【遊戯王】「教導(ドラグマ)」少数出張早速触ってみました!《教導の聖女エクレシア》が強くてかわいい!
RISE OF THE DUELIST収録テーマ「教導(ドラグマ)」。
丁度調整中だったデッキに使えるかも?と思い、発売後実際に採用、仮組でテストプレイをしてみました。
どのようなデッキか……は今後のお楽しみにして、今回は触ってみた「教導(ドラグマ)」カードの簡単な使用感を紹介していきます。
まだまだデッキとして調整中なので、皆さんの知恵もコメントで頂けると助かります。
1.とりあえず、で行えるアクションが強い。
今回採用したカードは
●《教導の聖女エクレシア》 ×3
●《教導の大神祇官》 ×1
●《教導の騎士フルルドリス》 ×1
●《教導枢機テトラドラグマ》 ×1
の計6枚。
元々構築中だった雛型の動きを崩さないような採用の仕方にしたので、これが最適解かはまだわかりませんが、この枚数でも十分すぎるくらい仕事をしました。
展開を阻害せずについでのように使える《教導の聖女エクレシア》が想像の数倍強かったです。
星4 光属性【魔法使い族/効果】
ATK 1500 / DEF 1500
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:EXデッキから特殊召喚されたモンスターがフィールドに存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「教導の聖女エクレシア」以外の「ドラグマ」カード1枚を手札に加える。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
③:このカードはEXデッキから特殊召喚されたモンスターとの戦闘では破壊されない。
①の特殊召喚条件が緩すぎました。
今回採用したデッキの既存ルートでは過去記事でも紹介した《七精の解門》から《ライトロード・ドミニオン キュリオス》をリンク召喚することを初動にしていました。
このカードはその展開を行った”ついで”に、手札に持っているだけで、特段ギミックを追加せずに特殊召喚 +「教導(ドラグマ)」カードをサーチしてくれます。えらい。
基本的には「教導(ドラグマ)」を出張した理由である《教導の大神祇官》をサーチしていたのですが、低確率とはいえ素引きして初手から2枚セットで持っていた場合もありました。
その場合にサーチを腐らせないように採用したのが《教導の騎士フルルドリス》です。
星8 光属性【魔法使い族/効果】
ATK 2500 / DEF 2500
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:EXデッキから特殊召喚されたモンスターがフィールドに存在する場合、自分・相手のメインフェイズに発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。自分フィールドに他の「ドラグマ」モンスターが存在する場合、さらにフィールドの表側表示モンスター1体を選んでその効果をターン終了時まで無効にできる。
②:自分の「ドラグマ」モンスターの攻撃宣言時に発動できる。自分フィールドの全ての「ドラグマ」モンスターの攻撃力は500アップする。
騎士(魔法使い族)。いつもの遊戯王ですね。
①の特殊召喚&条件付きの効果無効は《教導の聖女エクレシア》同様に「EXデッキから特殊召喚されたモンスターがフィールドに存在する場合」に発動できます。ということは、《教導の聖女エクレシア》からステータスが最上級相当な上に場に出てくる《エフェクト・ヴェーラー》が準備できるようなものです。
《教導の聖女エクレシア》の特殊召喚条件にするEXデッキから出したモンスターが《リンクリボー》や《転生炎獣アルミラージ》のような、相手の通常召喚モンスターだけで処理されそうな低ステータスでない限り、ほぼほぼサーチした後すぐにでも使うことができます。
展開の”ついで”に出した《教導の聖女エクレシア》が、”とりあえず”相手モンスターの効果を1回無効にする《教導の騎士フルルドリス》を持ってくる、ことで自分のデッキの動きを歪めることなく防御を構えられるのはかなり好感触でした。
2.EXデッキを自損…なんてのは、あってないようなもの。
今回の採用理由カード《教導の大神祇官》。
星8 光属性【魔法使い族/効果】
ATK 1500 / DEF 3000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の墓地から融合・S・X・リンクモンスター1体を除外して発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②:自分メインフェイズに発動できる。自分のEXデッキからカード名が異なるモンスター2体を墓地へ送る。相手は自身のEXデッキからモンスター2体を墓地へ送る。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
②効果で互いにEXデッキのカードを墓地へ送る、縮小版《轟雷帝ザボルグ》のようなカードです。
公開当初から《捕食植物キメラフレシア》や《旧神ヌトス》などを落とす動きが様々考案されていましたね。
「教導(ドラグマ)」カテゴリー内には同じくEXデッキから直接墓地へ送るカードが複数存在していますが、このカードを使う利点としては攻撃力の参照が無いところ。
例えばサーチカードである《天底の使徒》は、EXデッキから墓地へ送ったカードの攻撃力以下の攻撃力を持つ「教導(ドラグマ)」か《アルバスの落胤》をサーチするため、最低でも《教導の使徒アティン》の攻撃力1000を超えるモンスターしか墓地へ送れません。
《虹光の宣告者》のような低ステータスカードを送れないようにするための調整とは思います。
今回僕が落とそうとしているカードはデッキ紹介の時まで置いておくとして、この効果で落とすおすすめの2枚を紹介します。
毎度おなじみ《PSYフレームロード・Ω》と、実は便利カードな《深海姫プリマドーナ》の2枚セットです。
《PSYフレームロード・Ω》
星8 光属性【サイキック族/シンクロ/効果】
ATK 2800 /DEF 2200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに発動できる。相手の手札をランダムに1枚選び、そのカードと表側表示のこのカードを次の自分スタンバイフェイズまで表側表示で除外する。
②:相手スタンバイフェイズに、除外されている自分または相手のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを墓地に戻す。
③:このカードが墓地に存在する場合、このカード以外の自分または相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。そのカードと墓地のこのカードをデッキに戻す。
《深海姫プリマドーナ》
星7 水属性【海竜族/シンクロ/チューナー/効果】
ATK 1500 / DEF 2700
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:除外されている相手のカード1枚を対象として発動できる。デッキからレベル4以下の水属性モンスター1体を手札に加えるか特殊召喚し、対象のカードを相手の手札に加える。
②:このカードをS素材としたSモンスターは、相手モンスターの効果の対象にならない。
③:このカードが墓地へ送られた場合、除外されている自分または相手のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを持ち主のデッキに戻す。
《教導の大神祇官》を①効果で特殊召喚する際のコストで除外した融合・S・X・リンクモンスターを《深海姫プリマドーナ》が墓地へ送られた時の③効果でEXデッキに回収。
《深海姫プリマドーナ》自身は《PSYフレームロード・Ω》の③効果で《PSYフレームロード・Ω》自身と一緒にデッキに戻します。
これによって、相手のEXデッキを2枚削りつつ、自分はEXデッキを損するどころか一度使って墓地へ行ったモンスターの分EXデッキを回復することになります。
相手のEXデッキに同様のカードが入ってない限り、小さくはないダメージを与えることができるでしょう。
3.終わりに
「教導(ドラグマ)」、個人的にはかなり好感触です。
公開時にはEXデッキ使用を制限する印象ばかりが強く残って微妙な印象でしたが、実際に触ってみると印象以上に使いやすく、無理なくデッキに取り込むことができました。
冒頭にも書いた通り、これからまだまだ詰めていく予定なので、デッキが公開できることを応援していてください。
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