しゅがーの(遊戯王)ブログ

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【遊戯王】リミットレギュレーション改訂もうすぐってマジ?

 

つい先日2020年になったばかりと思っていたらもう3月(も2週目)。

 

まだ先の事だと思っていたマスタールール更新・リミットレギュレーション改訂まで一月を切っています。

 

これまでの例に倣えば、リミットレギュレーションは今週末・来週の早いうちには遊戯王.jpで公開されるのではないでしょうか。

 

ルール更新の内容を見越したリミットレギュレーションになるのか?影響のありそうなカードを予想してみたいと思います。

 

 

 

1.大会結果から予想

 

2020年1月~2月末まで、大会結果は多種多様なデッキが結果に名を連ねていました。

 

が、バラけているのはデッキの名前だけ。

 

実態はほぼ《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》一強と言えるでしょう。

 

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星8 闇属性【魔法使い族/融合/効果】

ATK 3000 / DEF 2500

「ブラック・マジシャン」+「真紅眼の黒竜」またはドラゴン族の効果モンスター

①:このカードは効果の対象にならず、効果では破壊されない。

②:自分メインフェイズに発動できる。相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊し、その元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。この効果は1ターン中に、このカードの融合素材とした通常モンスターの数まで使用できる。

③:1ターンに1度、魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、手札を1枚捨てて発動できる。その発動を無効にして破壊し、このカードの攻撃力を1000アップする。

 

遊戯王ARC-Vが放送されていた頃から何度も強化を貰うも、トーナメント入賞上位クラスまでは登れなかった《ブラック・マジシャン》《真紅眼の黒竜”融合素材として”トーナメントシーントップクラスの採用率になるという皮肉な光景が印象的です。

 

登場した12月末から早速猛威を振るうも、早いもので1月中旬には「壊獣」や《超融合》など、強力なモンスターに対するある種お馴染みの解決方法を取られるようになっていました。

 

しかしそれ以降も依然として《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》は高い使用率・入賞率をキープし続けています。なぜか?

 

先程挙げた対策カードへの《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》側の回答として、《儀式魔人リリーサー》クラウソラスの影霊衣》採用型という構築がメジャーになった事が原因と考えられます。

 

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星3 闇属性【悪魔族/効果】

ATK 1200 / DEF 2000

①:儀式召喚を行う場合、その儀式召喚に必要なレベル分のモンスター1体として、墓地のこのカードを除外できる。

②:このカードを使用して儀式召喚したプレイヤーから見て相手は、儀式召喚したそのモンスターがモンスターゾーンに表側表示で存在する限り、モンスターを特殊召喚できない。

 

 これまでも海外の入賞デッキでは度々姿を見かけることがあった《儀式魔人リリーサー》、ついに日本でも大暴れを始めました。

 

なんとこの②効果は《儀式魔人リリーサー》を使用して儀式召喚した儀式モンスターの効果が《スキルドレイン》などの効果無効を受けようと無効にならず、裏側表示にするか、フィールドから除去するかでしか対応できません。

「儀式モンスターの効果」として扱わない為)

 

EXデッキの使用どころか特殊召喚そのものを封じる効果は、せっかく新ルールで使いやすくなるS・X・融合の各種召喚法だけでなく、今後新規の儀式モンスターを出す際にも慎重にならざるを得ません。

 

1枚だけで十分機能するカードであるため、制限・準制限を飛ばして《儀式魔人リリーサー》が無制限⇒禁止になる可能性もあると予想します。

 

 

2.周囲の反応から予想

 

リミットレギュレーション改訂時期が近づくたびに《水晶機巧-ハリファイバー》を心配する声が上がるのは、正直見飽きるくらい「毎回恒例」といっていい光景になりました。

 

特に今回はルール更新で《星杯の神子イヴ》という強力な相方がメインモンスターゾーンにS召喚可能になるということもあり、これまで以上に禁止化を心配する声が多いようにも見えます。

 

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星5 水属性【魔法使い族/シンクロ/効果】

ATK 1800 / DEF 2100

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードをS召喚する場合、自分フィールドの「星杯」通常モンスター1体をチューナーとして扱う事ができる。このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

①:このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「星遺物」カード1枚を手札に加える。

②:S召喚したこのカードが墓地へ送られた場合に発動できる。自分のデッキ・墓地から「星杯の神子イヴ」以外の「星杯」モンスター1体を選んで特殊召喚する。

 

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L2 水属性【機械族/リンク/効果】

ATK 1500

マーカー:右下・左下

チューナーを含むモンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。手札・デッキからレベル3以下のチューナー1体を守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン効果を発動できない。

②:相手のメインフェイズ及びバトルフェイズにフィールドのこのカードを除外して発動できる。EXデッキからSモンスターのチューナー1体をS召喚扱いで特殊召喚する。

《星杯の神子イヴ》を素材に《水晶機巧-ハリファイバー》をリンク召喚することで星杯モンスター+星3以下のチューナーを揃える組み合わせは様々なデッキで使用できる汎用性の高さを誇る。

 

この組み合わせはかつて【ドラゴンリンク】の展開パターンとして使用されていましたが、前項で書いたように、現在のトーナメントシーンはほぼドラグーン1色となっており、《星杯の神子イヴ》は姿を消しています。

 

一方《水晶機巧-ハリファイバー》ですが、ドラグーンが使うのは《捕食植物ヴェルテ・アナコンダだから関係ないんじゃない?と思われがちですが、《儀式魔人リリーサー》を準備するための展開パターンで使用されている為、これまでより採用率は高くなっているようです。

 

いよいよ制限⇒禁止になる可能性も考えられますが、仮に《儀式魔人リリーサー》が禁止になるなら、制限に留まるかも…?

 

 

3.ルール更新に伴う予想

 

4月からのルール更新によって、これまでよりS・X・融合召喚が使いやすくなります。

 

S召喚では《シューティング・クェーサー・ドラゴン》に特化した昔の【ジャンクドッペル】のようなデッキは、《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》を始めとした様々なカードを手に入れています。

 

融合召喚、特に【HERO】デッキはE・HERO サンライザー》が自身の効果によって《ミラクル・フュージョンをサーチでき、融合召喚を連打してくださいと言わんばかり。

 

X召喚のみ、目立って強力なカードは今のところありませんが《十二獣ドランシア》の緩和もあり、これからのリミットレギュレーション改訂・新カードに期待ができます。

 

それらを踏まえて、今回《ユニコールの影霊衣》が無制限に緩和されると予想します。

 

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星4 水属性【魔法使い族/儀式/効果】

ATK 2300 / DEF 1800

「影霊衣」儀式魔法カードにより降臨。このカードは儀式召喚でしか特殊召喚できない。「ユニコールの影霊衣」の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。

①:このカードを手札から捨て、「ユニコールの影霊衣」以外の自分の墓地の「影霊衣」カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。

②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、エクストラデッキから特殊召喚されたフィールドの表側表示モンスターの効果は無効化される。

 

もちろんこの予想も《儀式魔人リリーサー》が禁止されることを勝手に前提にしていますが……

 

リンクマーカーが必要であるというルール下のパワー基準で登場した第10期登場のS・X・融合モンスターたちは、ルール変更により使いやすくなり、相対的に1段階強くなると予想できます。

 

であれば、対抗馬としてEXデッキそれ自体を対策するモンスターも緩和することで、デッキの多様化を生み、1種類のデッキだけが流行するような事態を避けられるのではないか?と考えます。

 

その他にも、ルール変更当時に懸念されていた《TG ハイパー・ライブラリアン》《フォーミュラ・シンクロン》の動向などが気になりますね。

 

 

4.終わりに

  

《儀式魔人リリーサー》が禁止化することを大前提としたようなリミットレギュレーション予想でした。

 

個人的に、儀式デッキを構築する際《儀式魔人リリーサー》を採用しない理由が無くて苦しむことが多かったので、いっそ禁止になってくれれば良いなという私怨が多分に含まれています。

 

《水晶機巧-ハリファイバー》の行方も併せて、今回のリミットレギュレーション改訂が一体どうなるのか、公式の発表が楽しみですね!

 

それでは、また次回の記事でお会いしましょう。

 

 

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