【遊戯王】2020年1月リミットレギュレーション更新まであと少し!2019年の遊戯王を振り返ろう!【第1回】
2019年も気づけば12月。
年越しはもちろん、遊戯王プレイヤー的には2020年1月のリミットレギュレーション改訂が気になってそわそわし始める時期ですね…!
毎回不安視される《水晶機巧-ハリファイバー》の扱いや、制限緩和されるカードも気になりますね。
というわけで全3回で、2019年の遊戯王OCGカードを簡単に振り返ると同時に、次回リミットレギュレーションの予想をしていきます!
※新規カード発表の情報更新により回数変更の恐れあり
第1回の今回は、2019年上半期に発売したカードを振り返ってみます!
改めて振り返ると「え!?あのカードって登場してもうこんなに経つの…」と驚くカードもあるかもしれませんよ…!
2019年上半期の遊戯王を振り返ろう!今年一番愛用したカードは?
1月
1月12日 基本パック「DARK NEOSTROM」発売
遊戯王 遊戯王 ダーク・ネオストーム 未開封 1BOX 【ランクS】 【中古】 価格:3,960円 |
ここ数年すっかりお馴染みになりつつある、年明けすぐのレギュラーパック。
2019年は《ファイアウォール・X・ドラゴン》が表紙のDARK NEOSTROMでした。
このパック、収録内容は中々豪華。
●《サイキック・リフレクター》を始めとした「/バスター」サポート
●《妖醒龍ラルバウール》
●《D-HEROドミネイトガイ》と《フュージョン・デステニー》
●《星杯の神子イヴ》
●《宵星の機神ディンギルス》
●《双穹の騎士アストラム》
●《サイバネット・マイニング》
●《魔鍾洞》
《星杯の神子イヴ》や《双穹の騎士アストラム》など、今でも様々なデッキで見る機会の多い汎用EXデッキのカードや、高価買取表の常連であるサイバース族必須カード《サイバネット・マイニング》が収録されています。
他にも《妖醒龍ラルバウール》は以前の記事でも紹介したように、後に「ドラゴンリンク」において活躍し《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》を禁止に追い込んだとも言われています。
2019年最初のパックにして、プレイヤーに大きな影響を与えたパックでした。
2月
2月9日 スペシャルパック「20th ANNIVERSARY LEGEND COLLECTION」発売
《青眼の究極亜竜》や《マジシャン・オブ・ブラックカオス・MAX》などの原作漫画遊戯王・遊戯王DMキャラをイメージしたカードが多数収録されています。
また、劇場版ボスキャラクターのカードである「Sin」「方界」にも新規カードが与えられ、デッキが強化されました。
個人的には、これまであまりにも並べる手段が少なすぎた《方界胤ヴィジャム》が《方界降世》によってやっと3体並べることが現実的になったのが印象深いパックです。
価格:1,540円 |
基本的にレアリティにこだわりはない(というか反らないために基本ノーマル派)なのですが、《方界降世》の20thシークレットレアはイラスト自体の背景と相まってカッコいいですね。高いですけど。
再録カードは《幽鬼うさぎ》《墓穴の指名者》など一部の汎用カードが好評だった一方、2016年の映画公開時に発売されていたMOVIE PACKとほぼ同じ収録内容に不満の声も多い、文字通り賛否両論な内容でした。
2月23日 デッキビルドパック「インフィニティ・チェイサーズ」発売
【即日出荷】遊戯王OCG デュエルモンスターズ デッキビルドパック インフィニティ・チェイサーズ 1128【ネコポス不可:宅配便のみ対応】 価格:2,098円 |
「呪眼」「ウィッチクラフト」「無限起動」の3テーマが収録されたデッキビルドパック。
初日の時点で《ウィッチクラフト・クリエイション》と《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》以外に高額シングルカードが殆ど存在していなかった記憶があります。
3テーマが3テーマとも癖が強すぎるなあ…と、当時は僕自身も購入を控えました。
《No.60 刻不知のデュガレス》や《ガガガガマジシャン》の登場で《無限軌道要塞メガトンゲイル》がかなり出しやすくなった今、「無限起動」をテーマ単位で振り返って使ってみるのも面白そうですね。
3月
3月9日 PREMIUM PACK2019 一般発売
新品 即日発送分 遊戯王OCG PREMIUM PACK 2019 BOX10パック入り 価格:2,330円 |
2018年末のジャンプフェスタで先行販売されていたPREMIUM PACK2019が例年通り3月に一般販売開始。
その汎用性や《クリッター》《神樹のパラディオン》を活用した《水晶機巧-ハリファイバー》へのアクセス簡略化で注目されていた《転生炎獣アルミラージ》が市場に出回り始めました。
前回記事で紹介したデッキの核とした《バイバイダメージ》の他、《エクシーズ・スライドルフィン》と併用するとP召喚した場合でも効果の使える《ダーク・アンセリオン・ドラゴン》などの「一癖あるけどハマると強いカード」も複数収録されている面白いパックです。
3月9日 ストラクチャ―デッキR ロード・オブ・マジシャン発売
遊戯王OCG デュエルモンスターズ ストラクチャーデッキR -ロード・オブ・マジシャン- 価格:880円 |
PREMIUM PACK2019の一般販売と同日、ストラクチャ―デッキRも発売しました。
《サーヴァント・オブ・エンディミオン》を始めとする新規収録されたカードによって「エンディミオン」は大会結果にも名を残す強力なP召喚テーマになりました。
大会常連のデッキタイプとは異なりますが《魔法都市エンディミオン》を活用する、旧ストラク時代からの【エンディミオン】も大幅に強化され、魔力カウンターが乗るペースがかなり早くなり、《神聖魔導王エンディミオン》で魔法カードを連続回収することも夢じゃなくなりました。
3月23日 STARTER DECK(2019)発売
遊戯王 遊戯王 スターターデッキ 2019 未開封 【ランクS】 【中古】 価格:700円 |
《デコード・トーカー・エクステンド》を表紙とする遊戯王VRAINS最後のスターターデッキ。
中身については、正直《サンダー・ボルト》が新規フォーマットで再録されている…以上のメリットが限りなく薄く、良くも悪くもいつもの遊戯王のスターターデッキでした。
4月
4月13日 基本パック「RISING RAMPAGE」発売
【中古】トレカ(遊戯王) 【ボックス】遊戯王OCG デュエルモンスターズ RISING RAMPAGE 価格:3,430円 |
《ヴァレルロード・X・ドラゴン》が表紙を飾った、2019年のレギュラーパック2つ目「RISING RAMPAGE」。
目立った収録内容はと言えば……
●《召命の神弓-アポロウーサ》
●「天威」
●「シムルグ」テーマ化
●「フォーチュンレディ」強化
●「妖仙獣」強化
●《レプティレス・ヒドラ》
●《機巧蛇-叢雲遠呂智》
「天威」「シムルグ」「レプティレス」と、リンクヴレインズパック3でごり押しテコ入れ強化されたテーマが3つも収録されています。
「このパックの収録枠だけでは強化しきれなかった」のか……
「ユーザーから好評だったからLVP3で強化された」のか……気になるところですね。
《機巧蛇-叢雲遠呂智》も登場当初は微妙な評価を受けていましたが、後に登場する《トポロジック・ゼロヴォロス》の効果トリガーを踏む【叢雲ゼロヴォロス】なるデッキタイプや昔懐かしの《紅蓮魔獣ダ・イーザ》による高打点の生成などで活躍しました。
個人的なこのパックでのイチオシカードは《リンクメイル・デーモン》。
L4 闇属性【悪魔族/リンク/効果】
ATK 2800
マーカー:左・左上・左下・右下
儀式・融合・S・Xモンスターのいずれかを含むモンスター2体以上
①:このカードが特殊召喚に成功した場合、自分のフィールド・墓地の儀式・融合・S・Xモンスター1体を対象として発動できる。
相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力はターン終了時まで対象のモンスターの攻撃力分ダウンする。
②:EXデッキから特殊召喚された自分フィールドのモンスターは相手モンスターの効果の対象にならない。
③:このカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに自分の墓地の儀式・融合・S・Xモンスター1体を除外できる。
そのリンク条件から《双穹の騎士アストラム》と比較され過小評価されがちなモンスターですが、儀式・融合・S・XモンスターであればEXデッキから特殊召喚されてなくてもいいという点で差別化ができます。
《彼岸の悪鬼ガトルホッグ》によって《彼岸の旅人ダンテ》を墓地から何度も特殊召喚するデッキや、《ゼラの天使》をなんども除外ゾーンから特殊召喚するようなデッキでは全体の攻撃力を下げて一気に攻め込むフィニッシャーとしての採用が検討できます。
過去に紹介したデッキの通り、僕は墓地リソースを使いまわすデッキタイプが好きなので、「EXデッキから特殊召喚されたモンスター」よりはこちらの方が満たしやすい召喚条件だと感じています。
EXデッキの枠不足でこれまで一度も採用できていないんですけどね……
5月
5月18日 COLLECTION PACK 革命の決闘者編 発売
【特価】遊戯王OCG デュエルモンスターズ COLLECTION PACK 革命の決闘者編 15パック入BOX 価格:1,230円 |
HEROデッキの展開パターンに文字通り革命を起こした《V・HERO ファリス》や、5D's当時から熱望されていた《TG ギア・ゾンビ》《TG ドリル・フィッシュ》のカード化など、収録内容が盛り上がったパックでした。
ホログラフィック加工の《F・G・D》はイラスト違いで収録されるなど、新しい試みも見られ面白かったですね。
《No.97 龍影神ドラッグラビオン》の登場によって《No.100 ヌメロン・ドラゴン》がロマンカードからワンキル要員になってしまったのは、出しやすくなったことを喜ぶべきか微妙なラインですが…
6月
6月8日 デュエリストパック-レジェンドデュエリスト編5-発売
【中古】トレカ(遊戯王) 【ボックス】遊戯王OCGデュエルモンスターズ デュエリストパック -レジェンドデュエリスト編5-【エントリーでポイント10倍!(12月スーパーSALE限定)】 価格:2,240円 |
ライバルキャラ⇒ヒロインキャラに続いて、獏良、覇王十代を始めとした歴代ヒールキャラの使用カードをまとめたレジェンドデュエリスト編5。
《抹殺の邪悪霊》《怨念の邪悪霊》《ダーク・オカルティズム》が《カース・ネクロフィア》《ダーク・ネクロフィア》の関連だけでなく、汎用的な☆8悪魔族のサポートカードになったのはデッキ構築の幅が広がる良い収録でした。
しかし、《太陽龍インティ》《月影龍クイラ》のサポートに与えられた「効果を発動”するターン”SモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない」制約や、
ZEXAL放送中の2013年に登場した《紋章獣アンフィスバエナ》相当の展開能力しかもたない《ギミックパペット・ビスクドール》など、収録テーマの強化の仕方に偏りがあるように感じるパックです。
6月22日 ストラクチャーデッキ リボルバー発売
遊戯王OCG デュエルモンスターズ ストラクチャーデッキ リボルバー 価格:1,202円 |
2018年末に出た「ストラクチャ―デッキ ソウルバーナー」に続くキャラクターストラク。
「《クイック・リボルブ》でデッキから特殊召喚できるレベル4チューナー」とステータスだけで既に強いのに効果まで強い《ヴァレット・トレーサー》、除外に応じた攻撃力上昇&フィールドリセット効果を持つ《トポロジック・ゼロヴォロス》など新規収録内容は強力なカードばかりでした。
過去記事で紹介した《武神姫-アハシマ》の効果に《アブソルーター・ドラゴン》《エクスプロード・ヴァレット・ドラゴン》を利用するコンボも実際にデッキに仕上げたいところ。
他にも、速攻魔法による融合召喚という点で《クロシープ》との相性が良さそうな《ラピッド・トリガー》《ヴァレルロード・F・ドラゴン》など、優秀なカードだらけのストラクチャ―デッキでした。
(余談)
EXデッキ強化パックの内容を確認しようと、KONAMI公式の商品紹介ページから「ストラクチャ―デッキ リボルバー」の公式データベースのリンクに飛んだら、EXデッキ強化パックの内容はカードリストに含まれていませんでした。
意図するところはわかるんですけど、すごい不便ですねこれ。
(余談終)
2019年上半期発 次回改訂でヤバそうなカードは…
次回リミットレギュレーションで危なそうなカードは、上半期登場カードでは《星杯の神子イヴ》がダントツ1位の印象です。
このタイミングで、調整版効果ともいえる《星鍵士リイヴ》が登場したのはEXデッキからの「星遺物」サーチカードを途絶えさせないための前準備だった…とも見れそうですね。
まとめ
2019年上半期の遊戯王を振り返って、如何でしたか?
汎用カードとして浸透しきっている《妖醒龍ラルバウール》《星杯の神子イヴ》が登場から1年未満であることに驚いたりしてませんか?僕は驚きました。
次回は12月発売予定のカードまで含めた下半期まとめ、その次くらいで制限改訂予想記事ができればいいなぁ…なんて予定をしています!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
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