【遊戯王】《聖騎士の追想 イゾルデ》考察!あなたのイゾルデはどこから?今更聞けないお手軽リンク召喚法!【カード考察】
2年前に発売されたLINK VRAINS PACK 1のカードでありながら《水晶機巧-ハリファイバー》同様、今でも様々なデッキで使用される汎用性の高さを持っているカードです。
L2 光属性【戦士族/リンク/効果】
ATK 1600
戦士族モンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。デッキから戦士族モンスター1体を手札に加える。このターン、自分はこの効果で手札に加えたモンスター及びその同名モンスターを通常召喚・特殊召喚できず、そのモンスター効果も発動できない。
②:デッキから装備魔法カードを任意の数だけ墓地へ送って発動できる(同名カードは1枚まで)。墓地へ送ったカードの数と同じレベルの戦士族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
今回は何パターンかある《聖騎士の追想 イゾルデ》のお手軽リンク召喚方法について、それぞれの利点・欠点を紹介!
それでは、早速見ていきましょう!
- 1.《D-HERO ディアボリックガイ》
- 2.《昇華騎士-エクスパラディン》《チューン・ナイト》
- 3.《ネオスペース・コネクター》《E・HERO ネオス》
- 4.《トゥルース・リィンフォース》《天帝従騎イデア》《幻影騎士団ダスティローブ》
- 5.まとめ
1.《D-HERO ディアボリックガイ》
墓地から除外することで同名モンスターを特殊召喚する《D-HERO ディアボリックガイ》。
墓地へ送る手段としては《V・HERO ヴァイオン》の他、《終末の騎士》が使用できます。
この2体は召喚だけでなく特殊召喚成功時でも効果を発動できる星4モンスターであるため、《召喚僧サモンプリースト》からもアクセス可能です。
《V・HERO ヴァイオン》の場合は《ヒーローアライブ》から《E・HERO エアーマン》を特殊召喚することでサーチ、召喚と繋ぐこともできます。
戦士族汎用サーチである《増援》を除いても《聖騎士の追想 イゾルデ》リンク召喚用のカードを9枚搭載可能ということになり、これは明確なメリットです。
また、3枚目の《D-HERO ディアボリックガイ》と《聖騎士の追想 イゾルデ》の②効果で特殊召喚した戦士族チューナーを使用することで、星7~星10のSモンスターをS召喚できます。
利点
・初動枚数を多くデッキに搭載できる。
・「HERO」サポートを受けられる。
・大型Sモンスターを追加できる。
欠点
・手札に引いた場合、死に札になる。
・効果発動時に除外するため、繰り返しの使用に難がある(=長期戦向きではない)。
2.《昇華騎士-エクスパラディン》《チューン・ナイト》
星3 炎属性【戦士族/効果】
ATK 1300 / DEF 200
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。手札・デッキから戦士族・炎属性モンスターまたはデュアルモンスター1体を選び、攻撃力500アップの装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
②:デュアルモンスターを装備したこのカードが相手によって破壊された場合に発動できる。その装備していたデュアルモンスターを墓地から可能な限り自分フィールドに特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはもう1度召喚された状態として扱う。
星1 炎属性【戦士族/ユニオン/効果】
ATK 500 / DEF 500
①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。このターン、このカードをチューナーとして扱う。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は1回しかEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
②:1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象とし、このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。装備モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。
●装備されているこのカードを特殊召喚する。
《昇華騎士-エクスパラディン》の効果によって、手札・デッキの《チューン・ナイト》を装備し、装備状態の《チューン・ナイト》自身の②効果によって特殊召喚することで戦士族モンスター×2が並びます。
星3 炎属性モンスターである《昇華騎士-エクスパラディン》は《炎星侯-ホウシン》のS召喚成功時効果によってデッキから特殊召喚可能です。
ただし、この場合はEXモンスターゾーンを《炎星侯-ホウシン》が占領してしまうため、《聖騎士の追想 イゾルデ》をリンク召喚するには、一度《剛炎の騎士》を経由する必要が出てしまいます。
誤解されがちですが《チューン・ナイト》自身の②効果による特殊召喚には何の制約もありません。
特殊召喚成功時に①効果によって自身をチューナーとして扱った場合のみ、それ以降EXデッキから1回しかモンスターを特殊召喚できなくなります。
利点
・デッキからの特殊召喚でないため《灰流うらら》の効果を受けない。
・《炎星侯-ホウシン》から特殊召喚可能。
・星4のSモンスターと《聖騎士の追想 イゾルデ》の使い分けができる。
・手札から装備可能の為、引いた場合に死に札にならない。
欠点
・アクセス手段が少ない。
・《聖騎士の追想 イゾルデ》リンク召喚後の展開に貢献しない。
・《チューン・ナイト》をチューナー化した場合、以後の展開が制約される。
3.《ネオスペース・コネクター》《E・HERO ネオス》
星4 光属性【戦士族/効果】
ATK 800 / DEF 1800
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。手札・デッキから「N」モンスターまたは「E・HERO ネオス」1体を守備表示で特殊召喚する。
②:このカードをリリースし、自分の墓地の、「N」モンスターまたは「E・HERO ネオス」1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
《ネオスペース・コネクター》と《N・アクア・ドルフィン》でも《聖騎士の追想 イゾルデ》を作ることができますが、今回オススメするのは《E・HERO ネオス》。
所謂「主人公エースのステータス」と呼ばれる星7/攻撃力2500/守備力2000が優秀で、2枚目以降の《ネオスペース・コネクター》や、通常モンスターサポートである《星杯の守護竜》を使用して墓地から特殊召喚することで、星8以上のS召喚、ランク7のX召喚に応用が利きます。
低レベルのS召喚やランク3のX召喚をする際には《N・アクア・ドルフィン》の使用も良いですが、各特殊召喚の素材にしやすい星3モンスターというステータスは、《エッジインプ・シザー》を始め他に優秀なモンスターが多く、《ネオスペース・コネクター》ならでは!の要素としては《E・HERO ネオス》を推したいところ。
利点
・手札からも特殊召喚可能の為、特殊召喚するモンスターを先に引いても死に札にならない。
・2枚目以降の《ネオスペース・コネクター》は1枚目の同名モンスターで特殊召喚したモンスターを蘇生するカードとして使える。
欠点
・アクセス手段が少ない。
・効果発動が通常召喚にしか対応していない。
・《聖騎士の追想 イゾルデ》リンク召喚後の展開に貢献しない。
4.《トゥルース・リィンフォース》《天帝従騎イデア》《幻影騎士団ダスティローブ》
【通常罠】
デッキからレベル2以下の戦士族モンスター1体を特殊召喚する。このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
星1 光属性【戦士族/効果】
ATK 800 / DEF 1000
「天帝従騎イデア」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「天帝従騎イデア」以外の攻撃力800/守備力1000のモンスター1体を守備表示で特殊召喚する。このターン、自分はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できない。
②:このカードが墓地へ送られた場合、除外されている自分の「帝王」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。
星3 闇属性【戦士族/効果】
ATK 800 / DEF 1000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがフィールドに攻撃表示で存在する場合、フィールドの闇属性モンスター1体を対象として発動できる。このカードを守備表示にし、対象のモンスターの攻撃力・守備力は相手ターン終了時まで800アップする。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから「幻影騎士団ダスティローブ」以外の「幻影騎士団」カード1枚を手札に加える。
「○○家臣」や《冥帝従騎エイドス》以外の特殊召喚対象が忘れられがちな《天帝従騎イデア》ですが、実は《幻影騎士団ダスティローブ》も特殊召喚できます。
この場合、元々戦士族である《天帝従騎イデア》と共に《聖騎士の追想 イゾルデ》のリンク素材条件を満たします。
《トゥルース・リィンフォース》を用いて《天帝従騎イデア》を特殊召喚していた場合は、召喚権を残したまま上記の特殊召喚が可能なため、そのあとの行動の選択肢が一気に広がります。
「帝王」魔法・罠には《再臨の帝王》という装備魔法カードも存在しており、デッキから装備魔法を墓地へ送って効果を発動する《聖騎士の追想 イゾルデ》、墓地へ送られた際に除外されている「帝王」魔法・罠カードを回収する《天帝従騎イデア》両方ともシナジーを作りやすい点が高評価です。
利点
・召喚権を使わずに《聖騎士の追想 イゾルデ》をリンク召喚できる。
・それぞれ「幻影騎士団」「帝王」の2つのカテゴリにアクセスできるカードである。
・《ワン・フォー・ワン》《トラップ・トリック》でのアクセス水増しができる。
欠点
・通常召喚した《天帝従騎イデア》の効果を使うとそのターン中に《聖騎士の追想 イゾルデ》が出せない。
・《トゥルース・リィンフォース》が通常罠の為《幻影騎士団シェード・ブリガンダイン》を使った展開がやりづらい。
・罠カードが起点であるため、先行をとっても1ターン目に動けない。
5.まとめ
今回は僕自身も愛用する便利カード《聖騎士の追想 イゾルデ》のお手軽リンク召喚法の紹介でした。
記載した利点・欠点はいずれも僕自身がデッキを組んで使用した際に感じた事なので、もしかしたら皆さんからは別の印象が見えてくるかもしれません。
最新パックであるデュエリストパック-レジェンドデュエリスト編6-でも「E・HERO」が強化され、今後もますます戦士族はプッシュされていくと思います!
自分のプレイスタイル・デッキに合った《聖騎士の追想 イゾルデ》の出し方を模索して、いつでも使えるようになっておくとデッキ構築が捗るかもしれませんね!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
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