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【遊戯王】デッキ紹介:採用理由編 「必要」と「あったらいいな」の見極めで考える枚数調整

 

前回に引き続き、《アロメルスの蟲惑魔》を使用したデッキの紹介になります!

 

今回の記事だけでも内容が分かるように書いていきますが、前回の記事もよろしくお願いします。

 

sugar-deck.hatenablog.com

 

さて、今回の記事ではタイトル通り「採用理由編」として各カードを選んだ理由と枚数を紹介していきます!

 

レシピも再掲するので、内容を読む前に、何となく採用理由を予測してみてください!

 

 

 

1.再掲レシピ【誘惑(強制)するアロメルス】

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2.「必要」だから採用しているカード

 

前回記事の「4.デッキの”核”は多種のカードから1つのパターンへ」に書いた4パターンに関わるカードたちの紹介です。

 

《彼岸の黒天使 ケルビーニ》に繋がるカード群

《魔界発現世行きデスガイド》 2枚(準制限カード)

《彼岸の黒天使 ケルビーニ》へのアクセスとして1番の上振れが期待できるカードのため最大枚数(2枚)採用。

 

《彼岸の悪鬼 グラバースニッチ》《彼岸の悪鬼 ガトルホッグ》 各1枚

《魔界発現世行きデスガイド》始動の展開パターンに必須だが、そこでしか役割を持たないため各1枚採用(ガイドは手札からの特殊召喚も可能であるため)

 

《エッジインプ・シザー》 1枚

《彼岸の悪鬼 ガトルホッグ》を素引きした場合に《魔界発現世行きデスガイド》から特殊召喚することで、《彼岸の黒天使 ケルビーニ》+星3モンスターの場を成立させる(展開パターンの補助)。

・効果が名称ターン1、複数枚必要なカードではないため1枚採用。

 

《悪魔の嘆き》 3枚

《彼岸の悪鬼 スカラマリオン》経由で《魔界発現世行きデスガイド》にアクセスできるカード。

《魔界発現世行きデスガイド》以外の展開パターンで盤面を構築した後は相手の墓地メタカードとして機能するため最大枚数採用。

 

「守護竜」展開に繋がるカード群

 

《カーボネドン》 2枚

《星杯の神子イヴ》の素材としてドラゴン族チューナーを調達できる最も優秀なカード。特殊召喚先を《ガード・オブ・フレムベル》《守護竜ユスティア》の2種類採用している為2枚採用。

・素引きした場合は《マスマティシャン》とセットの場合は、《マスマティシャン》効果で《星杯の妖精リース》を落とすことで疑似的に墓地へ送れる。

 

《マスマティシャン》 2枚(準制限カード)

ハイバネーション・ドラゴン》《星杯の妖精リース》の墓地送りなど、展開ルート以外でも仕事ができるカードのため2枚採用。

 

《魂喰いオヴィラプター 1枚(制限カード)

《カーボネドン》を最短で落とせるカード。

《化石調査》と合わせて3枚まで採用できる上、初動パターンに使えなかった場合でも《アロメルスの蟲惑魔》のX素材となれるレベル4として《召喚僧サモンプリースト》から特殊召喚できるため採用。

 

《暗黒竜コラプサーペント》 2枚

《ヴァレット・シンクロン》と組み合わせた《星杯の巫女イヴ》S素材、《ヴァレルロード・F・ドラゴン》融合素材、《守護竜エルピィ》《守護竜ピスティ》リンク素材とメインコンセプト全てに合致するカード。

・相方の《輝白竜ワイパースター》制限カードかつ《輝光竜セイファート》でサーチできるため2枚採用。

 《輝光竜セイファート》《暗黒竜コラプサーペント》《輝白竜ワイパースター》《暗黒竜コラプサーペント》2枚目

 

《輝白竜ワイパースター》 1枚(制限カード)

・相方の《暗黒竜コラプサーペント》が優秀過ぎるため採用。相方だけ売れてるコンビ芸人状態。

 

《輝光竜セイファート》 3枚

《暗黒竜コラプサーペント》へのアクセス。初動の展開パターンの1つ、かつ《守護竜エルピィ》《守護竜ピスティ》特殊召喚しておくと《アロメルスの蟲惑魔》のX素材になれる星4モンスターのため最大枚数採用。

 

《召喚僧サモンプリースト》 1枚

・初動になる《輝光竜セイファート》《魂喰いオヴィラプターどちらにもアクセスできるが、捨てたい魔法が無いため1枚採用。両者の採用枚数水増し感覚。

 

 

展開を強化するカード群

《クイック・リボルブ》 3枚

特殊召喚先にバリエーションを作っている為最大枚数採用。

《星杯の神子イヴ》のS素材になる《ヴァレット・シンクロン》

《彼岸の黒天使 ケルビーニ》の素材にもできる《オートヴァレット・ドラゴン》

・《アロメルスの蟲惑魔》のX素材になれる《ヴァレット・リチャージャー》《ヴァレット・トレーサー》

・「ヴァレット」モンスターは「特殊召喚しやすい各種EXモンスターの素材」「《ヴァレルエンド・ドラゴン》の効果用」としての役割しかないため各1枚。

 

 

《星遺物の守護竜》 2枚

《星杯の神子イヴ》から《プロキシー・F・マジシャン》を絡めて《守護竜エルピィ》を展開する基本の動きでリンクマーカー先を調整するために使用。

・基本的には《星杯の神子イヴ》からサーチするが、このカードへの依存度が高い為「万が一サーチできなかった場合」に2枚採用。

・3枚でないのは複数枚被った時に弱いカードのため。

《星杯の神子イヴ》を出す状況で既に手札に持っていた場合の選択肢として《星遺物を継ぐ者》も1枚採用。

 

 

3.「あったらいいな」で採用した”肉付け”カード

 

デッキの動きに関与するカード群

これらのカードは、《魔界発現世行きデスガイド》を始めとした1枚初動と組み合わせて持っておくことで、デッキ本来の動きに絡めて強く使える、けど必須ではない…ような立ち位置のカードです。

 

《ネメシス・コリドー》 3枚

・初動展開パターンの時に持っていると「特殊召喚しやすい《アロメルスの蟲惑魔》のX素材」として使えるカード。

《魔界発現世行きデスガイド》《魂喰いオヴィラプターパターン 

 ⇒ 《カーボネドン》《星杯の守護竜》 をデッキに戻す。

《輝光竜セイファート》パターン

 ⇒ 《輝光竜セイファート》《輝白竜ワイパースター》 をデッキに戻す。

・素引きでしか手札に加わらないため最大枚数採用。

 

《貪欲な壺》 3枚

・展開ルートだけでEXデッキのモンスターを5枚以上使うので、デッキ全体が長期戦に耐えるように3枚採用。

 

《リボルブート・セクター》 1枚

《クイック・リボルブ》無しで《輝光竜セイファート》1枚から無理やり動く場合、《暗黒竜コラプサーペント》《ストライカー・ドラゴン》の素材とするので採用。

・不利な場面では蘇生効果が活きるが、能動的に効果を使用するわけでは無い為1枚のみ。

 

《冥王結界波》 1枚

《ヴァレルロード・F・ドラゴン》で破壊した相手モンスターを《アロメルスの蟲惑魔》効果で奪うコンセプトの補助。対象耐性、効果破壊耐性を無効化することで、本来奪えない相手の強力モンスターも奪う。

・あくまで後手で活きるカードのため、引けたらいいな程度の1枚採用。

 

《バージェストマ・ディノミスクス》 3枚

《アロメルスの蟲惑魔》は効果で除外したモンスターをも奪うことができるため、《ヴァレルロード・F・ドラゴン》の破壊効果が通らない効果破壊耐性持ちの処理手段として採用。妨害札を散らす理由がない為3枚採用。

 

 

デッキの動きに関与しない”遊び”の部分(各1枚)

ここから登場するカードには、明確にデッキの展開として使う役割はありません。

 

ではなぜ採用してデッキ枚数を増やしているか?

 

それは「自分自身がデッキに飽きないため」です。

 

デッキを尖らせて必要なカードのみで固まり、毎試合確実に同じ動きが達成されるデッキはもちろん素晴らしいと思います。

 

ただ、1日に何回も同じデッキで勝負すると、その日が終わった時点でデッキに飽きてしまうんですよね。下手すればその日のうちに。

 

なので、動きに関与しない余計なカードをあえて入れることで、「いつもの基本ルートにこのカードが加わると想定外の役立ち方をする!」というような状況を作り、自分が1番デッキを楽しめるようにしています。

 

ハイバネーション・ドラゴン》

・召喚、特殊召喚成功した場合に墓地のドラゴン族・闇属性モンスターを手札に回収。

《星遺物の守護竜》《守護竜エルピィ》《守護竜ピスティ》から特殊召喚すれば回収したドラゴン族と共に《ヴァレルロード・F・ドラゴン》の融合素材or《ヴァレルエンド・ドラゴン》のリンク素材の頭数へ

・墓地から除外してドラゴン族・闇属性リンクモンスターを蘇生する効果には、効果無効などが付随しないため《ヴァレルロード・ドラゴン》《ヴァレルエンド・ドラゴン》も蘇生可能。

 

《ノクトビジョン・ドラゴン》

・ドラゴン族・闇属性モンスターの特殊召喚に反応して手札から特殊召喚可能。このカード自身もドラゴン族・闇属性のため《プロキシー・F・マジシャン》を使う《ヴァレルロード・F・ドラゴン》のフィールドからの融合素材として優秀。

 

《妖醒龍ラルバウール》

・展開ルート中で《守護竜エルピィ》から特殊召喚しておくと鉄騎龍ティアマトン》《ヴァレット・リチャージャー》を構えておける。

・上記の場合では基本的には星4の《輝光竜セイファート》特殊召喚して《アロメルスの蟲惑魔》のX素材にするため、余裕がある場合にしかとらない選択肢。

 

鉄騎龍ティアマトン》

《妖醒龍ラルバウール》からサーチ可能かつ《アロメルスの蟲惑魔》の効果トリガーになる。

・4月からの新ルールで相対的な弱体化が予想されるので、メインコンセプトの動きには組み込んでいない。

 

《魔晶龍ジルドラス》

《星遺物の守護竜》を嫌って相手が除去した場合に《バージェストマ・ディノミスクス》を引きずり出して不意打ちの《アロメルスの蟲惑魔》起動を狙う。

《カオス・ベトレイヤー》と共に《永遠の淑女 ベアトリーチェのX素材になる。

 

《悪魔嬢マリス》

《彼岸の悪鬼 スカラマリオン》《魔界発現世行きデスガイド》以外のサーチ先。

《バージェストマ・ディノミスクス》《悪魔の嘆き》を再利用しダメ押しを狙う。

《守護竜エルピィ》《守護竜ピスティ》をリリースすることでドラゴン族しか特殊召喚できない制約を抜ける。

 

《カオス・ベトレイヤー》

《悪魔の嘆き》で落とすことで相手の墓地からのアクションを二重に対策する。

特殊召喚のコストとして、展開で使うドラゴン族・光属性(闇属性)を除外することで《終焉龍 カオス・エンペラー》《ネメシス・コリドー》での回収を可能にする。

 

《クレーンクレーン》

・1枚からリンク2以上を稼ぐカード。素材縛りの緩い《プロキシー・F・マジシャン》《クロシープ》の出力に使用。

・基本の展開パターンで必ず墓地に星3が落ちるため、基本的に初手以外ならいつでも使用可能(のはず)。

 

 

4.ゲームを決めに行くためのEXデッキ

 

ここまでの解説でも何度も《ヴァレルエンド・ドラゴン》《ヴァレルロード・F・ドラゴン》《アロメルスの蟲惑魔》が登場している通り、このデッキのゲームメイクはEXデッキのモンスターが主軸になっています。

 

《星杯の神子イヴ》を経由しての《プロキシー・F・マジシャン》など、殆どのカードは展開ルートに登場しているので、未紹介のカードだけを記載していきます。

 

《鎖龍蛇-スカルデット》

《星遺物の守護竜》による場所移動を使用しないでも《守護竜エルピィ》《守護竜ピスティ》の効果となるリンクマーカー先を準備できるモンスター。

・ドラゴン族のリンクモンスターのため、展開に使用した《守護竜エルピィ》《守護竜ピスティ》の制約を超えてリンク召喚可能。

 

《天球の聖刻印》

《輝光竜セイファート》1枚から《暗黒竜コラプサーペント》《ストライカー・ドラゴン》を使っても展開が伸ばせ無さそうな場合にとりあえず出してエンド。相手を1妨害しながら《妖醒龍ラルバウール》《ヴァレット・トレーサー》を出して次ターン以降につないでいく。

《守護竜エルピィ》《守護竜ピスティ》の制約を超えてリンク召喚可能。

 

《超雷龍サンダー・ドラゴン》

《ネメシス・コリドー》1枚から出せるお手軽制圧カード。

・このカードを使って攻める場合は基本的に《鎖龍蛇-スカルデット》のリンクマーカー先に出す。

 

 

5.おわりに

 

デッキ内、ほぼすべてのカードについて理由を付記してみました。

 

今後皆さんがデッキを作る際のパーツ選定の手助けになることをお祈りしています。

 

今後のデッキ紹介の内容について、「もっとこういうところが知りたい」などの要望あれば、Twitter連携ツイートへのリプお気軽にどうぞ!

 

 

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

 

 

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