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【遊戯王】新カード《悪魔嬢マリス》登場!《幻獣機アウローラドン》との性能比較!

 

1月11日(土)発売レギュラーパック「ETERNITY CODE」の新規カード《悪魔嬢マリス》が公開されました!

 

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《闇黒の魔王 ディアボロス》のストラクチャ―デッキRで登場した《悪魔嬢リリス》を意識したデザインになっており、あちらがデッキから通常罠に触るのに対して、こちらは墓地・除外ゾーンの罠に触っていきます。

 

さて、墓地からの罠回収と言えば、先日《幻獣機アウローラドンが登場したばかりです。

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L3 風属性【機械族/リンク/効果】

ATK 2100

機械族モンスター2体以上
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。自分フィールドに「幻獣機トークン」(機械族・風・星3・攻/守0)3体を特殊召喚する。このターン、自分はリンク召喚できない。

②:1ターンに1度、自分フィールドのモンスターを3体までリリースして発動できる。リリースしたモンスターの数によって以下の効果を適用する。

●1体:フィールドのカード1枚を選んで破壊する。

●2体:デッキから「幻獣機」モンスター1体を特殊召喚する。

●3体:自分の墓地から罠カード1枚を選んで手札に加える。

 

コストとなるモンスター数は自身を含む2体リリースで済む《悪魔嬢マリス》の方が少なく見えます。

 

しかし、《幻獣機アウローラドンは自身効果でトークンを3体特殊召喚できるうえ《水晶機巧-ハリファイバー》からリンク召喚できるため、こちらも実質コストは2体リリースと言えるでしょう。

 

ではその他の点では、どちらに優位性があるのか?

 

2体の能力を比較してみました!

 

 

 

1.《悪魔嬢マリス》の詳細テキスト

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星3 闇属性【悪魔族/効果】

ATK 1000 / DEF 1000

このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドのモンスター2体をリリースし、自分の墓地のカード及び除外されている自分のカードの中から、通常罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたカードはフィールドから離れた場合に持ち主のデッキの一番下に戻る。この効果は相手ターンでも発動できる。

 

モンスター2体をコストに墓地・除外ゾーンの通常罠カードを再セットする効果。

 

《闇黒世界-シャドウディストピア-》で相手のモンスターを身代りにできるのは1体のみであるため、最低でも自分のモンスター1体(《悪魔嬢マリス》自身も可)は必要になるところが《悪魔嬢リリスと違うので要注意です。

 

 

2.《幻獣機アウローラドンとの比較!

 

さて、テキスト確認もしたところで冒頭の話題に戻し、《幻獣機アウローラドン》との比較をしていきます。

 

1:触れるカードの場所

《悪魔嬢マリス》    :墓地・除外ゾーン

《幻獣機アウローラドン:墓地

 

この点では明確に《悪魔嬢マリス》優位です。

 

優位点である除外ゾーンの罠に触れられる点については後の項で解説します。

 

2:触れるカードの種類

《悪魔嬢マリス》    :通常罠

《幻獣機アウローラドン:罠カードなら何でも

 

対してこちらは《幻獣機アウローラドン優位。

 

永続罠はブービートラップE》で間接的に通常罠から触ることも可能ですが、デッキスロットを余計に割かなくても良い、状況に応じて選べる選択肢が広いのは、最初から罠全てに触れる《幻獣機アウローラドンのメリットです。

 

3:アクセス手段

《悪魔嬢マリス》    :《彼岸の悪鬼 スカラマリオン》を始めとした悪魔族サポート

《幻獣機アウローラドン《水晶機巧-ハリファイバー》へのアクセス手段すべて

 

こちらは五分五分でしょうか。

 

《悪魔嬢マリス》《悪魔嬢リリスをサポートできる既存のカードほぼすべてがそのまま流用できる上、ステータスがATK 1000 / DEF 1000のため、《クリッター》《黒き森のウィッチ》両方に対応しています。

 

メインデッキのカードであるためデッキ構築に与える影響が大きい、という《幻獣機アウローラドンに比してのデメリットも、《同胞の絆》が強く使える、というメリットに変わります。

 

《悪魔嬢リリス+《同胞の絆》が強いのはいまさら言うまでもありませんが、今後はそこで展開した《クリッター》を《悪魔嬢リリス》のコストにした際のサーチ先として《悪魔嬢マリス》を持ってくるという選択肢が生まれます。

 

逆に《悪魔嬢マリス》を起点に《同胞の絆》を使って《悪魔嬢リリス》《クリッター》に触る、という選択肢もありですね。

 

一方の《幻獣機アウローラドンは、アクセス手段の豊富さが強みです。

 

冒頭にも書いたように《水晶機巧-ハリファイバー》から機械族チューナーを呼ぶことでリンク召喚できる都合上、《水晶機巧-ハリファイバー》に繋がる「チューナーを含むモンスター2体」になるカードが全てアクセス手段と言えます。

 

ただし、肝心の《水晶機巧-ハリファイバー》制限カードということもあり、そこに依存している脆さもあります。

 

それを置いても、アクセスの容易さとEXデッキに入れておくだけで済む(メインデッキの構築にあまり影響しない)点は使いやすいですね。

 

4.つまり……?

 

ざっくりとした比較ですが、印象としては1勝1敗1分け…つまり、同等の性能であると結論付けたいと思います!

 

もちろんこれは発売前の印象なので、実際に使ってみれば《悪魔嬢リリスのコストが重すぎて手のひらを反すことや、《幻獣機アウローラドン《水晶機巧-ハリファイバー》依存にする脆さでデッキが立ち行かないなど、判断を変えるようなことが発生するかもしれません。

 

そういった比較も含めて「新しいカードを使ってみたい」という意欲が出る良カードでだと思います。

 

それではせっかくなので、《悪魔嬢マリス》で触る意義のあるカードを紹介していきましょう!

 

 

3.《悪魔嬢マリス》で使いたい通常罠コレクション!

 

《トラップトリック》

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【通常罠】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。

①:デッキから「トラップトリック」以外の通常罠カード1枚を除外し、その同名カード1枚をデッキから選んで自分フィールドにセットする。この効果でセットしたカードはセットしたターンでも発動できる。このカードの発動後、ターン終了時まで自分は罠カードを1枚しか発動できない。

 

おそらく皆さん最初に思いついたカードがこれのはず。

 

《トラップトリック》で除外したカードを《悪魔嬢マリス》で再セット。

 

再利用した通常罠はデッキに戻るため、もしその通常罠と《トラップトリック》が3枚ずつ入っていれば、もう1度同じように使う…という流れが取れます。

 

《悪魔嬢リリスの効果でデッキから通常罠を3枚選ぶ際に、

1.欲しい通常罠

2.欲しい通常罠

3.《トラップトリック》

と選べば、相手がどれを選ぼうと外れることがありませんね。

 

 

アーティファクトの神智》

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【通常罠】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。

①:デッキから「アーティファクト」モンスター1体を特殊召喚する。

②:このカードが相手によって破壊された場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。

 

単純に「アーティファクト」モンスターを特殊召喚する回数の水増しとして使うもよし、上記の《トラップトリック》と組み合わせてデッキ内のアーティファクトの神智》枚数を途切れさせないままアクセス確率だけを高めてゲームテンポをとりやすくするも良し、使い勝手が向上しそうなカードです。

 

アーティファクト」自体はモンスターが並びづらいので、《悪魔嬢マリス》のリリースコスト捻出に工夫が必要そうですが…

 

 

《エクシーズ・リボーン》

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【通常罠】

①:自分の墓地のXモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚し、このカードを下に重ねてX素材とする。

 

本来《悪魔嬢マリス》で再セットした後に場を離れたらデッキに戻ってしまうのですが、《エクシーズ・リボーン》はカードの効果処理としてX素材になってしまうので(おそらく)その心配はないでしょう。

 

《悪魔嬢マリス》の効果を複数回使える状況が前提にはなりますが、同じXモンスターを何度も何度も使いまわすのも面白いかもしれません。

 

 

《ゴーストリック・リフォーム》

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【通常罠】

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。

①:自分フィールドの「ゴーストリック」フィールド魔法カード1枚を対象として発動できる。そのカードを持ち主の手札に戻す。その後、手札・デッキからフィールド魔法カード1枚を発動できる。

②:墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの「ゴーストリック」Xモンスター1体を対象として発動できる。その自分のモンスターとカード名が異なる「ゴーストリック」Xモンスター1体を、対象のモンスターの上に重ねてX召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。

 

②効果で墓地から除外し《ゴーストリックの駄天使》をX召喚した後に《悪魔嬢マリス》の効果でフィールドに再セットしフィールド魔法張替え効果を使用。

 

場を離れたことによってデッキに戻ってしまいますが、先程X召喚した《ゴーストリックの駄天使》によって手札に回収しなおして、半永久的に使いまわすことができます。

 

果たしてそこまでフィールド魔法を連打して貼り直す必要のあるデッキがどれだけあるかは疑問ですが、動きとしては面白いかもしれません。何かの機会に使ってみたいですね。

 

 

《ライトロードの裁き》

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【通常罠】

①:このカードをデッキの一番上に戻す。

②:このカードが「ライトロード」モンスターの効果でデッキから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「裁きの龍」1体を手札に加える。

 

 

 

こいつ再セットして使ったらどこ行くの? 

 

 

 

 

4.まとめ

 

新カード《悪魔嬢マリス》の紹介でした!

 

ジャック・アトラスのカードや神代凌牙(シャーク)のカードなど、面白く強いカードが次々公開されている次パックETERNITY CODE。

 

いつのまにか発売がすぐそこまで迫っています!

 

新リミットレギュレーションへの対応や新パックカードなど、年明けすぐにデッキの構築が大きく変わることになりそうですね…!?

 

 

5.にっき

 

きょうは とくに ないです 。

 

 

 

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

 

 

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