【遊戯王】4月からの新ルール発表!?新マスタールールってなんだったんだよ……
12月21日(土)、今後の遊戯王を大きく左右する新情報が発表されました!
その内容とは……
!?
リンクモンスターに慣れてきたこれまでの3年間とは一体……?
というか少し前の記事で《十二獣ドランシア》の制限緩和に対して「適当に出すとEXモンスターゾーンを埋めちゃう仕様上、禁止になる前ほど強くない」なんて書いたばかりなんですけど……
もう決まった以上、いつまでもグチグチ言ってても仕方がありません!
今回のテーマは「ルール変更で大きく影響を受けるカード」として何体かピックアップしていきましょう!
- 1.期待値減…?《幻創龍ファンタズメイ》
- 2.攻撃力マシマシ!《E・HERO サンライザー》
- 3.要求テクニック上昇…《星遺物の深層》
- 4.ある意味良調整…?《鉄騎龍ティアマトン》
- 5.常にテキストが1つ死んでいる《スーパービークロイド-モビルベース》
- 6.まとめ
- 7.日記
1.期待値減…?《幻創龍ファンタズメイ》
星7 闇属性【ドラゴン族/効果】
ATK 2400 / DEF 1800
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手がリンクモンスターの特殊召喚に成功した場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。その後、自分は相手フィールドのリンクモンスターの数+1枚をデッキからドローし、相手フィールドのリンクモンスターの数だけ自分の手札を選んでデッキに戻す。
②:自分フィールドのモンスターを対象とする相手の魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、手札を1枚捨てて発動できる。その発動を無効にし破壊する。
相手リンクモンスターの特殊召喚と、フィールド上の数を参照する《幻創龍ファンタズメイ》は多少使いづらくなってしまうでしょう。
ペンデュラム主体デッキや「転生炎獣」や「コード・トーカー」のようなリンクモンスター中心テーマでもない限り、おそらくEXデッキのリンクモンスターの採用率は減っていくと考えられます。
《聖騎士の追想 イゾルデ》や《水晶機巧-ハリファイバー》のようなカードは依然使われ続けると思いますが、出てくるとしたら1ターン目。
その特殊召喚に反応することを前提にすると、《幻創龍ファンタズメイ》は初手で握らないと腐る確率が高いカードになってしまい……運用が難しそうです。
4月以降の新カードで《クロシープ》のようなリンク先を参照する面白い効果を持つカードが大量に出てリンクモンスター需要が衰えないことを祈りましょう!
2.攻撃力マシマシ!《E・HERO サンライザー》
星7 光属性【戦士族/融合/効果】
ATK 2500 / DEF 1200
属性が異なる「HERO」モンスター×2
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「ミラクル・フュージョン」1枚を手札に加える。
②:自分フィールドのモンスターの攻撃力は、自分フィールドのモンスターの属性の種類×200アップする。
③:このカード以外の自分の「HERO」モンスターが戦闘を行う攻撃宣言時に、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
自身の効果でサーチした《ミラクル・フュージョン》がリンク先を考慮せずに即発動可能になってしまいました。
《E・HERO オネスティネオス》によって突然攻撃力を引き上げられる点もあり、現状で既に《原始生命態ニビル》を使われた上で同ターン内にワンショットするルートも存在している「HERO」デッキ。
4月のルール改訂によってはシェア数が増えて一気に環境上位に躍り出る可能性もあるかもしれません…!
3.要求テクニック上昇…《星遺物の深層》
【永続罠】
①:このカードの発動時に、自分の墓地のレベル5以上のモンスター1体を対象にできる。その場合、そのモンスターを特殊召喚する。このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
②:自分フィールドに「ジャックナイツ」モンスターが存在する限り、そのモンスターと同じ縦列で発動した相手モンスターの効果は無効化される。
このカードによって「ジャックナイツ」モンスターを蘇生、またはこのカードが既に場にある状態で《紺碧のジャックナイツ》の効果でメインモンスターゾーンを移動する場合、目安の一つとして「相手リンクモンスターのリンクマーカー先」がありました。
しかしルール改訂後は融合・S・Xはどこに出てくるかわからないため、先手を打つことが若干難しくなってしまいそうです。
効果無効の部分を差し引いても《星杯の巫女イヴ》や《星遺物-星杯》などからサーチしやすい疑似《リビングデッドの呼び声》である時点で強さは保証されているので、極端に使いづらくなるわけではありませんが、要注意の1枚。
4.ある意味良調整…?《鉄騎龍ティアマトン》
星4 闇属性【ドラゴン族/特殊召喚/効果】
ATK 2000 / DEF 0
このカードは通常召喚できず、このカードの①の効果でのみ特殊召喚できる。このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:3枚以上のカードが同じ縦列に存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。この効果は相手ターンでも発動できる。
②:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。このカードと同じ縦列の他のカードを全て破壊する。
③:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカードと同じ縦列の使用していないゾーンは使用できない。
自分が使用していないEXモンスターゾーンと同じ縦列に特殊召喚して相手のEXモンスターゾーンを封じる手段が使えなくなってしまいました…
とはいえ、この戦法は対戦相手のデッキ次第では「詰み」の状態にしてしまう場合もあったので、ある意味では良調整と言えます。
ルール改訂後は、相手が《鉄騎龍ティアマトン》をチラつかせて来た後からは相手のモンスターが既に存在している縦列にだけ融合・S・Xモンスターを展開していく…なんて戦い方をしていくのも、読み合いの一環として面白いかもしれません。
5.常にテキストが1つ死んでいる《スーパービークロイド-モビルベース》
星10 地属性【機械族/融合/効果】
ATK 0 / DEF 5000
「ロイド」融合モンスター+「ロイド」モンスター
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力以下の攻撃力を持つ「ロイド」モンスター1体をデッキ・EXデッキから特殊召喚する。
②:自分・相手のエンドフェイズにこのカード以外の自分のメインモンスターゾーンの「ロイド」モンスター1体を対象として発動できる。その自分のモンスターを持ち主の手札に戻し、このカードの位置をそのモンスターゾーンに移動する。
新マスタールールによってEXモンスターゾーンが新設された直後に、融合モンスターを複数展開するための①効果を引っ提げて登場したことでバカにされまくった《スーパービークロイド-モビルベース》もルール改訂で救済です。
しかしこうなると、今度は逆に②効果がフィールド上を反復横跳びするだけの面白効果になってしまいます。
「ロイド」モンスターには当然「SR(スピードロイド)」も含まれるため、《SR-ベイゴマックス》など、フィールドに出た時の効果が強いカードを戻す、という用途では効果が活用できるかもしれません。
融合素材が不便すぎる、常にテキストの片方が怪しげな性能になってしまう、《メガロイド都市》を前提にデザインされたせいで本人だけでは攻撃性能がない、と三重苦を背負った《スーパービークロイド-モビルベース》を誰か救ってあげてください…!
6.まとめ
今回は6枚のカードを紹介しましたが、これ以外にもまだまだ影響を受けるカード、使い道を考えたくなるカードはたくさんあります!
遊戯王カードwikiの「カードの位置」ページを見てみるのも面白いですよ。
予想もしなかった変なカードに出会ってデッキ作りが始まるかもしれません。
7.日記
零龍速攻がヤバい
ミッツァイルの殿堂入りが発表されて、「ゲームスピードもちょっと落ちて4-5キルくらいになるだろうし…」なんて大会参加も考えていたら2ターンキル安定のバケモンが出ちゃいましたね。
やっぱり対抗策としては《めっちゃ!デンヂャラスG3/ケッシング・ゼロ》で《零龍》の効果を消してルール勝利に持ち込むしかないのかな……嫌だな……
パッケージであれだけ煽ってる割に《零龍》に対する有効打を持ち合わせていない《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》と《ジョギラゴン・アバレガン》君たちは早く同じパックに再録された《龍の極限 ドギラゴールデン》先輩のラスボスメタ性能を見習ってきてほしい。
まぁ彼アニメでメタ効果を掻い潜られたんですけどね。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
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