【遊戯王】エクシーズ召喚デッキを超強化!《オノマト選択》登場!【カード考察】
11月9日発売、デュエリストパック-レジェンドデュエリスト編6-に収録される新規カード《オノマト選択》が公開されました!
「オノマト」のカード名通り、遊戯王ZEXALの主人公、九十九遊馬が使用した「ガガガ」などのテーマをサポートするカードとなっています!
1.エクシーズ召喚を強力サポート!《オノマト選択》!
【永続魔法】
このカード名のカードは1ターンに1度しか発動できず、このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードの発動時の効果処理として、デッキから「オノマト選択」以外の「オノマト」カード1枚を手札に加える事が出来る。
②:自分フィールドの「ズババ」、「ガガガ」、「ゴゴゴ」、「ドドド」モンスターの内、いずれか1体を対象として発動できる。自分フィールドの全てのモンスターのレベルはターン終了時まで対象のモンスターと同じレベルになる。
2.手札に加えられる「オノマト」カードって?
①効果は、発動時の処理として《オノマト選択》以外の「オノマト」カードを手札に加えられる効果。
これまでに登場している「オノマト」カードを振り返ってみましょう!
1.連続サーチ!《オノマト連携》!
【通常魔法】
手札を1枚墓地へ送って発動できる。デッキから以下のモンスターの内1体ずつ、合計2体までを手札に加える。「オノマト連携」は1ターンに1枚しか発動できない。
●「ズババ」と名のついたモンスター
●「ガガガ」と名のついたモンスター
●「ゴゴゴ」と名のついたモンスター
●「ドドド」と名のついたモンスター
「オノマト」カードといえば真っ先に思いつくカードと言えばこのカード、《オノマト連携》。
《オノマト選択》からサーチしたこのカードで「ズババ」「ガガガ」「ゴゴゴ」「ドドド」モンスターをサーチすることで、《オノマト選択》+適当な手札コスト1枚が2枚のモンスターに変化する手札交換になります。
サーチできる対象モンスターは……
「ズババ」モンスター
《ズババナイト》
《ズバババスター》
《ズバババンチョー-GC(ガガガコート)》 ※「ガガガ」モンスターにも属する
「ガガガ」モンスター
《ガガガキッド》
《ガガガクラーク》
《ガガガシスター》
《ガガガカイザー》
《ガガガガール》
《ガガガガードナー》
《ガガガマジシャン》
《ガガガマンサー》
《ガガガヘッド》
「ゴゴゴ」モンスター
《ゴゴゴアリステラ&デクシア》
《ゴゴゴギガース》
《ゴゴゴゴラム》
《ゴゴゴゴースト》
《ゴゴゴゴーレム》
《ゴゴゴゴーレム-GF(ゴールデンフォーム)》
《ゴゴゴジャイアント》
「ドドド」モンスター
《ドドドウィッチ》
《ドドドドライバー》
《ドドドボット》
《ドドドドワーフ-GC(ゴゴゴグローブ)》 ※「ゴゴゴ」モンスターにも属する
《ドドドウォリアー》
《ドドドバスター》
《ドドドガッサー》
その他
《希望皇オノマトピア》
※ルール上「ズババ」「ガガガ」「ゴゴゴ」「ドドド」モンスターとして扱う
2.手札からモンスター展開!《希望皇オノマトピア》!
星4 光属性【戦士族/効果】
ATK 1500 / DEF 1500
このカード名はルール上「ズババ」、「ガガガ」、「ゴゴゴ」、「ドドド」カードとしても扱う。このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。手札から「希望皇オノマトピア」以外の以下のモンスターをそれぞれ1体まで守備表示で特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はXモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
●「ズババ」モンスター
●「ガガガ」モンスター
●「ゴゴゴ」モンスター
●「ドドド」モンスター
《オノマト連携》の項でも触れた、「ズババ」「ガガガ」「ゴゴゴ」「ドドド」カードとしても扱うモンスター。
その効果から、基本的には《オノマト選択》からサーチするよりも《オノマト連携》を経由して他のモンスターと一緒に加える事になるでしょう。
《オノマト連携》を経由せず《オノマト選択》から直接サーチする場合の差別化としては、サーチできる対象モンスターがデッキ内に2枚残っていない場合に《オノマト連携》で手札コストを1枚墓地へ送る必要がない事でしょうか……ちょっと理由づけが弱いですね。
3.②効果とコンボ!《希望郷-オノマトピア-》!
【フィールド魔法】
①:このカードがフィールドゾーンに存在する限り、自分フィールドに「希望皇ホープ」モンスターが特殊召喚される度に、このカードにかっとビングカウンターを1つ置く。
②:自分フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は、このカードのかっとビングカウンターの数×200アップする。
③:1ターンに1度、このカードのかっとビングカウンターを2つ取り除いて発動できる。デッキから「ズババ」、「ガガガ」、「ゴゴゴ」、「ドドド」モンスターの内いずれか1体を特殊召喚する。
「希望皇ホープ」モンスターと「ズババ」「ガガガ」「ゴゴゴ」「ドドド」モンスターの間につながりを生む《希望郷-オノマトピア-》。
《テラ・フォーミング》《盆回し》《メタバース》などの規制でフィールド魔法に依存するデッキは安定した運用が難しくなっていましたが、《オノマト選択》もサーチ用カードとして投入することで、最大9枚デッキに投入することが可能になります。
《オノマト選択》の②効果でフィールドのモンスター全てのレベルを「ズババ」「ガガガ」「ゴゴゴ」「ドドド」モンスターのレベルに合わせることが出来るため、このカードの③効果によってデッキから《ガガガマジシャン》を特殊召喚すれば、ランク1~8の好きなエクシーズモンスターを使い分けられます。
3.おすすめエクシーズモンスター!
《オノマト選択》は②効果によって自分モンスター全てのレベルを「ズババ」「ガガガ」「ゴゴゴ」「ドドド」モンスターのレベルに合わせることが出来ます。
自身のレベルを1~8に変更できる《ガガガマジシャン》の存在から、ランク1~8のエクシーズモンスターを使い分けられます。
さらに《ガガガマジシャン》は《ガガガマンサー》《ガガガリベンジ》の存在からフィールドに特殊召喚しやすいため、本来であればエクシーズ召喚が難しい3体以上を素材に要求するエクシーズモンスターにも手が届きます。
《塊斬機ダランベルシアン》
R4 地属性【サイバース族/エクシーズ/効果】
ATK 2000 / DEF 0
レベル4モンスター×2体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがX召喚に成功した場合、このカードのX素材を以下の数だけ取り除き、その効果を発動できる。
●2つ:デッキから「斬機」カード1枚を手札に加える。
●3つ:デッキからレベル4モンスター1体を手札に加える。
●4つ:デッキから魔法・罠カード1枚を手札に加える。
②:自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。自分の手札・墓地からレベル4の「斬機」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
2体~4体の素材でエクシーズ召喚を行い、取り除いた数で異なる効果を発揮する《塊斬機ダランベルシアン》。
・3体素材の効果で《希望皇オノマトピア》をサーチし展開に貢献
・4体素材の効果で《オノマト選択》をサーチ
・《オノマト選択》②効果でバラバラに展開したモンスターを全員レベル4に変更
などなど、複数の効果で《オノマト選択》やそこからサーチできるモンスターたちとシナジーしています。
《アルケミック・マジシャン》
R4 闇属性【魔法使い族/エクシーズ/効果】
ATK 1500 / DEF 1500
魔法使い族レベル4モンスター×3
このカードの攻撃力は自分の墓地の魔法カードの数×200ポイントアップする。
また、自分のエンドフェイズ時に1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、手札を1枚墓地へ送って発動できる。デッキから魔法カードを1枚選び、自分の魔法&罠カードゾーンにセットする。
素材となるレベル4モンスター3体全てが闇属性 魔法使い族を要求される《アルケミック・マジシャン》。
闇属性 魔法使い族としては《ガガガマジシャン》を始めとした「ガガガ」モンスターの他、《永遠の魂》で何度もフィールドに特殊召喚可能な《ブラック・マジシャン》やその関連モンスターなど、フィールドに並べやすいモンスターが複数存在しています。
「デッキから魔法カードにアクセスする」という点では素材に種族縛りのない《塊斬機ダランベルシアン》の方がエクシーズ召喚しやすいため、《アルケミック・マジシャン》を使う場合には、3回効果を使って3枚の魔法カードにアクセスするくらいの構築にしたいですね。
《No.7 ラッキーストライプ》
R7 光属性【天使族/エクシーズ/効果】
ATK 700 / DEF 700
レベル7モンスター×3
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
サイコロを2回振る。このカードの攻撃力は、次の相手のエンドフェイズ時まで、大きい方の出た目×700ポイントになる。
さらに、出た目の合計が7だった場合、以下の効果から1つを選択して適用する。
●このカード以外のフィールド上のカードを全て墓地へ送る。
●手札または自分・相手の墓地からモンスター1体を特殊召喚する。
●デッキからカードを3枚ドローし、その後手札を2枚選んで捨てる。
複数素材のエクシーズモンスターと言えば、使ってみたくなるカード《No.7 ラッキーストライプ》。
僕も以前は愛用していました。
「征竜」が規制されて以降、レベル7モンスターを3体以上フィールドに並べる手段は難しくなり見ることが少なくなったので、《オノマト選択》を使用する際にはエクストラデッキに1枚コッソリ忍ばせておくと楽しいかもしれません。
最大でフィールドを全て除去しながら4200の直接攻撃を決めましょう!
4.まとめ
以上、新規カード《オノマト選択》の紹介でした!
正直、これまで公開されたレジェンドデュエリスト編6収録の九十九遊馬のカードはパワー不足を感じていたのですが、このカードの登場で一気に面白くなってきたように感じます。
エクシーズモンスターを主体とするデッキはメインデッキ内モンスターのレベルに自由が利かず、シンクロなど他戦術と兼ね合わせるのが難しいのが難点でしたが、このカードの③効果でレベルを合わせることを前提とすれば、様々なカードが採用圏内に入ってきますね!今後のデッキ考察が楽しそうです!
……③効果の発動後には何の制約もないため、レベルを揃えたシンクロ召喚なんかも面白そうですね。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。
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