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【遊戯王】大型シンクロ《飢鰐竜アーケティス》考察!《天穹覇龍ドラゴアセンション》との使い分け!

 

ETERNITY CODE収録、《飢鰐竜アーケティス》について考察していきます!

 

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高レベルのSモンスター、手札枚数に応じた自己強化と、《天穹覇龍ドラゴアセンションを彷彿とさせる効果をしています。

 

こちらは攻撃力変動が永続効果になっている為、S召喚後に手札を減らしてしまうとその分弱体化してしまい、打点に安定性が無いように見えますが……?

 

 

 

 

1.《飢鰐竜アーケティス》の詳細テキスト!

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星9 水属性【魚族/シンクロ/効果】

ATK 1000 / DEF 1000

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。そのS素材としたモンスターの内、チューナー以外のモンスターの数だけ、自分はデッキからドローする。
②:このカードの攻撃力・守備力は自分の手札の数×500アップする。
③:手札を2枚捨て、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。この効果は相手ターンでも発動できる。

  

2.《天穹覇龍ドラゴアセンションとの効果比べ!

 

記事冒頭でも書いた通り、《天穹覇龍ドラゴアセンションとの能力を比較していきます!

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星10 光属性【ドラゴン族/シンクロ/効果】

ATK ? / DEF 3000

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、このカードの攻撃力は自分の手札の数×800ポイントアップする。

フィールド上のこのカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、このカードのシンクロ召喚に使用したシンクロ素材モンスター一組が自分の墓地に揃っていれば、その一組を特殊召喚できる。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。「天穹覇龍ドラゴアセンション」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。

 

手札の数だけ攻撃力アップ!

両者に共通するのは「手札の数だけ自身の攻撃力を上昇する」という部分。

とはいえ参照する数値も攻撃力が上昇するタイミングも異なっています。

 

手札1枚当たりの上昇値

《飢鰐竜アーケティス》    :500

《天穹覇龍ドラゴアセンション:800

 

1枚当たりの上昇値は《天穹覇龍ドラゴアセンションが優位を持っています。

その差はたった300と言えど、遊戯王では主にピンポイントなサーチでデッキを回していくことが多く、他TCGに比べて枚数を稼ぎづらいゲームのため、影響は大きそう。

 

 

上昇タイミング

《飢鰐竜アーケティス》    :永続上昇

《天穹覇龍ドラゴアセンション:S召喚成功時

 

《天穹覇龍ドラゴアセンションはS召喚成功時に効果が発動し、攻撃力はその上昇値で固定になります。

その為、高攻撃力を目指す場合には事前・またはS召喚過程での準備やコンボが半ば必須になりがち。

 

しかし攻撃力が固定されることはメリットでもあり、攻撃力が固定された後であれば手札が0枚になっても攻撃力が維持されるので、《天穹覇龍ドラゴアセンションS召喚後に展開して盤面を補強するという選択肢が生まれます。

 

特に4月以降、新ルール適用後であればメインモンスターゾーンにS召喚してフィールドを自由に使えるため、大きなメリットと考えられます。

 

一方で《飢鰐竜アーケティス》は永続上昇のため、S召喚後にフィールドに維持しておきながらドローカードを使用しサポートする、後出しが可能という強みがあります。

 

特に《増殖するG》とは好相性で、ある程度の攻撃力に達した《飢鰐竜アーケティス》を超えるために相手が特殊召喚を繰り返すほどに手札が増え、攻撃力が上昇していく…というジレンマを相手に押し付けて、展開を抑制することができます。

 

 

攻撃力アップ以外の効果は…?

わかりやすい比較ポイントである攻撃力の次は、両者それぞれの固有効果を見ていきます。

 

《飢鰐竜アーケティス》

●S素材の非チューナーの数だけドロー

●手札を2枚捨ててフィールドのカード破壊(相手ターン発動可)

 

《天穹覇龍ドラゴアセンション

●相手による被破壊時、S素材一組を自分フィールドに蘇生(効果無効)

 

 

固有効果の点では圧倒的に《飢鰐竜アーケティス》優位に見えます。

 

《天穹覇龍ドラゴアセンションの効果も決して弱いわけでは無いのですが、登場した当時と違い、《トロイメア・ユニコーンを筆頭に、どのデッキでも採用しやすい「破械でない除去」が増えたことで相対的に効果のうまみが減ってしまいました。

 

また、前項の攻撃力比較で「1枚当たりの上昇値」という観点で《天穹覇龍ドラゴアセンション優位と書きましたが、《飢鰐竜アーケティス》は自身のS召喚時に手札枚数を補強する効果を持つため、この差はほぼなくなったと思っていいでしょう。

 

《チューニング・サポーター》《クリア・エフェクターなどの「S素材になった時に1ドロー」するモンスターを大量展開しS素材とした場合、《飢鰐竜アーケティス》は実質「S素材の非チューナー数×2枚ドロー」と純粋なドローソースとしてもかなり優秀な部類になります。

 

 

総評

 

《飢鰐竜アーケティス》の勝ち!独断

 

所謂「大型フィニッシャー」としての性能が役割のほぼ10割を占めてしまう《天穹覇龍ドラゴアセンションと違い、適当にS召喚してもドロー効果で損失を補えるのが個人的な高評価ポイントですね。

 

まぁ《天穹覇龍ドラゴアセンションも2013年登場のカードですし、7年も経てばそりゃ相互互換、ないし上位互換カードも出ますよね……7年かぁ……

 

今回の記事ではほぼ触れてない《飢鰐竜アーケティス》の手札を2枚捨てる効果も「手札から捨てられた場合」に発動する効果と組み合わせればドンドンとアドバンテージを稼いでいけそうで、楽しそうなカードですね。

 

 

 

3.おわりに

 

ETERNITY CODEの発売まで、あと4日です!

 

正直今回はパック全体としてほしいカードが少ないので購入を迷っています、20thシークレットの特典次第では…まぁ……ってぐらい……

 

 

年末年始に公開されまくった中に触れておきたいカードがまだまだあるので、余裕があれば今週は毎日更新を目指します!

 

 

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

 

 

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