【遊戯王】2020年1月リミットレギュレーション更新まであと少し!2019年の遊戯王を振り返ろう!【第2回】
2020年1月リミットレギュレーション更新の予習として、2019年に発売した遊戯王カードたちを振り返っていきます!
今回は2019年7月から、現在12月4日時点で収録が確定している12月発売予定のカードまでを見ていきます!
↓2019年上半期(1~6月)を振り返る前回の記事はこちら↓
2019年遊戯王の振り返りも後半戦!ちゃんと買ったカード使えてますか?
7月
7月13日 基本パック「CHAOS IMPACT」発売
遊戯王OCG デュエルモンスターズ CHAOS IMPACT (カオス・インパクト) BOX (1箱30パック入り) 新品 トレカ 遊戯王 価格:4,158円 |
7月が始まってすぐ、2019年3つ目のレギュラーパック、「CHAOS IMPACT」が発売されています。
世界大会景品を除けば当時初のリンク5モンスターである《ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード》が表紙を飾っています。
L5 闇属性【サイバース族/リンク/効果】
ATK 3000
マーカー:上・右・下・右下・左下
効果モンスター3体以上
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。自分の墓地のサイバース族モンスターの種類(儀式・融合・S・X)の数だけこのカードにカウンターを置く。
②:このカードの攻撃力はバトルフェイズの間、このカードのカウンターの数×2500アップする。
③:相手がモンスターの効果を発動した時、このカードのカウンターを1つ取り除いて発動できる。その発動を無効にする。この効果をこのカードの攻撃宣言時からダメージステップ終了時までに発動した場合、このカードはもう1度続けて攻撃できる。
《サイバース・マジシャン》《サイバース・クロック・ドラゴン》《サイバース・クアンタム・ドラゴン》で儀式・融合・シンクロを制覇した遊戯王VRAINS2年目の最終エースに相応しい効果でした。
相手の手を1つずつ潰しながら連続攻撃していく攻撃演出は《シューティング・クェーサー・ドラゴン》を彷彿とさせました。
個人的には、OCG化の際にも派手さが衰えることが無かった”デュエル映え”するカードとして使ってみたいところではありますが、
●デッキ内の要素をかなりサイバース族に寄せる必要がある
という2点で中々モチベーションの上がりづらいカードでもあります。
その他収録内容としては
●「剣闘獣」強化
●「アロマージ」強化
●「エヴォルド」強化(?)
● ドラゴン族ランク8(「銀河眼」)強化
●新テーマ「破械」(汎用リンク4《破械雙王神ライゴウ》)
●《I:Pマスカレーナ》
が目を引きますね。
特にイラスト公開時点では「U.A.」新規か?とも言われていた《I:Pマスカレーナ》は
●左下・右下と優秀なリンクマーカーの向き
●リンクモンスターへの効果破壊耐性付与
●相手ターンのリンク召喚効果
●かわいいイラスト
と、これでもかとばかりに要素を詰め込んだ汎用カードでした。
登場後のEXデッキ採用率では、一時期《トロイメア・ケルベロス》《トロイメア・フェニクス》が担っていた「とりあえず出すリンク2」の立ち位置をすっかり奪ったように感じます。
その他個人的なイチオシカードは《創星改帰》です。
【通常罠】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:手札・デッキから「星遺物」モンスター1体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは次のターンのエンドフェイズに破壊される。
デッキから《星遺物-『星鎧』》を特殊召喚することで実質的な「星遺物」カードサーチになる…《星遺物-『星杯』》であれば相手のEXデッキからの特殊召喚への牽制にもなる…など、場に出す手順に一癖必要だった「星遺物」カードが使いやすくなる優秀なカードです。
「星遺物」カードへのアクセスが簡略化されることで《星鍵士リイヴ》のリンク召喚条件(墓地に「星遺物」カードがあること)が満たしやすくなるので、今後より評価の上がるカードになるかと思っています。
通常罠の為、《トラップトリック》《絶対王バック・ジャック》からのアクセスができるのも良いですね。
こう振り返ると、全体的に「派手さはないが優秀なカード」が多く収録されていたパックでした。
8月
8月3日 デッキビルドパック「ミスティック・ファイターズ」発売
遊戯王OCG デュエルモンスターズ デッキビルドパック ミスティック・ファイターズ 15パック入BOX 価格:1,770円 |
「斬機」「王(ジェネレイド)」「ドラゴンメイド」の3テーマが収録されたデッキビルドパック。
デッキビルドパックは毎回世界観の違う3テーマが登場していますが、このパックは特に顕著だったように感じます。
●機械的なカッコよさのある「斬機」
●RPGのボス戦ラッシュを彷彿とさせる「王(ジェネレイド)」
●中世的な雰囲気にファンタジーを掛け合わせた「ドラゴンメイド」
3テーマそれぞれ魅力的なデザインです。
僕自身は特に「王(ジェネレイド)」を愛用しており、《王の舞台》《王の急襲》は各6枚ずつ揃えて複数デッキに使用しています。
テーマ内での使用はもちろん、それぞれのモンスターが属する種族をサポートする効果を持っているのが使いやすくていいですね。
特に《光の王 マルデル》はこれまでアクセスに《アロマセラフィ-ジャスミン》《炎星侯-ホウシン》などの一工夫を要した制限カード《ローンファイア・ブロッサム》を直接デッキからサーチできるので汎用性が高いカードです。
8月31日 「LINK VRAINS DUELIST SET」発売
【エントリーでポイント10倍!(12月スーパーSALE限定)】【中古】トレカ(遊戯王) 遊戯王OCGデュエルモンスターズ LINK VRAINS DUELIST SET 価格:1,490円 |
遊戯王VRAINSの主要キャラクターの新規カードが収録されているスペシャルセット。
《海晶乙女パスカルス》
《剛鬼フィニッシュホールド》
《ダイナレスラー・イグアノドラッカ》
《オルターガイスト・フェイルオーバー》
《ティンダングル・ジレルス》
《コード・エクスポーター》
《プルート・エンフォーサー》
《転生炎獣ブレイズ・ドラゴン》
《ベイオネット・パニッシャー》
10種類の新規カードの中には「剛鬼」「トリックスター」など、主に遊戯王VRAINS1年目の中核を担ったカテゴリも収録されていました。
《ティンダングル・ジレルス》、効果は優秀ですが、2年半やったアニメでデュエルシーンが殆どなかった「ティンダングル」が主要キャラのテーマとして収録されてしまうあたり、VRAINSの未OCGアニメテーマの多さを感じてしまいますね…
今後のコレクターズパック用のストックなのでしょうか…?
デッキを組むうえで必須級のカードではないとはいえ、《転生炎獣ブレイズ・ドラゴン》が「転生炎獣」の特色上同名カードが複数枚必要になる効果をしているのはどうなんでしょうね……
9月
9月14日 EXTRA PACK 2019発売
遊戯王OCG デュエルモンスターズ EXTRA PACK 2019 15パック入BOX 価格:2,190円 |
海外先行カードが来日するEXTRA PACKもすっかり恒例になりました。
※なんと「EXTRA PACK volume1」は2008年発売だそうで、既に10年以上の商品になってしました…
海外登場時から話題になっていた「Danger!」は「未界域」、「Time Shief」は「クロノダイバー」と訳され来日しました。
《魔界発現世行きデスガイド》や《スクラップ・デス・デーモン》などの頃と比べるとカテゴリ名の和訳もかなりカッコよくなりましたね。
「未界域」は一時期《鎖龍蛇-スカルデット》《一撃必殺!居合ドロー》を利用して海外のトーナメントシーンを席巻していたようですが、日本では《鎖龍蛇-スカルデット》が制限カード化しており、代わりに「暗黒界」と混合したデッキタイプが登場しました。
ただしこちらも環境を占めるほどには至らず、数あるデッキタイプの1つに落ち着いたようですね。(現状の遊戯王で活躍しているデッキ数が多いというのもありますが…)
出典がアニメ遊戯王DMである「ワルキューレ」はなぜか海外先行で登場し、今回やっと来日になりました。
《時の女神の悪戯》によって相手ターンをスキップするユニークな効果ばかりが注目されていますが、それぞれのモンスターも個性的で展開力の高い効果を持っているので、改めてテキストを確認すると新しい発見があるかも…?
さらにこのパックを語る上では《原始生命態ニビル》は欠かせません。
星11 光属性【岩石族/特殊召喚/効果】
ATK 3000 / DEF 600
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:相手が5体以上のモンスターの召喚・特殊召喚に成功したターンのメインフェイズに発動できる。自分・相手フィールドの表側表示モンスターを全てリリースし、このカードを手札から特殊召喚する。
その後、相手フィールドに「原始生命態トークン」(岩石族・光・星11・攻/守?)1体を特殊召喚する。このトークンの攻撃力・守備力は、この効果でリリースしたモンスターの元々の攻撃力・守備力をそれぞれ合計した数値になる。この効果は相手ターンでも発動できる。
登場時から大きな話題を呼んでいましたが、来日直前には「相手の特殊召喚したモンスター数を口に出して数えて相手を警戒させよう」などのジョークも頻繁に見かけるくらい話題の中心になっていました。
登場以降、展開パターン例として紹介される動画にも「ニビルケアの可否」が話題にされるなど、プレイヤーの意識に与えた影響はとても大きかったようです。
9月28日 ストラクチャ―デッキR-ウォリアーズ・ストライク-発売
遊戯王OCG デュエルモンスターズ ストラクチャーデッキR -ウォリアーズ・ストライク- コナミ 価格:972円 |
本来デュアルモンスターを扱っていた「ストラクチャ―デッキ-ウォリアーズ・ストライク-がリメイクにあたり「炎属性戦士族」「デュアル」「装備カード」と要素を増やしました。
そのせい、なのかはわかりませんがデッキ単体として使った時の完成度は旧来のストラクチャ―デッキR群と比較すると控えめになっています。
看板カードである《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》を始め、《ラプテノスの超魔剣》《焔聖騎士-ローラン》など個性的で優秀なカードが多数収録されているため、所謂「パーツ取り」ストラクとしては優秀なのがせめてもの救いといったところ。
《増殖するG》も再録直後こそシングル価格が下がりましたが、結局持ち直す《灰流うらら》と同じようなコースを辿ったため、新品でデッキを購入しても《増殖するG》を売ると大部分のお金が帰ってくるとかなんとか。
次号Vジャンプ2月号に付録する《焔聖騎士-リナルド》とシナジーするカードも複数収録されていますし、まだ持っていない人は今のうちに買っておいてもいいかもしれません。
10月
10月12日 基本パック「IGNTION ASSALT」発売
関東に台風が直撃する中の発売日だったのは記憶に新しいです。
年内最後のレギュラーパック。このパックで遊戯王OCGは10,000種類を突破し、それを記念した《万物創世龍》がTen Sousand Secret仕様で収録されています。
収録枚数は1カートン内でもかなり絞られていたようで、登場後少し経った頃から各種カードショップが破格の買取価格を発表しSNS上で話題になっていました。
内容としては、前回のレギュラーパックであるCHAOS IMPACTとは逆に新規テーマが多いパックでした。
●新テーマ「@イグニスター」
●新テーマ「戦華」
●新テーマ「メガリス」
●「カラクリ」強化
●「王(ジェネレイド)」強化
●「クロノダイバー」強化
●《ライトニング・ストーム》
●《グラビティ・コントローラー》
●《機巧蹄-天迦久御雷》
↓登場時の考察記事↓
新テーマの合間に個性的で面白いカードが多く収録されていたのもこのパックの特徴と言えます。
●《アンデットワールド》下では相手の墓地まで利用してしまう《ジャック・ア・ボーラン》
●墓地からX素材の代用カードになる《達磨落師》
●儀式・融合・S・Xそれぞれに対応する《クロシープ》
●既存カードとの共存利用が面白い《執愛のウヴァループ》
●装備魔法の強力サポート《アームズ・コール》
どんどん新カードが発売されていく中ですが、まだ研究し足りないカードがありすぎて困るくらいです。
皆さんももう1度カードリストに目を通してみるとデッキに役立つ発見があるかもしれませんよ。
11月
11月12日 デュエリストパック-レジェンドデュエリスト編6-発売
レジェンドデュエリスト編シリーズもついに「主人公」がテーマになり、歴代のアニメ主人公が使用したカテゴリ・カードが強化されました。
特に「ブラック・マジシャン」は何度目かわからない強化になりました。
●デッキトップ操作&大量ドローを可能にする《魂のしもべ》
●ドロー効果に名称制限がない《超魔導師-ブラック・マジシャンズ》
などなど…もうやりたい放題です。あと何ができないんでしょうね。
GXの主人公、結城十代が使用した「E・HERO」に与えられた新規カードは、打点アップ《ミラクル・フュージョン》専用サーチも兼ねる《E・HERO サンライザー》。
噂によるとこのカードの登場で「HERO」デッキは《原始生命態ニビル》に盤面を一掃された後でも8,000ワンショット可能な打点を準備できるパターンもあるとか。
《ジェネレーション・ネクスト》《フェイバリット・ヒーロー》はアニメGXのオープニング映像をオマージュしたイラストになっているらしく、新規発表の度にアニメファンから歓声が上がっていました。
他にも、《オノマト連携》で指定されたカテゴリ指定を強引に抜けてきた《スバババンチョー-GC(ガガガコート)-》《ドドドドワーフ-GG(ゴゴゴグローブ)-》や、劇中の「アクションデュエル」を疑似的に再現できる《スマイル・アクション》など、アニメ色を残しながら面白いデザインに仕上がっている新規カードばかりで優秀なパックです。
殆どのカードで劇中再現度が高いだけに、劇中のサテライト=下層差別地域とはまるで関係ないサテライト=衛星をモチーフにした《サテライト・シンクロン》《サテライト・ウォリアー》が変な面白さを生んでしまっているのがお気に入りのパックです。
11月23日 LINK VRAINS PACK 3発売
遊戯王OCG デュエルモンスターズ LINK VRAINS PACK 3 15パック入BOX 価格:2,220円 |
●《水晶機巧-ハリファイバー》
●《混沌の戦士カオス・ソルジャー》
などなど、様々なデッキを強化するリンクモンスターを送り出してきたLINK VRAINS PACKシリーズの第3弾。
発売から1週間強ですが、特に話題となっているのは《幻獣機アウローラドン》。
L3 風属性【機械族/リンク/効果】
ATK 2100
マーカー:左・下・右下
機械族モンスター2体以上
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。自分フィールドに「幻獣機トークン」(機械族・風・星3・攻/守 0)3体を特殊召喚する。このターン、自分はリンク召喚できない。
②:1ターンに1度、自分フィールドのモンスターを3体までリリースして発動できる。リリースしたモンスターの数によって以下の効果を適用する。
●1体:フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
●2体:デッキから「幻獣機」モンスター1体を特殊召喚する。
●3体:自分の墓地から罠カード1枚を選んで手札に加える。
《ブンボーグ003》から《ブンボーグ001》を特殊召喚し、2体で《水晶機巧-ハリファイバー》をリンク召喚。
《水晶機巧-ハリファイバー》の効果で2体目の《ブンボーグ001》を特殊召喚し《水晶機巧-ハリファイバー》と《ブンボーグ001》で《幻獣機アウローラドン》をリンク召喚。
《幻獣機アウローラドン》のリンク召喚成功時の効果で幻獣機トークンが3体特殊召喚されることで墓地に存在する2体の《ブンボーグ001》がそれぞれ特殊召喚され、連続展開するパターンが発見されています。
この展開パターンの登場で、これまで使われることの少なかった《幻獣機コルトウィング》が注目されているようです。
現時点では《水晶機巧-ハリファイバー》《聖騎士の追想 イゾルデ》ほど多様なデッキに採用される活躍を見せているカードはありませんが、今後の流行に注目です。
12月
12月7日 ストラクチャーデッキ-リバース・オブ・シャドール-発売(予定)
【代引不可】[予約:12/7]遊戯王OCG デュエルモンスターズ ストラクチャーデッキ リバース・オブ・シャドール 価格:1,320円 |
いよいよ今週末に迫った「シャドール」のストラク。
過去にトーナメントシーン上位に上り詰めたテーマだけに期待されていますが、新規カードを見る限り復権は難しそうな印象を受けます。
《原始生命態ニビル》の登場以降、環境全体が若干低速化している現状が追い風になってくれるのか、発売後の大会結果が楽しみですね。
↓新規登場カードは過去記事で特集しています↓
12月21日 「LEGENDARY GOLD BOX」発売(予定)
【12月発売予定】 遊戯王OCG デュエルモンスターズ LEGENDARY GOLD BOX 【レジェンダリー・ゴールド・ボックス】 価格:3,520円 |
デュエリストパック-レジェンドデュエリスト編6-同様、アニメ主人公をテーマにした新規カードが各アニメごと、計6種類登場します。
特に注目されているカードは、やはり根強い人気を誇る遊戯王DMと遊戯王GXのカードでしょうか。
《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》
星8 闇属性【魔法使い族/融合/効果】
ATK 3000 / DEF 2500
「ブラック・マジシャン」+「真紅眼の黒竜」またはドラゴン族の効果モンスター
①:このカードは効果の対象にならず、効果では破壊されない。
②:自分メインフェイズに発動できる。相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊し、その元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。この効果は1ターン中に、このカードの融合素材とした通常モンスターの数まで使用できる。
③:1ターンに1度、魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、手札を1枚捨てて発動できる。その発動を無効にして破壊し、このカードの攻撃力を1000アップする。
●効果対象にならない
●効果では破壊されない
●相手モンスターを破壊し、攻撃力分のバーンダメージ
●魔法・罠・モンスター効果を無効にし攻撃力を1,000アップ(永続上昇)
端から端まで強い効果しか書いていない驚異のモンスター。
発売前の今は《真紅眼融合》によってこのモンスターがデッキ融合可能かに注目が集まっています。
仮に《真紅眼融合》によって融合召喚可能な場合、《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》の効果によって《真紅眼融合》をコピーすることで融合召喚できることになり、融合素材を1枚ずつでも投入しておけば、ほぼ全てのデッキで簡単に場に出せてしまう事になりますが……
《E・HERO ネオス・クルーガー》
星9 光属性【魔法使い族/融合/効果】
ATK 3000 / DEF 2500
「E・HERO ネオス」+「ユベル」
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算前に発動できる。その相手モンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える。
②:表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合、または戦闘で破壊された場合に発動できる。手札・デッキから「ネオス・ワイズマン」1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
「韓国版PREMIUM PACKに収録されている《ネオス・ワイズマン》はエラーで融合モンスターになっている(※アニメでは融合モンスター)」
なんてジョークを言い続けていたら、本当に融合モンスターにリメイク(派生強化?)されてしまった《ネオス・ワイズマン》。
戦闘を行った相手モンスターの守備力分LPを回復する効果は無くなっていますが、そもそも守備力を持たないリンクモンスターが存在している現状では、単純に「出しやすくなった《ネオス・ワイズマン》」として見ることができそうです。
戦闘破壊耐性はありませんが、相手の効果・戦闘で破壊された場合に本物(?)の《ネオス・ワイズマン》を召喚条件を無視して特殊召喚できるので、使う上での影響はあまり無さそう。
この他にも
●《シューティング・スター・ドラゴン・TG-EX》
●《未来龍皇ホープ》
●《覇王黒龍オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン・オーバーロード》
●《デコード・トーカー・ヒートソウル》
が収録されます。
どれも強力かつ面白い効果で、発売が楽しみなカードたちです。
12月21日 PREMIUM PACK2020 先行発売(予定)
ジャンプフェスタ物販で例年通り先行販売が予定されています。
現在判明しているカードはそれぞれ、過去にVジャンプ誌上で連載されていた漫画遊戯王作品で登場し、OCG化されていなかったカードです。
まだまだ未判明の収録枠はたくさん残されているので、手元に漫画がある人は読み直しながら収録カードの予想をしてみてはいかがでしょう。
12月21日 《焔聖騎士-リナルド》付属 Vジャンプ2月号発売(予定)
Vジャンプ 2020年2月号 【付録カード】 遊戯王「焔聖騎士―リナルド」[本/雑誌] (雑誌) / 集英社 価格:580円 |
先日テキストが公開された《焔聖騎士-リナルド》。
星1 炎属性【戦士族/効果】
ATK 500 / DEF 200
このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに戦士族・炎属性モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。この方法で特殊召喚したこのカードはチューナーとして扱う。
②:このカードが特殊召喚に成功した場合、自分の墓地のカード及び除外されている自分のカードの中から、「焔聖騎士-リナルド」以外の戦士族・炎属性モンスター1体または装備魔法カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。
《聖騎士の追想 イゾルデ》から任意の装備魔法を1枚墓地へ送ることでデッキから特殊召喚。
《焔聖騎士-リナルド》自身を《リンクリボー》などの適当なリンクモンスターにすることで効果を発動し、《聖騎士の追想 イゾルデ》の効果によって墓地へ送った装備魔法をそのまま手札に拾うことの出来る強力な装備魔法カードサポートです。
《V・HERO ヴァイオン》から《D-HERO ディアボリックガイ》を展開し《聖騎士の追想 イゾルデ》をリンク召喚した場合、このカードで回収する装備魔法を《フェイバリット・ヒーロー》にして《D-HERO ディアボリックガイ》に装備することでフィールド魔法をデッキから直接発動できます。
このカードの登場で、《V・HERO ヴァイオン》やそれにつながる《E・HERO エアーマン》《ヒーローアライブ》の価値もグングン上がっていくように感じます。
2019年下半期発 次回改訂でヤバそうなカードは…
次回リミットレギュレーションで危なそうなカードは、下半期登場カードでは存在しないように感じました。
展開ルートがまだまだ開拓途中の《幻獣機アウローラドン》や、《真紅眼融合》の裁定次第では危険な《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》はいますが、1月にすぐ規制されるほどのカードではないでしょう。
2019年発売カードではありませんが、ストラクR発売後以降《焔聖騎士-ローラン》《焔聖騎士-リナルド》との強力なシナジーが見込まれる《聖騎士の追想 イゾルデ》についても心配する声が多数みられます。
ですが、カテゴリ名に「焔”聖騎士”」とついているカードである以上、《聖騎士の追想 イゾルデ》で使用することは想定されたカードデザインではないでしょうか?
今回の制限改訂では規制は無い、あったとしても2体目以降を出されないように《水晶機巧-ハリファイバー》同様の制限カード行き程度ではないか…と考えます。
まとめ
前回の記事と合わせて2019年の遊戯王を振り返り(一部予習)でした!
上半期に比べて、下半期の登場カードはパワーは抑えめ(たまに凄いのがいますが…)ながら、個性的で面白いカードが多かったように感じました。
いよいよ次回は制限改訂予想!
…とはいえ僕自身はトーナメントシーンに直接触れているプレイヤーではないため、直近の大会結果・話題のカード・「そろそろこれ緩和しても良さそう!」などのふわふわ予想記事になる予定です。
お楽しみに!
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