【遊戯王】メガリスに魔法カード登場…!?《メガリス・アンフォームド》を真面目に考えてみた!
ETERNITY CODE、発売を目前にして次々とカードが公開されてきますね。
まるで夏休み最終週の学生のよう。
「ドラゴンメイド」「ウィッチクラフト」「呪眼」などなど、既存各テーマが強化されていく中、メガリスに渡されたのはなんと…魔法カードでした。
これまで儀式魔法が存在せず、儀式モンスターが儀式魔法を内蔵するという特殊なテーマだったメガリス。
てっきり「儀式魔法の存在しない儀式テーマ」がコンセプトだと思っていたので、(速攻魔法とはいえ)儀式召喚する効果を持つ魔法カードが登場したことには驚いています。
というかまぁ、ぶっちゃけテコ入れですよねこれ
メガリスに魔法カードが登場したことに笑い転げたり、いっそ出すなら儀式魔法の方が各種汎用サーチに対応していて良かったなんて愚痴はTwitterの方で済ませたので、ここでは真面目に《メガリス・アンフォームド》に向き合っていきます!
1.《メガリス・アンフォームド》詳細テキスト!

【速攻魔法】
①:以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、フィールドの儀式モンスターの数×500ダウンする。
●レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベルの倍になるように、自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、デッキから「メガリス」儀式モンスター1体を守備表示で儀式召喚する。
2.①効果、使いどころあるの…?
①効果については参照する場所がフィールド上であり、下級儀式モンスター自身を含んだ儀式召喚を連打していくメガリスで活躍できる状況はまぁないでしょう。
魔神儀と合わせ、影霊衣などの単体で強力かつ汎用的効果を持つ儀式モンスターを並べていくデッキでは活躍の場があるかもしれません。
ただそういったデッキにおいて、速攻魔法である《メガリス・アンフォームド》が採用に上がるかは微妙そうですね…
ちなみに誤植でなければ、参照する儀式モンスターは「フィールドの儀式モンスターの数」とあるため、儀式召喚デッキのミラーマッチで使用した場合面白いことになりそうです。
3.②効果、実は革命的?
消費枚数が増えるだけじゃないの…?
デッキ内の儀式モンスターのレベルの2倍になるように手札・フィールドのモンスターをリリースするという、一見すると損失がとんでもないテキスト。
ただよく考えれば、元々儀式召喚をするためには星4の場合ですら…
1:手札から捨てて効果起動する最上級メガリス
2:リリースする手札・フィールドのモンスター(最低1体)
3:召喚したい儀式モンスター
と、最低でも3枚必要としていました。
それが今回の《メガリス・アンフォームド》で星4を出す場合では…
1:手札の《メガリス・アンフォームド》
2:リリースする手札・フィールドのモンスター(最低1体)
なんと、最低枚数で行くと削減されています!
実際には、リリースコストを星4モンスター2体で準備することが多いと思うので、1枚削減or前と変わらない枚数、ということが予想されます。
同じ枚数消費であれば、デッキから好きな儀式モンスターを選べる方が強い気がしてきますね。
なんと「メガリス」名称を持っているんです!
何を当たり前のことを、という感じではあるのですが、実はかなり重要なんです。
メガリス名称を持つ魔法カードということで、《メガリス・ハギト》からサーチができます。
《メガリス・ハギト》

星4 地属性【岩石族/儀式/効果】
ATK 1300 / DEF 2600
「メガリス」カードにより降臨。このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが儀式召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「メガリス」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
②:自分メインフェイズに発動できる。レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、フィールドのこのカードを含む自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、手札から儀式モンスター1体を儀式召喚する。
《メガリス・アンフォームド》は速攻魔法。これもまた当然の話ですが、相手ターンに発動できます。
つまり《メガリス・ハギト》が儀式召喚できれば、(リリースコストさえあれば)相手ターンに《メガリス・ベトール》をデッキから儀式召喚して相手フィールドの複数破壊が狙えます。
《メガリス・ベトール》

星8 地属性【岩石族/儀式/効果】
ATK 1500 / DEF 2600
「メガリス」カードにより降臨。このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードを手札から捨てて発動できる。レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、手札から「メガリス」儀式モンスター1体を儀式召喚する。
②:このカードが儀式召喚に成功した場合、自分の墓地の儀式モンスターの種類の数まで相手フィールドのカードを対象として発動できる。そのカードを破壊する。
※《メガリス・ベトール》を《メガリス・アンフォームド》で出す場合の必要コストは合計レベル16!頑張って調達しよう!
ちなみに《メガリス・ハギト》ですが、メガリス儀式モンスターをサーチする下級儀式モンスター《メガリス・オフィエル》でサーチしてそのまま儀式召喚可能です。
これによって、3体いる下級儀式モンスター《メガリス・オフィエル》《メガリス・ハギト》《メガリス・オク》が全て相手ターンに儀式召喚できるモンスターとして扱うことができるようになりました。
《メガリス・オフィエル》経由の《メガリス・ハギト》は出せるのがメガリス儀式モンスターのみ、《メガリス・オク》はメガリス以外の儀式モンスター可と使い分けもできますね。
以前《クロシープ》のリンク先に各種モンスターを入れ代わりで出していくデッキを紹介しましたが、このデッキではメガリスを運用する頃には、
《ゼラの天使》星8 + 《執愛のウヴァループ》星4 + 《メガリス・ハギト》星4
で綺麗に合計レベルが16になっており、デッキから《メガリス・ベトール》が儀式召喚出来ちゃいます(唐自語)。
4.おわりに(総評)
「メガリスに魔法カードが生まれてしまった」という事実は変わらず面白いのですが、効果は可能性をかなり感じるものでした!
遊戯王wikiのテーマ解説を見るに、メガリスの元ネタから推測するとどうやらまだ1体儀式モンスターが登場する余地は残っているようですが、今回収録になるのでしょうか?楽しみですね。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
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