しゅがーの(遊戯王)ブログ

遊戯王OCGの情報、カード考察、オススメカードを紹介!

【今月の与太話】必要なスピード感

 

前回の記事からもう23日ですって。

時間の流れは恐ろしいですね。

あれだけ続きを書く気でいたデッキ紹介熱もすっかり冷めてしまいました。というか詳細な説明って需要ないよなって事に気づいたというか。

多分このままだと一生更新しない気もしたので、みんな(極一部の界隈)やってる月1ブログ記事ノルマを課そうかな、なんて思いました。

 

とはいえ月1ビルドなんてできる構築ペースでもないので、ここは1つ「今月の与太話」で行きます。要はテーマを決めず何でも有りって事です。うーん適当!

何でもありなので、第1回目は自分の脳内整理も兼ねてカードの選び方を一部ご紹介。

 

抽象的な話になりがちなので、前回紹介したデッキの中身を例としていきます。

sugar-deck.hatenablog.com

実はまだ読んでない方、読んだけど中身が無さ過ぎて忘れた方はこれを機にもう1度開いていただけるとアクセス数が増えて承認欲求が満たされます。

 

では詳細は続きから。

 

というわけで続きです。

今回は、《氷結界の虎王 ドゥローレン》を出すためのパーツを例とします。

 

ドゥローレンのシンクロ素材は「チューナー+水属性の非チューナー」です。

有名なところでは、《ジェネクスウンディーネを起点として手札1枚でドゥローレンを立てる動きがありますね。

1枚から動ける代わりに《ジェネクス・コントローラー》《水晶機巧―ローズニクス》の素引きをカバーする札の採用や枚数調整が必要な分強力なコンボです。

実は草案の段階では、このデッキも音響戦士でなくウンディーネコンボを採用していました。

コントローラー、ローズニクスの素引きケア用の枚数調整や《エッジインプ・シザー》などの手札をデッキに戻せる札を採用し、初手でドゥローレン出せる確率は中々に高まっていました。が、そもそもこのデッキで早いうちにドゥローレン出しても仕事なかったのです……

 

今月の与太話:採用パーツと必要なスピードは見合っているのか?

確かにウンディーネコンボは強力でした。

ジャックナイツたちを特殊召喚しながら、余りがちな召喚権で手札1枚からドゥローレンが出せる。ある種理想的です。

このデッキのドゥローレンが終盤に必要な札である点を除けば。

 

ウンディーネが手札1枚から動けるとはいえ、ローズニクス、コントローラーはデッキ枚数が減るごとに素引き確率が高まります。なるべく早いうちにウンディーネを引いて、関連するカードは使い切ってしまいたい動きです。

これは終盤にドゥローレンを出す想定とは噛み合いが良くありませんでした。

また、水属性自体の採用も無かったため、2,3枚目のウンディーネ自体も腐ってしまうのはデッキ全体との相性が良くない点でもあります。

 

一方、今回採用した音響戦士。

ギータスを起点に《音響戦士ドラムス》《音響戦士サイザス》の2枚で属性変更して素材条件を満たす、見方によっては無理やり感が否めない動きでもあります。

ただし引くタイミングを問いません。

「ギータスでデッキから出したければウンディーネ周りと変わらないのでは?」と思うかもしれませんが、別に必ずしもギータスから呼ぶ必要はないのです。

極論、ドラムス+サイザスの状況が作れてしまえばいいので、

1.ギータス効果でサイザスAを特殊召喚

2.墓地のドラムスを除外しサイザスAの属性を水属性に変更

3.墓地のサイザスBを除外し除外ゾーンのドラムスを特殊召喚

といった手順でも構いません。

準備が整うまでの音響戦士は何の素材に使っていても問題ありません。

意外とサイザスセットエンドは1ターンしのげたりもしますしね。

 

ざっくりまとめると以下の通りです。

●デッキの要求スピード  : 終盤にドゥローレンを出して〆

ウンディーネ

       メリット  : 初手1枚から動ける

      デメリット  : 素引きケアが求められる

 

音響戦士

       メリット  : 引くタイミングを選ばない

               (最悪、召喚権を使わないリンク素材の供給)

      デメリット  : 1枚からドゥローレンは作れない

 

2者を比較した結果、今回は音響戦士に軍配が上がり、デッキに採用するに至りました。

 

しかし、当然ながら自分の考えがすべて正解とは思いません。

僕は「見えてるカードでバレバレなコンボ」があまり好きでないので想定から外していますが、「序盤にウンディーネからドゥローレンを出して墓地に置いておけばいい!」という考えもまた1つです。

 

要するに、

「消費枚数や手軽さだけでなく、自分の想定しているゲームメイク速度にあった札がちゃんと選べているか?」

は常に疑ってカードの選定をすると意外と視野が広がるかもしれませんよ、なんてお話でした。

 

 

いかがだったでしょうか。

こんな感じで思いつくままに最低月1は何かしら書いていこうと思うので、何か書いてほしいテーマがあればコメントやTwitterにリプください。

というか早々にネタが尽きかねないのでテーマ下さい。

「なぜブログのテーマは尽きるのか」なんて記事を作っちゃうまでにテーマをくれるとありがたいです。よろしくお願いします。