しゅがーの(遊戯王)ブログ

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【遊戯王】デッキ紹介:コンセプト編 全体除外を連打して相手のリソースを破壊せよ!

 

去る5月3日(日)、オンラインで開催されたAAオフにて使用したデッキの紹介です。

僕がTwitter個人垢で連呼していた【消し炭】はこのデッキの事です。

 

なんと僕のデッキには珍しく、オフ会中5戦5勝を達成しました!

個人的にはかなりスッキリまとまりつつも、動き・構築共にまだまだ弄り甲斐のあるデッキに仕上がったと思っています。

 

今回の主役カードはこちら!

 

《スカーレッド・レイン》

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【通常罠】

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。

①:自分フィールドにレベル8以上のSモンスターが存在する場合に発動できる。フィールドの、レベルが一番高いモンスター以外のモンスターを全て除外する。この効果で除外されなかったフィールドの表側表示モンスターはターン終了時まで、自身以外のカードの効果を受けない。

②:このカードが墓地に存在する状態で、自分フィールドにドラゴン族・闇属性SモンスターがS召喚された場合に発動できる。このカードを手札に加える。

 

レベルが1番高いモンスター”以外”を除外するのでXモンスターもリンクモンスターも難なく処理してくれる最強除去カード。その上自身効果で回収可能と至れり尽くせり。

 

使っててちょっと引くくらい強かったです……

 

今回のデッキは《スカーレッド・レイン》を毎ターン発動可能状態にして盤面をコントロールする」ことをコンセプトとしています!

 

それでは、早速内容の紹介です!

今回の記事ではメインコンセプトと基本のサイクルパターンを紹介!

 

 

 

1.デッキレシピ【ネメシスレイン】

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2.毎ターン《スカーレッド・レイン》を回収しよう!

 

デッキコンセプトである「毎ターンのスカーレッド・レインの回収」を狙うにあたって「ネメシス」を採用しました。

 

以前の【アロメルスコントロール】では、特殊召喚が容易な星4モンスターという役割で《ネメシス・コリドー》のみを採用しましたが、今回は「ネメシス」下級モンスターが持つリソース循環能力の高さを利用しています。

 

↓以前のデッキ。《守護竜エルピィ》《星杯の神子イヴ》をガッツリ使っていたので解体済み…↓

sugar-deck.hatenablog.com

 

コンボ使用パーツ

基本のパターンでは以下のカードを使用します。

《ヴァレルロード・S・ドラゴン》

《スカーレッド・レイン》を墓地から回収・発動するための「星8以上」「ドラゴン族・闇属性Sモンスター」。

 

《執愛のウヴァループ》

「ネメシス」と相性のいい星4チューナー。

 

《ネメシス・フラッグ》

ネメシス共通効果:効果で除外ゾーンのモンスターをデッキに戻しながら特殊召喚

起動効果でデッキから「ネメシス」を加える。

 

《ネメシス・アンブレラ》

ネメシス共通効果:効果で除外ゾーンのモンスターをデッキに戻しながら特殊召喚

起動効果で墓地から「ネメシス」を加える。

 

《ネメシス・コリドー》

ネメシス共通効果:効果で除外ゾーンのモンスターをデッキに戻しながら特殊召喚

起動効果で除外ゾーンから「ネメシス」を加える。

 

基本パターン

1回目の《スカーレッド・レイン》を発動する手順に関しては、とりあえず《ヴァレルロード・S・ドラゴン》を場に置いて発動するだけなので割愛します。

 

これが通っていれば、焼け野原になった相手フィールドと、自身以外のカード効果を受けなくなっている状態の《ヴァレルロード・S・ドラゴン》が場に残っているはず。これを想定のスタート地点とします。

 

1:墓地の《執愛のウヴァループ》効果。フィールドの《ヴァレルロード・S・ドラゴン》を除外して手札に加える。

2:手札の《ネメシス・コリドー》効果。除外したばかりの《ヴァレルロード・S・ドラゴン》をEXデッキに戻して特殊召喚

3:《執愛のウヴァループ》通常召喚。

4:《執愛のウヴァループ》+《ネメシス・コリドー》《ヴァレルロード・S・ドラゴン》をS召喚。

5:《ヴァレルロード・S・ドラゴン》効果で適当な墓地のリンクモンスターを装備しつつ、前のターンに発動し墓地へ行った《スカーレッド・レイン》を自身効果で回収、セット。

 

この動きで、とりあえず2回目の《スカーレッド・レイン》を構えるところまで到達しました。

ではここからさらに、この動きをパターン化してサイクルさせて行きましょう。

 

6:除外ゾーンの適当なモンスターをデッキに戻して《ネメシス・フラッグ》特殊召喚

7:《ネメシス・フラッグ》効果でデッキから《ネメシス・アンブレラ》を回収してターン終了。

相手ターン

8:《スカーレッド・レイン》を発動。レベルの低い《ネメシス・フラッグ》は除外される。

自ターン(2)

9:除外ゾーンの適当なモンスターをデッキに戻して《ネメシス・アンブレラ》特殊召喚

10:《ネメシス・アンブレラ》効果で墓地の《ネメシス・コリドー》を手札に加える。

11:上記1~5の展開で、再度《ヴァレルロード・S・ドラゴン》+《スカーレッド・レイン》を構える。この時、《ネメシス・コリドー》の起動効果で除外ゾーンの《ネメシス・フラッグ》を手札に加えておく。

相手ターン

12:《スカーレッド・レイン》を発動。レベルの低い《ネメシス・アンブレラ》は除外される。

自ターン(3)

13:上記 6 同様に《ネメシス・フラッグ》特殊召喚してデッキの《ネメシス・アンブレラ》を回収。

14:上記 10 同様に《ネメシス・アンブレラ》特殊召喚して墓地の《ネメシス・コリドー》を回収。

15:上記 11 同様に、1~5の展開で《ヴァレルロード・S・ドラゴン》+《スカーレッド・レイン》を構えつつ、除外ゾーンの《ネメシス・アンブレラ》を手札に加えておく。

 

長くなりましたが、この動きで墓地と手札に《ネメシス・アンブレラ》を確保しつつ、《ネメシス・フラッグ》《ネメシス・コリドー》を循環させ続けることで、延々と同じ基本パターンを繰り返すことが出来ます!

 

効果を受けなくなった《ヴァレルロード・S・ドラゴン》が仮に戦闘破壊されて墓地へ行っていたとしても、《執愛のウヴァループ》の効果は墓地からSモンスターを除外しても発動できるので、ルート上に支障が出ないのもお気に入りポイントです。

 

3.応用編

前項で紹介した《ヴァレルロード・S・ドラゴン》を延々とS召喚し続ける動きで、《混沌魔龍カオス・ルーラー》をS召喚し続けることも可能です。

 

sugar-deck.hatenablog.com

 

効果判明当時からおかしい強さだとは思っていましたが、案の定めちゃくちゃに強いですね《混沌魔龍カオス・ルーラー》

 

このデッキにおいては、トップから光・闇属性を加えることはあまりせず、攻撃力3,000の《針虫の巣窟》として使用します。うっかり《幽鬼うさぎ》《魔界発現世行きデスガイド》なんかが手札に入ればいいなぁ、くらい。

 

S召喚サイクルが確立できれば、デッキトップから墓地に送られた《スカーレッド・レイン》は手札に加わったも同然なのでコンボにリーチがかかった状態になります。

 

《ジェット・シンクロン》が墓地に送られた場合には、即座に《琰魔竜 レッド・デーモン・アビス》になって一妨害を追加することもできます。

 

《スカーレッド・レイン》の墓地回収効果条件は「ドラゴン族・闇属性SモンスターのS召喚」なので、《ジェット・シンクロン》《スカーレッド・レイン》が同時に墓地に行った場合には、《琰魔竜 レッド・デーモン・アビス》+《スカーレッド・レイン》を構えられちゃうわけですね。

 

 

4.次回へ続く!

 

というわけでデッキ紹介、コンセプト+基本パターンの紹介でした。

 

次回はカードの採用理由紹介をしていきたいと思います!

 

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