【遊戯王】《神・スライム》、《オベリスクの巨神兵》の姿でまさかのOCG化！？
デュエリストパック－冥闇のデュエリスト編－で登場する新規カードが公開されました！
闇マリクが使用した原作版《メタル・リフレクト・スライム》をイメージした《神・スライム》、プラシドの操るアニメ版《機皇帝ワイゼル∞》を再現した《機皇帝ワイゼル∞ - S・アブソープション》、《人造人間-サイコ・ショッカー》の攻撃名である《電脳エナジーショック》の3枚。
KONAMIさんサイドのセンスにケチをつけるわけではありませんが、《人造人間-サイコ・ショッカー》（または原作でのエスパー絽場を始めとした使用者）に対して†冥闇のデュエリスト編†は名前が勝ちすぎてはいませんか……？
と、話題が逸れました。
今回は3枚の中でもTwitterで話題だった《神・スライム》を特集していきます。
1．神・スライム が あらわれた ！
《神・スライム》
星10 水属性【水族/融合/効果】
ATK 3000 / DEF 3000
水族モンスター＋水属性・レベル１０モンスター
このカードは融合召喚及び以下の方法でのみＥＸデッキから特殊召喚できる。
●自分フィールドの攻撃力０の水族・レベル１０モンスター１体をリリースした場合にＥＸデッキから特殊召喚できる。
①：モンスターをアドバンス召喚する場合、このカードは３体分のリリースにできる。
②：このカードは戦闘では破壊されず、相手は「神・スライム」以外の自分フィールドのモンスターを、攻撃対象に選択できず、効果の対象にもできない。
※OCG化に際し、再生効果はありません
原作で《メタル・リフレクト・スライム》と《ディフェンド・スライム》によって「不死の神スライム」になった事をモチーフに融合モンスターとして登場。…の割には現状《メタル・リフレクト・スライム》しかいない攻撃力0の水族・レベル10モンスターをリリースして特殊召喚と、なんだかチグハグな感じがしますね。
指定された融合素材を使用して融合召喚を行う場合、属性変更なしで使用可能なモンスターはなんと現状7体。
《イビリチュア・ジールギガス》
《ディサイシブの影霊衣》
《ウォーター・ドラゴン・クラスター》
《コイツ》
《時戒神ガブリオン》
《時戒神ザフィオン》
儀式サポートが対応できる《イビリチュア・ジールギガス》《ディサイシブの影霊衣》、単体でも機能する《時戒神ガブリオン》《時戒神ザフィオン》辺りが使いやすそうですね。
出すまでに手間がかかるカードではありますが、 《白闘気双頭神龍（ホワイト・オーラ・バイファムート）》の効果によって特殊召喚できる神龍トークンも水属性・レベル10モンスター。
星10 水属性【魚族/シンクロ/効果】
ATK 3300 / DEF 3000
Sモンスターのチューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
①：自分ターンにこのカードがS召喚に成功した時に発動できる。自分フィールドに「神龍トークン」（魚族・水・星１０・攻３３００／守３０００）１体を守備表示で特殊召喚する。
②：相手ターンに１度、自分フィールドにトークンがない場合に発動できる。自分フィールドに「神龍トークン」１体を特殊召喚する。
③：このカードが相手の効果で破壊され墓地へ送られた場合に、自分フィールドに「神龍トークン」が存在していれば発動できる。このカードを守備表示で特殊召喚する。
S召喚成功時に出たトークンを融合素材にし、相手ターンに②効果を使用して再度神龍トークンを特殊召喚すれば、
攻撃力3000の《神・スライム》
攻撃力3300の《白闘気双頭神龍（ホワイト・オーラ・バイファムート）》
と、それだけでも総攻撃力が8000を超え、さらには《神・スライム》によって耐性まで付与されている状態となり、かなり強力なフィールドになるでしょう。
2．《クロシープ》を強力にサポート！
実は《神・スライム》、《クロシープ》との相性が抜群です。
L2 地属性【獣族/リンク/効果】
ATK 700
マーカー：右下・左下
カード名が異なるモンスター２体
このカード名の効果は１ターンに１度しか使用できない。
①：このカードのリンク先にモンスターが特殊召喚された場合に発動できる。このカードのリンク先のモンスターの種類によって以下の効果を適用する。
●儀式：自分はデッキから２枚ドローし、その後手札を２枚選んで捨てる。
●融合：自分の墓地からレベル４以下のモンスター１体を選んで特殊召喚する。
●S：自分フィールドの全てのモンスターの攻撃力は７００アップする。
●X：相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力は７００ダウンする。
《メタル・リフレクト・スライム》を使用することで、メインデッキに融合素材を入れることなく《クロシープ》の融合モンスターを条件とした蘇生効果を使えるのはもちろん、《神・スライム》自身の②効果によって《クロシープ》が攻撃・効果対象にされなくなります。
これによって、これまで「《クロシープ》を維持して毎ターン〇〇をする」というデッキの懸念点だった「そもそも《クロシープ》のステータスが低く破壊されやすい」という欠点を補うことができます。
前の項で書いたように《白闘気双頭神龍（ホワイト・オーラ・バイファムート）》と組み合わせれば、さらに全体の攻撃力700アップも加わり、オーバーキルと言えるほどの攻撃力が並ぶでしょう。
3．レベル10モンスターと言えば……
戦闘破壊耐性を持つレベル10モンスターということで、先日紹介した《七精の開門》《覚醒の三幻魔》とも好相性。
《メタル・リフレクト・スライム》を使用して特殊召喚した場合、《覚醒の三幻魔》によってその《メタル・リフレクト・スライム》を拾い直すことも出来ます。
また、出張でなく、シンプルに幻魔デッキとして使う場合でも《神炎皇ウリア》の召喚条件を満たす罠カードである《メタル・リフレクト・スライム》から特殊召喚しつつ三幻魔へ耐性を付与することができるので、こちらの面でも好相性と言えます。
遊戯王DM、遊戯王GXのボスキャラカード共演、という点でも派手さが生まれますね。
4．終わりに
《神・スライム》、シンプルながら強力で良いカードです。
融合素材が極端に出張しやすいカードばかりじゃない癖のあるカードばかりなところも、デッキを考え甲斐があって楽しそうです。
周りに耐性を付与するばかりで自身があっさり効果破壊されてしまいそうなので、使う際は《神縛りの塚》を併用して効果破壊も出来ない強力なモンスターにしたいですね。
《神縛りの塚》
【フィールド魔法】
①：フィールドのレベル１０以上のモンスターは効果の対象にならず、効果では破壊されない。
②：フィールドのレベル１０以上のモンスターが戦闘でモンスターを破壊し墓地へ送った場合に発動する。破壊されたモンスターのコントローラーは１０００ダメージを受ける。
③：フィールドのこのカードが効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。デッキから神属性モンスター１体を手札に加える。
まぁ、発売、2か月先なんですけどね。
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