカテゴリ化していた「カオス・ソルジャー」に比べて意外なチョイスです。

再録枠どうなるんでしょうね。

 

余談ですが、よく見るとLINK VRAINS PACK3のパッケージに描かれたリンクマーカーの向きとこのカードのリンクマーカーの向きが一致していることがわかります。

①②効果でフィールドを一気に制圧!

本来このカードにはリンク素材の指定はなく、モンスター5体と緩い条件で場に出すことが出来ます。

 

しかし、あえてに属性をバラけさせた5体のモンスターでリンク召喚を行うことで、①効果によって相手フィールドのみを全て破壊することが出来ます!

 

《I:Pマスカレーナ》の登場以降、フィールドに残るリンクモンスターには効果破壊耐性が付与されていることが多く、100%の信頼が置けるとは言いづらいですが、効果の派手さは随一。

 

フィールド魔法やペンデュラムモンスターを主軸としているデッキに対しては、相手は貴重なリソース源やデッキの中核を破壊されることとなり、《L・G・D》自身の②効果や元々の高い攻撃力も相まって盤面を一気に優勢にすることが出来るでしょう。

 

②効果はリメイク元のF・G・Dを強化した、他のカードへの完全耐性と光属性以外への戦闘破壊耐性。

F・G・D同様、オネスト《双穹の騎士アストラム》のような、相手が攻撃力を上昇してくる光属性モンスターに対しては無力ですが、逆に言えばそれ以外の相手にはほぼ無敵と言っていいでしょう。

 

《双穹の騎士アストラム》と類似の攻撃力上昇効果を持つ《ヴァレルソード・ドラゴン》ですら、自身の攻撃力上昇しか適用されないため、《L・G・D》に攻撃した場合は攻撃力5500と、やっと500ダメージを通すだけになってしまいます。

 

なんとこの効果・戦闘耐性は①効果と異なりリンク素材を問わないため、適当な5体のモンスターでリンク召喚した場合でも発揮されます。

相手の場に効果破壊耐性カードが多い場合、無理に①を狙わずにこちらの効果のみで攻めていくのも良いですね。

 

フィールド維持のデメリット

③効果は、高ステータス・①②の強力な効果に対してのデメリット。

 

エンドフェイズごとに墓地のカードを5枚ずつ裏側表示で除外していき、それが出来ない場合には自身が墓地へ送られてしまうというもの。

 

②の耐性によって自分のカード効果すらも受けないため、《幻影霧剣》を始めとした自分モンスターの効果を無効にするカードや、《刻剣の魔術師》《異次元の探究者》などの一時的に自分のモンスターを除外するカードでデメリットを回避することも出来ません。素直にコストを払いましょう。

 

《異次元の探求者》

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星3 闇属性【サイキック族/効果】

ATK 1500 / DEF 800

このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。

①:自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを次のターンのエンドフェイズまで除外する。この効果は相手ターンでも発動できる。

 

 属性の異なる5体のモンスターを揃えるには?

①効果は非常に豪快。

積極的に狙うためには、《精霊術師 ドリアード》などの1体で複数の属性を持つモンスターを使うことによって、他の4体のモンスターの属性を気にせずに運用したいところですね。

 

変わったところでは《バラエティ・アウト》を使って墓地から属性の異なる5体のチューナーを特殊召喚することでリンク素材とするのも面白そうです。

 

《バラエティ・アウト》

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【通常魔法】

自分フィールド上に表側表示で存在するシンクロモンスター1体をエクストラデッキに戻して発動する。

レベルの合計がそのシンクロモンスターのレベルと同じになるように、自分の墓地に存在するチューナーを選択して自分フィールド上に特殊召喚する。

このカードを発動するターン、自分はシンクロ召喚をする事ができない。

 

 

 2.《神聖魔皇后セレーネ》

LINK3 光属性【魔法使い族/リンク/効果】
ATK 1850
魔法使い族を含むモンスター2体以上
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動する。お互いのフィールド・墓地のカードの数だけこのカードに魔力カウンターを置く。
②:フィールドに「エンディミオン」カードが存在する限り、相手はこのカードを攻撃対象に選択できない。
③:1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに、自分フィールドの魔力カウンターを3つ取り除いて発動できる。自分の手札・墓地から魔法使い族モンスター1体を選び、このカードのリンク先となる自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。

 

ストラクR-ロード・オブ・マジシャン-で強化された「エンディミオン」の新規カード。

 装飾品から《エンプレス・オブ・エンディミオンと同一人物では?という考察も上がっていますね。

 

魔力カウンターを大量ゲット!

①効果は自身に魔力カウンターを置く効果。

ストラクRによってペンデュラムテーマになった事から、お互いのフィールド・墓地の魔法カードの数を参照できます。

 

《魔法都市エンディミオン》、Pスケール2枚がフィールド、《魔力統括》が墓地に1枚…というありがちな状況ですら、魔力カウンターを4つ置くことが出来ます。

相手フィールド・墓地によってはより大量の魔力カウンターも……

 

魔法使い族を展開し、更なるリンク召喚へ!

③効果は、①効果で置いた魔力カウンターを取り除いて発動する効果。

手札・墓地の魔法使い族モンスター1体を自身のリンク先に特殊召喚します。

 

特殊召喚する場合は守備表示限定になる制約があるため、墓地のリンクモンスターを特殊召喚することや、高攻撃力のモンスターを戦力として追加することはできませんが、自身がリンク3であるために1体モンスターを追加するだけでリンク4モンスターを特殊召喚できます。

 

手札・墓地から特殊召喚する対象は、魔法使い族であればそれ以外の条件はないため、墓地から《黒き森のウィッチ》特殊召喚、そのままリンク素材とすることで《黒き森のウィッチ》の効果を即座に使うことが出来ます。

 

②効果によってエンディミオン」カードが存在する間このカードは攻撃対象にならないため、3の倍数の魔力カウンターが乗っていれば複数ターンに渡って効果を使うことも視野に入れたいですね。

 

セルフブレイクで《神聖魔導王エンディミオン特殊召喚

このカードの効果、実は①②③すべて名称ターン1の制約がありません

 

魔力カウンターを置く効果はリンク召喚成功時のみですが、逆に言えば1ターンに複数回このカードをリンク召喚すれば、そのたびに魔力カウンターが置かれ、3つ以上のカウンターが乗れば③効果によって魔法使い族モンスターをフィールドに増やしていけるということ

 

さらに《魔法都市エンディミオン》には、魔力カウンターを移し替える効果があります。

②:魔力カウンターが置かれているカードが破壊された場合にそのカードに置かれていた魔力カウンターの数だけ、このカードに魔力カウンターを置く。

 つまり…

 

1) 魔力カウンターが6個以上乗るような状態で《神聖魔皇后セレーネ》1体目をリンク召喚

2) 魔力カウンターを3つ取り除き、魔法使い族モンスター1体を特殊召喚

3) 「メタルフォーゼ」P効果などで《神聖魔皇后セレーネ》1体目を破壊

  ⇒残っていた魔力カウンター3つが《魔法都市エンディミオンへ移動

   (《魔法都市エンディミオンの魔力カウンター:3)

4) 2)効果で特殊召喚した魔法使い族モンスターを含む3体のモンスターで《神聖魔皇后セレーネ》2体目をリンク召喚

5) 魔力カウンターを3つ取り除き、墓地から魔法使い族モンスター1体を特殊召喚

6) 再度「メタルフォーゼ」P効果などで《神聖魔皇后セレーネ》2体目を破壊

  ⇒残っていた魔力カウンター3つが《魔法都市エンディミオンへ移動

   (《魔法都市エンディミオンの魔力カウンター:6)

7) 《魔法都市エンディミオンの魔力カウンターを6つ取り除いて《神聖魔導王エンディミオン特殊召喚。墓地から魔法カードを1枚手札に回収。

8) 5)効果で墓地から特殊召喚した魔法使い族モンスター、《神聖魔導王エンディミオンに1体モンスターを追加し、《神聖魔皇后セレーネ》3体目をリンク召喚…

 

と、《神聖魔皇后セレーネ》をEXデッキに回収することが出来れば何度でも魔力カウンターを運用することが出来ます。

《神聖魔皇后セレーネ》のリンクマーカーは左下、下、右下を向いている為、3体のモンスターをペンデュラム召喚できていれば2体目以降の《神聖魔皇后セレーネ》のリンク素材にも困らないでしょう。

 

この動き、《神聖魔皇后セレーネ》に置かれる魔力カウンターが6個、《魔法都市エンディミオンに魔力カウンターが置かれていない事を仮定している為、実際にはもっと派手な動きができると予想しています。

 

《サーヴァント・オブ・エンディミオンなどの効果から、「エンディミオン」カードと「メタルフォーゼ」カードの相性が良いこともあり、セルフブレイク軸の「エンディミオン」デッキを組んでみたくなりますね!

 

 

3.《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ

LINK2 闇属性【植物族/リンク/効果】
ATK 500
効果モンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターはターン終了時まで闇属性になる。
②:2000LPを払い、「融合」通常・速攻魔法カードまたは「フュージョン」通常・速攻魔法カード1枚をデッキから墓地へ送って発動できる。この効果は、その魔法カード発動時の効果と同じになる。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスターを特殊召喚できない。

 

「捕食植物」リンクモンスター。

前回のLINK VRAINS PACK2には「SR」「幻影騎士団」の新規カードが収録されていたことから、ARC-Vの所謂”遊矢シリーズ”が操るカテゴリとしては少し遅れる形での登場になりました。

 

 各種素材の属性を変更!

 ①効果で、自分・相手を問わずにフィールドの表側表示モンスターを闇属性に変更することが出来ます。

 

この効果によって、融合・S・X・リンク召喚の素材条件を無理やりクリアできます。

 

融合であれば、このカードともう1体のモンスターで《捕食植物キメラフレシアの融合素材である「捕食植物」+闇属性モンスターを即座に調達できます。

 

シンクロの場合、チューナーを闇属性にすることで《魔王龍ベエルゼ》の条件を、非チューナーのドラゴン族シンクロモンスターを闇属性にすることで《琰魔竜レッド・デーモン・アビス》などの「レッド・デーモン」系シンクロモンスターの条件がクリアできます。

 

 X召喚であれば、汎用的な効果を持つ《覇鍵甲虫マスター・キー・ビートル》、専用の構築が求められるため、これまで中々使われなかった《ヴァレルロード・X・ドラゴン》を始めとしたさまざまなモンスターを選ぶことが出来ます。

 

融合魔法も融合素材もデッキから!?

なんとこのモンスター、デッキから融合魔法の効果をコピーします

 

《影依融合》ブリリアント・フュージョンで融合素材をデッキから墓地に落とす融合召喚はありましたが、融合魔法自体をデッキから肩代わりしてしまうのはこれまでにない破格の効果。

 

相手フィールドにEXデッキから特殊召喚されたモンスターが居れば、フィールドにこのモンスターしか居ない状況ですら、《影依融合》と融合素材全てをデッキから使用して融合召喚を行えてしまいます!

 

 この効果でコピーできるのは「融合」「フュージョン」速攻魔法のため、なんとあの《超融合》すら使うことが出来ます。

 

簡単にまとめるとメリット・注意点は以下の通りです。 

メリット

・発動条件、コストを無視できる

・構築の際、デッキ内に1枚だけ入れるという選択ができる

・複数種類の「融合」「フュージョン」魔法を入れて状況に応じた選択ができる

注意点

・発動コストが2000LPと少し重い

・この効果の発動後、自分はターン終了時まで特殊召喚が出来ない

《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ自身の攻撃力が500と非常に低い

・《超融合》の発動時効果をコピーしているだけのため、このカードの効果自体にチェーンされてしまう

 

カード自体は非常に便利な効果を持ち、融合を主軸にするデッキ全体を強化する強力な効果であるため、注意点を意識して使っていきましょう!

 

4.まとめ

《L・G・D》《神聖魔皇后セレーネ》《捕食植物ヴェルテ・アナコンダの紹介でした!

 

いずれも面白い効果をしており、今からLINK VRAINS PACK3の発売が楽しみですね!

 

11月9日(土)にデュエリストパック-レジェンドデュエリスト編6-が、

11月23日(土)にLINK VRAINS PACK3が発売されるということで、相変わらず販売ペースが速いので、事前情報を欠かさずチェックして発売に備えておくのがいいかもしれません。

具体的に言うとこのブログ読んでおくといいですよ。

 

 

それでは!

 

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