【遊戯王】リンクヴレインズパック3新規カード紹介!《ユニオン・キャリアー》は第2の《サモン・ソーサレス》!?【新規カード紹介】
LINK VRAINS PACK 3に「ユニオン」「古代の機械」「HERO」「レプティレス」「幻奏」の新規収録が確定しました!
今回は僕が特に注目した「ユニオン」「HERO」「レプティレス」について紹介してきます!
- 1.第2の《サモン・ソーサレス》!?《ユニオン・キャリアー》
- 2.アニメ産E-HERO救済!《X・HERO ヘル・デバイサー》!
- 3.《レプティレス・スポーン》救済!《レプティレス・エキドゥーナ》!
- 4.まとめ
1.第2の《サモン・ソーサレス》!?《ユニオン・キャリアー》
L2 光属性【機械族/リンク/効果】
ATK 1000
マーカー:右・下
種族または属性が同じモンスター2体
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。このカードはリンク召喚されたターンにはリンク素材にできない。
①:自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。元々の種族または元々の属性が対象のモンスターと同じモンスター1体を手札・デッキから選び、攻撃力1000アップの装備カード扱いとして対象のモンスターに装備する。この効果でデッキから装備した場合、ターン終了時まで自分はその装備したモンスターカード及びその同名モンスターを特殊召喚できない。
一見どのカテゴリの強化かわかりませんが《ABC-ドラゴン・バスター》が再録されることや、モンスターを装備する効果から「ユニオン」強化と推測できます。
これまでは名称のついたテーマが強化されていたLINK VRAINS PACKだけに、《L・G・D》に続いて意外な方向性からの強化になりました。
効果は自分フィールドの表側表示モンスターと元々の種族or元々の属性が一致するモンスターを手札・デッキから装備カード化するというもの。
フィールドのモンスターの種族・属性を参照して手札・デッキからモンスターを引きずり出すデザインから《サモン・ソーサレス》を思い出した人も多いようです。
効果デザインとしては《A-アサルト・コア》《B-バスター・ドレイク》《C-クラッシュ・ワイバーン》のうち2体でリンク召喚、自身を対象とすることで不足している1体を装備することで、即座に《ABC-ドラゴン・バスター》を融合召喚するというものでしょう。
※《ABC-ドラゴン・バスター》は装備カード状態の素材を除外して召喚可能
しかし《サモン・ソーサレス》同様効果の汎用性は高く、自身を対象とするだけでも光属性or機械族、その他対応するモンスター次第ではデッキのすべてのモンスターを(装備カードとして)フィールドに出すことが出来ます。
装備したカードの同名モンスターを特殊召喚できなくなるため、鳥獣族「ドラグニティ」モンスターを参照して《ドラグニティ-ファランクス》を装備、特殊召喚…のような使い方はできないので注意が必要です。
セルフバウンスで疑似サーチ!
セルフバウンスとしては素材の指定が緩く比較的出しやすい《氷結界の虎王ドゥローレン》が優秀です。
星6 水属性【獣族/シンクロ/効果】
ATK 2000 / DEF 1400
チューナー+チューナー以外の水属性モンスター1体以上
1ターンに1度、自分フィールド上に表側表示で存在するカードを任意の枚数選択して持ち主の手札に戻す事ができる。このカードの攻撃力はエンドフェイズ時まで、この効果で手札に戻したカードの数×500ポイントアップする。
一度だけの使用で良ければ《獣神ヴァルカン》で相手のモンスターを除去してあわよくば《ユニオン・キャリアー》を守るのも手ですね。
星6 炎属性【獣戦士族/シンクロ/効果】
ATK 2000 / DEF 1600
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「獣神ヴァルカン」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがS召喚に成功した場合、自分及び相手フィールドの表側表示のカードを1枚ずつ対象として発動する。その自分及び相手の表側表示のカードを手札に戻す。このターン、自分はこの効果で手札に戻したカード及びそれらの同名カードの効果を発動できない。
「パラディオン」で各種属性へアクセス!
1) 適当な「パラディオン」モンスター1体を使って《マギアス・パラディオン》をリンク召喚。
↓
2) リンク先に《魔境のパラディオン》を特殊召喚し《マギアス・パラディオン》で好きな「パラディオン」モンスター1体をサーチ。
↓
3) 《マギアス・パラディオン》と《魔境のパラディオン》は共に魔法使い族のため、2体で《ユニオン・キャリアー》をリンク召喚。
↓
4) 《ユニオン・キャリアー》のリンク先に 2)で手札に加えた「パラディオン」モンスターを特殊召喚。
5) 「パラディオン」モンスターを対象に《ユニオン・キャリアー》の効果を発動。
この動きで参照できる「パラディオン」モンスターの種族・属性は…
《神樹のパラディオン》…水属性 / 戦士族
《百獣のパラディオン》…地属性 / 獣族
《星辰のパラディオン》…風属性 / ドラゴン族
《天穹のパラディオン》…光属性 / サイキック族
《マギアス・パラディオン》…光属性 / 魔法使い族
※《ユニオン・キャリアー》のリンク先に特殊召喚した「パラディオン」1体で2体目の《マギアス・パラディオン》をリンク召喚
炎属性・闇属性・神属性以外のカードをデッキから装備できるようになります!
オススメの装備先
オススメの装備先!……は、ちょっと触れるカードの範囲が多すぎてまとめきれません!ごめんなさい!
2.アニメ産E-HERO救済!《X・HERO ヘル・デバイサー》!
L2 闇属性【悪魔族/リンク/効果】
ATK 1700
マーカー:下・左下
「HERO」モンスター2体
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。EXデッキの「HERO」融合モンスター1体を相手に見せ、そのモンスターにカード名が記されている融合素材モンスターを2体までデッキから手札に加える(同名カードは1枚まで)。この効果を発動するターン、自分は「HERO」モンスターしか特殊召喚できない。
②:このカードのリンク先の悪魔族モンスターの攻撃力・守備力はそのレベル×100アップする。
EXデッキの「HERO」融合モンスターに記されたカード名を参照して融合素材モンスターをサーチする「HERO」新規カード。
カード名が指定されている「HERO」融合モンスターはアニメ遊戯王GXに登場した初期E・HEROや、E-HEROになります。
②効果で悪魔族モンスターの攻撃力・守備力をアップさせる効果や《X・HERO ヘル・デバイサー》自身が悪魔族である点を見ると、「E-HERO」モンスターの強化なのでしょう。
《E-HERO ワイルド・サイクロン》
星8 地属性【悪魔族/融合/効果】
ATK 1900 / DEF 2300
「E・HERO フェザーマン」+「E・HERO ワイルドマン」
このモンスターは「ダーク・フュージョン」による融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、相手フィールド上にセットされた魔法・罠カードを全て破壊する。
戦闘ダメージを与えることで《ハーピィの羽根帚》相当の魔法・罠破壊を行える《E-HERO ワイルドサイクロン》。
《X・HERO ヘル・デバイサー》の持つ効果で2700まで攻撃力を上げることができるため、本来の1900よりはダメージを通しやすくなります。
《E-HERO マリシャス・デビル》
星8 炎属性【悪魔族/融合/効果】
ATK 3500 / DEF2100
「E-HERO マリシャス・エッジ」+レベル6以上の悪魔族モンスター
このカードは「ダーク・フュージョン」の効果でのみ特殊召喚できる。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手バトルフェイズの間、相手フィールドの全てのモンスターは、表側攻撃表示になり、攻撃可能な場合はこのカードを攻撃しなければならない。
《X・HERO ヘル・デバイサー》自身は攻撃力が1700と低いため、リンク先の悪魔族の打点を強化する効果と合わせて先に自身が狙われがちになることが予想されます。
その際にリンク先にいるのが《E-HERO マリシャス・デビル》であれば、攻撃対象を誘導する効果を持っている為《X・HERO ヘル・デバイサー》を相手モンスターの攻撃から守ることができます。
《X・HERO ヘル・デバイサー》の効果が適用されていれば《E-HERO マリシャス・デビル》の攻撃力は4300にまで上昇している為、大抵の大型モンスターには負けない数値になります。
融合素材で名称指定されているのは《E-HERO マリシャス・エッジ》のみですが、《E・HERO ネオス・クルーガー》を見せることで《ユベル》を加えることで相方の融合素材となる星6以上の悪魔族モンスターを確保することもできるので、エクストラデッキ選定の際に覚えておくと役に立つかもしれません。
3.《レプティレス・スポーン》救済!《レプティレス・エキドゥーナ》!
L2 闇属性【爬虫類族/リンク/効果】
ATK 200
マーカー:左・右下
爬虫類族モンスターを含むモンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力を0にする。
②:自分メインフェイズに発動できる。相手フィールドの攻撃力0のモンスターの数まで、デッキから爬虫類族モンスターを手札に加える(同名カードは1枚まで)。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は爬虫類族モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
10年前の「レプティレス」登場時よりずっと謎だった《レプティレス・スポーン》にやっと役割が生まれました。
【通常魔法】
自分の墓地に存在する「レプティレス」と名のついたモンスター1体をゲームから除外して発動する。自分フィールド上に「レプティレストークン」(爬虫類族・地・星1・攻/守0)2体を特殊召喚する。
1) 《レプティレス・スポーン》で爬虫類族トークン×2を特殊召喚。
↓
2) トークン×2で《レプティレス・エキドゥーナ》をリンク召喚。
↓
3) 《レプティレス・エキドゥーナ》リンク召喚時の①効果で相手モンスターの攻撃力を0にして、②効果で《レプティレス・ヒュドラ》をサーチ。
↓
↓
5) 星4モンスターを通常召喚して《レプティレス・ヒュドラ》と《レプティレス・ラミア》をS召喚。
↓
6) 《レプティレス・ラミア》の効果で最大4ドロー!
おそらく10年前の「レプティレス」登場時に想定されていただろう動きが(やっと)できるようになりました!(長い道のりでした)
《レプティレス・エキドゥーナ》の②効果発動後はEXデッキから爬虫類族モンスターしか特殊召喚できない制約がかかります。
それなのに自身の攻撃力が200とかなり低い数値であるという大きな問題点を抱えている為、「強いカード」とは言い切れないけど「面白いカード」だなあ、という印象です。
※2019年11月13日時点、上記展開後に《レプティレス・エキドゥーナ》を素材にEXデッキから出せる爬虫類族モンスターは《エーリアン・ソルジャーM/フレーム》のみ。
《邪龍アナンタ》
星8 闇属性【爬虫類族/特殊召喚/効果】
ATK ? / DEF ?
このカードは通常召喚できない。自分のフィールド上及び墓地に存在する爬虫類族モンスターを全てゲームから除外する事でのみ特殊召喚する事ができる。
このカードの攻撃力・守備力は、特殊召喚時にゲームから除外した爬虫類族モンスターの数×600ポイントになる。
このカードが自分フィールド上に存在する限り、自分ターンのエンドフェイズ時にフィールド上のカード1枚を破壊する。
《レプティレス・エキドゥーナ》が相手ターンに低攻撃力を晒す問題の対策その1。
フィールド・墓地の爬虫類族を全て除外して特殊召喚するため、《レプティレス・エキドゥーナ》もまとめてフィールドから消してしまいましょう。
エンドフェイズに発動するフィールドのカード1枚を対象とする効果は強制のため、先行1ターン目で出してしまうと自分フィールドのカードを破壊する必要が生まれ、場合によっては《邪龍アナンタ》自身が破壊されてしまうので要注意。
《蛇神ゲー》
星12 闇属性【爬虫類族/特殊召喚/効果】
ATK ? / DEF 0
このカードは通常召喚できず、このカードの効果でのみ特殊召喚できる。
①:自分フィールドのモンスターが相手の攻撃・効果で破壊された場合、LPを半分払って発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードは効果の対象にならない。
③:このカードが相手モンスターを攻撃するダメージステップの間、そのモンスターの効果は無効化され、攻撃力は元々の攻撃力の半分になる。
④:このカードが戦闘を行うダメージ計算時に発動できる。このカードの攻撃力は、フィールドのモンスターの一番高い元々の攻撃力と同じになる。
《レプティレス・エキドゥーナ》が相手ターンに低攻撃力を晒す問題の対策その2。
対策と言いつつ、低攻撃力はすでに諦めていますが……
《レプティレス・エキドゥーナ》 が低攻撃力で狙われやすいだろうことを逆手に取り、戦闘破壊による《蛇神ゲー》の特殊召喚を狙います。
出てきた《蛇神ゲー》は、その他のモンスターと一緒に2体目の《レプティレス・エキドゥーナ》になり再度《蛇神ゲー》をサーチ可能です。
一見意味のない動きですが、《蛇神ゲー》は守備力0の闇属性モンスターのため、複数枚墓地にたまることで《悪夢再び》で回収可能になるメリットが生まれます。
効果の対象にならない上、戦闘ではほぼ無敵と言える《邪神ゲー》。
いざ出してみると意外と突破が困難なカードなので、これを機に爬虫類族デッキに投入してみるのもいいかもしれません。
4.まとめ
LINK VRAINS PACK3の新規カードから《ユニオン・キャリアー》《X・HERO ヘル・デバイサー》《レプティレス・エキドゥーナ》の紹介でした。
同時に紹介された《古代の機械弩士》《幻奏の華楽聖ブルーム・ハーモニスト》については別記事にて特集したいと思います!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
↓LVP3についての過去記事はコチラ↓
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