デッキ紹介【陰キャコントロール】
コントロールデッキは初投稿です。
《ハイパーサイコライザー》
ATK/2000 DEF/600
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカードの攻撃力より低い攻撃力を持つモンスターは攻撃できず、このカードの攻撃力より高い攻撃力を持つフィールドのモンスターは効果を発動できない。
(2):このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合、自分の墓地の、種族と属性が同じとなるチューナー1体とチューナー以外のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
今回の主役カード、《ハイパーサイコライザー》。最新パック(SAVAGE STRIKE)で突然再プッシュされた地属性サイキック族の新エース(って事でいいんですかね?)カード。
某アド損プレイヤーに先を越されたのでハードルが上がっているのを勝手に感じています。
では、いつものように詳細は続きから。
メインデッキ:50枚
モンスター:33枚
《サイコ・ウィールダー》 3
《寡黙なるサイコプリースト》 3
《雪天気シエル》 3
《曇天気スレット》 1
《ジュラゲド》 3
《工作列車シグナルレッド》 2
《深海のディーヴァ》 1
《海皇子ネプトアビス》 3
《海皇の狙撃兵》 1
《海皇の龍騎隊》 2
《彩宝龍》 2
《幻創龍ファンタズメイ》 3
《忍者マスターHANZO》 3
《魂喰いオヴィラプター》 1
《ダイナレスラー パンクラトプス》 1
《オーバーテクス・ゴアトルス》 1
《夢幻崩界イヴリース》 1
《BF-隠れ蓑のスチーム》 1
魔法:13枚
《雪の天気模様》 1
《曇りの天気模様》 1
《大胆無敵》 3
《緊急テレポート》 2
《禁じられた聖槍》 1
《究極進化薬》 1
《貪欲な壺》 1
《機甲忍法ゴールド・コンバージョン》 1
《サルベージ》 1
《ぶつかり合う魂》 1
罠:4枚
《魔法の筒》 1
《スキル・サクセサー》 1
《忍法 超変化の術》 1
《ブレイクスルー・スキル》 1
エクストラデッキ:15枚
《ミセス・レディエント》 1
《マスター・ボーイ》 1
《パワーコード・トーカー》 1
《水晶機巧 ハリファイバー》 1
《鎖龍蛇-スカルデッド》 1
《トロイメア・フェニクス》 1
《トロイメア・ケルベロス》 1
《トロイメア・マーメイド》 1
《ハイパーサイコライザー》 2
《瑚之龍》 1
《獣神ヴァルカン》 1
《BF-フルアーマード・ウィング》 1
《天穹覇龍ドラゴアセンション》 1
●メインコンセプト
主役カードであるサイコライザー、適用する制約は2つ。
①自分より攻撃力の高いモンスターは「効果を発動できない」けど「攻撃できる」
②自分より攻撃力の低いモンスターは「攻撃できない」けど「効果が発動できる」
「そもそも攻撃してくるモンスターはサイコライザーより攻撃力が高い」
「展開に使われるモンスターは攻撃力が低いから効果が発動できる」
という、一見すると制約条件と対応効果がチグハグな意味不明テキストのモンスター。
効果を活かすためには、攻撃力変動を駆使して効果の範囲をコントロールしていくことで相手プレイヤーを混乱させて疲弊させるのが基本方針になります。
自分・相手のモンスターの攻撃力が変動出来て、何度も効果を使うことができて、あわよくばフリーチェーンで発動できる、そんな便利なカードが……
ありますねぇ!!!!!!(レシピ見りゃわかりますね、はい)
曇りの天気模様を使うことで、
①自身の攻撃力を半減させて攻撃力1001以上の発動を制限する
②相手の攻撃力を半減させて攻撃力3999までのモンスターの攻撃を制限する
の2つを選択することができます。
特に②では、曇りの天気模様を相手に使った場合のデメリットである「直接攻撃を許してしまう点」を帳消しにすることができます。半減された相手が直接攻撃を宣言したら高らかにサイコライザーのテキストを読み上げましょう。
●採用カード
◎海皇&彩宝龍
ネプトアビス1枚から彩宝龍を特殊召喚し6シンクロ、サイコライザーを作れる点から採用しています。
ネプト+彩宝龍でサイコライザーを作ることによって、サイコライザー破壊時の回収効果として
・彩宝龍&ネプト
・彩宝龍&ネプト効果のコストにした龍騎隊
の2パターンの回収を選べるのが強みです。(どちらの場合も彩宝龍は自身効果で特殊召喚できるのでDEF2600の壁として使うことができますしね)
狙撃兵は
・ネプトアビス効果で手札に加えておける☆3水属性
・サイコウィールダーと組み合わせてドゥローレン
・瑚之龍、マーメイド、ネプトのコストで切ることで相手のバック処理
・曇りの天気模様で直接攻撃(orジュラゲドでサポート)することでリクルート効果
とステータスをすべて活用できます。
◎HANZO&恐竜
HANZOは超変化からネプトアビスにつなぐ初動補助のカードです。
とはいえネプトアビスは起動効果。リクルートした後場に残して自分のターンを迎えないと初動にはなりません。
さらに最近は相手がターンを返してくる頃に場に残っているのはリンクモンスターだけで超変化が撃てない…なんてこともザラ。
そんな時はせめて相手の展開に超変化を差し込み、
⇒ゴアトルスを墓地送り
⇒究極進化薬をサーチ
⇒HANZO+ゴアトルスで進化薬
の準備を整えておきます。究極進化薬でリクルートしてくるモンスターとしては、素引きしてしまっても仕事ができるパンクラトプスを採用しています。
パンクラトプスは出しやすい☆7ということで以下のシンクロ素材としても有用。
・隠れ蓑のスチームと合わせてフルアーマード・ウィング
・サイコウィールダーと合わせてドラゴアセンション
◎天気
曇りの天気模様を使います。以上。
◎手札誘発モンスター
天気模様など永続カードに頼る都合上、防御札は手札誘発に頼らざるを得ないのですが、サイコライザーで相手の効果発動を抑制しています。メジャーな手札誘発は仕事が被ってしまうのであえて選択肢から外してカードを探しました。
・幻創龍ファンタズメイ
サイコライザー本来の効果範囲では、採用率の高いトロイメアケルベロス、トロイメアフェニクスの効果を止めることはできません。
破壊時に回収効果が撃てるとは言え、盤面ががら空きになるのは避けたいところ。
そんな時に投げることで、2400打点の確保と次ターンへの手札交換を狙います。
海皇や忍法、イヴリースやサイコプリースト、スチームなどデッキに眠ってほしいカードも多いですしね。後攻取った時に相手の先攻ハリファイバーやイゾルデに投げるだけでも最低限の仕事になります。
また☆7のため、先のパンクラトプス同様のレベル素材としても活用できます。
・ジュラゲド
自分バトルフェイズにモンスターの攻撃力を1000上げてサイコライザーのロック範囲を脱することでアタッカーを急に増やします。
また、相手バトルフェイズにサイコライザーの攻撃力を1000上げて攻撃ロック範囲を引き上げます。この場合、サイコライザーがATK3000になることで相手のヴァレル系モンスターがロック範囲を脱してしまうのは悩みどころ。
・工作列車シグナルレッド
不意打ちでサイコライザーを守ります。
手札から出した場合の場持ちがいいので、自ターンまで残ればサイコウィールダーの特殊召喚条件を満たせるのも他の防御札に無い魅力かなーと。
あわよくば地属性機械族のチューナーも入れてサイコライザーで拾えるようにしたいところですが、噛み合うカードがなかったため今回は見送り。
◎サイキック族
・サイコウィールダー
☆3が場にいると手札からSSできるチューナー。
このデッキでは☆3天気モンスターを主軸にしてるため実質いつでもSS可能なチューナーとして扱えます。
・寡黙なるサイコプリースト
1度死んだサイコライザーを除外して再利用します。
サイコライザーが相手によって破壊
⇒ウィールダー(チューナー)+プリースト(非チューナ―)を回収
⇒プリースト召喚してサイコライザー除外
⇒ウィールダー特殊、ウィールダー+プリーストでミセスレディエント、ライザー帰還
ライザー破壊時に再びウィールダーとプリーストを、レディエントの破壊時に自身を回収することで同じ盤面を繰り返し出力可能です。
この動き考えてた時に某ブログでネタ被りした瞬間はビビりましたね
◎大胆無敵、魔法の筒、ぶつかり合う魂
・大胆無敵
(1):相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する度に、自分は300LP回復する。
(2):自分のLPが10000以上の場合、自分のモンスターは戦闘では破壊されない。
サイコライザーの制約は、最初に書いた通り
「そもそも攻撃してくるモンスターはサイコライザーより攻撃力が高い」
「展開に使われるモンスターは攻撃力が低いから効果が発動できる」
なので、裏を返せば
「低攻撃力モンスターの効果で展開して作った大型モンスターでサイコライザーを戦闘破壊する」
ことがサイコライザーを前にした場合の一番シンプルな突破手段。
ここで大胆無敵を置いておけば、相手が大型モンスターを出すころには戦闘破壊耐性が付与されてしまい、結果的にサイコライザーを倒しきれない状況を作り出すことも可能です。
例を挙げると
ライティドライバー召喚(計300回復)
ハリファイバーリンク召喚(計900回復)
ハリファイバー効果でチューナー特殊召喚(計1200回復)
初期ライフから計算すると、この時点でライフは9200。戦闘破壊耐性まであと一歩。
ハリファイバーの打点ではサイコライザーの攻撃力は超えられないため、必然的にさらに特殊召喚を重ねる必要があり…
また、ライフを9000超えていればジュラゲドを手札から投げつけることで不意に戦闘破壊耐性を付与できます。
・魔法の筒
だってサイコライザーを超える高打点カードで攻撃してくるでしょ?
・ぶつかり合う魂
(1):自分の攻撃表示モンスターが、そのモンスターより攻撃力が高い相手の攻撃表示モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動できる。
その戦闘を行うモンスターの内、攻撃力が低いモンスターのコントローラーは、500LPを払ってそのモンスターの攻撃力をダメージ計算時のみ500アップする事ができる。
その後、お互いがLPを払わなくなるまでこの効果を繰り返す。
その戦闘で発生するお互いの戦闘ダメージは0になり、ダメージ計算後にその戦闘でモンスターを破壊されたプレイヤーのフィールドのカードは全て墓地へ送られる。
ライフを500刻みで攻撃力に変化させ続け、負けた方はフィールドをすべて失う度胸試しカード。
なんとこのカード、戦闘破壊されないモンスターの攻撃力が低い状態で処理を終えても「戦闘破壊されない」のでフィールド墓地送りのトリガーを踏まずに済みます。出来レース!
●サイコライザーは自分より攻撃力の高いモンスターからしか攻撃を受けない
⇒ぶつかり合う魂の発動条件OK
●大胆無敵でライフ回復と戦闘破壊耐性が付けれる
⇒ある程度相手のライフ削ったら、自分のライフが1万を割らない段階で処理終了すれば実質相手ライフにダメージを与えるだけのカードにできる
出来レース仕掛け放題ですね。
大胆無敵の回復数値は展開系のデッキ相手にはかなりのペースで稼げるので、普通に勝ちを狙いに行ってもいいんですけどね。
◎スキルサクセサー、禁じられた聖槍
打点補助カード。サイコライザーの変動だけでなく狙撃兵のサポートも。
スキルサクセサーは自ターンに墓地からサイコライザーの打点を上げて、効果を発動できる範囲を広げることができるのも大きいですね。
聖槍を相手に投げてからぶつかり合う魂を仕掛けると相手が絶対に負けるんだけど、そんな人の心を失った遊びはしちゃいけないぞ!お兄さんとの約束だ!
・トロイメアフェニクス、ケルベロス、マーメイド
フェニクス、ケルベロスはサイコライザー下で効果を撃てる除去カード。
マーメイドはコストで手札を切る水属性のため、各種海皇の効果を使うことができます。まぁイヴリースの制約でネプトアビスの効果死んでるんですけど
マーメイドでリクルートしたイヴリースは自身効果で相手に送りつけることで、相手はリンクモンスター以外を特殊召喚できません。
自爆特攻はサイコライザーで封じているので、リンク素材に巻き込むしかないのですが、そこに大胆無敵があったら……?
・ドゥローレン、ドラゴアセンション
この2枚は「サイコライザー下で効果が発動出来て、それにより高攻撃力を獲得できるモンスター」として採用。
ドゥローレンは大胆無敵、天気模様をバウンスして攻撃力を補強。
ドラゴアセンションはそれを主軸にしたデッキのようなワンショット高打点は望めませんがサイコライザーで超えられない相手を倒す程度には十分かと思います。
・獣神ヴァルカン
サイコライザーと同じATK2000のため問題なく効果を撃てるカード。トロイメアケルベロスでは突破できない破壊耐性もちが主な相手。
・瑚之龍
海皇が起動できる☆6シンクロ体。
2枚目以降のネプトアビスが腐りがちなので、手札から切ることで墓地の龍騎隊を特殊召喚してドラゴアセンションにつないだりも。
・鎖龍蛇スカルデッド
ファンタズメイ、シグナルレッド、サイコウィールダー、天気モンスターなど場にカードが並びやすいので、状況が膠着してしまった場合にサイコライザーを巻き込みながら出せるドロー札として採用。
・BF-フルアーマード・ウィング
ロック効果は対戦相手にだけ苦しんでもらいましょうね~~~~~~
マスターボーイ置いとけばパワーコードの打点が勝手にサイコライザー以下になる
⇒パワーコードは自身効果で打点を倍増できる
勝ったな!!!!
と、考えていたんですが…一気にそこまで並べ切るほどの展開力はなかったのでリストラ対象。
もう少し小回りの効くカードを入れたいところ。
●最後に
感想は「性格が悪い」以外の単語でお願いします。
言い訳がましいですが、正直、まだ組んで日が浅いです。
色々こねくり回して、現在の形に落ち着いたのは記事書いてる前日の朝6時ですしね!(11/4現在)
HANZO&恐竜周り、マスターボーイ&パワーコードなんかが使用感として怪しかったので見直すならそのあたりかなあ……なんて。
構築中に浮かんだ別案としては
・ヴァンプオブヴァンパイア(ATK2000)が効果で相手のモンスターを装備、打点に変換⇒高打点で殴れる
とか
・サブテラーの決戦をサブテラーの導師に対して発動してATK3400にして殴りかかりつつ、相手ターンには打点が元に戻ってるからしれっと効果が撃てる
とかがあるのでそのあたりに差し替え…かなあ……
特にサブテラー案は継承を使うことで地属性の雪天気シエルに触ることができるようになるため、スロットがひねり出せれば取り入れたいなと考えています。
また、このデッキは以下の生放送で使用しています!
【#遊戯王】遊戯王対戦生放送181103【#Yugioh】 https://t.co/fFwxElxTo8
— アッキ (@akki_rasetsu) November 4, 2018
昨日の生放送のアーカイブあがってます!概要欄の時間からお好みの対戦カードに飛べますのでぜひどうぞ〜 pic.twitter.com/R8Pg5ljkqT
事前に言っておくと、この記事で紹介してる要素の1/3も披露できてないと思うので僕のデッキには期待しないでください……精進します……
他の皆さんのデッキはカッコいいので、時間がある時に是非。
この生放送にはいつも出させてもらってるので、興味のある方は彼をフォローしておくと僕のデッキが動画で見れる…かも…?
以上、宣伝も含めて色々ありますが《ハイパーサイコライザー》のデッキでした!
追記(11/4 23:00)
読んでくれた皆さん感想有難うございます。
自信作ではあったけど思いのほか好評でビビってます。
個人的な縛りとして「同じテーマのデッキは2個所持しない」ってのがあるので、このデッキの前身になった型を供養として追記しておきたいと思います。
この記事でサイコライザーに興味を持った方の役に立てば幸いです。
~覇道星シュラ型~
覇道星くんはゴリゴリの体育会系っぽいのでこのまま完成してたら陰キャコントロールじゃなかったでしょうね…
「覇勝星イダテン」+レベル5以上の戦士族モンスター
(1):1ターンに1度、自分・相手のバトルフェイズに発動できる。
相手フィールドの全ての表側表示モンスターの攻撃力は0になる。
(2):モンスター同士が戦闘を行うダメージ計算時に1度、発動できる。
その戦闘を行うお互いのモンスターの攻撃力はそのダメージ計算時のみ、それぞれのレベル×200アップする。
(3):融合召喚したこのカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
「覇勝星イダテン」1体を融合召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
赤字のところ重要、ここテストに出るよー。
覇道星シュラ型、要は「相手を全員ATK0にして殴れなくしようぜ!」ってことです。
●メリット
・ヴァレル系列を始め、「サイコライザー突破できないけどとりあえず置いておくか…の高打点に強い」
●デメリット
・シュラ自身も殴れないので他に打点を準備する必要が出る
・サイコライザー、シュラ共にエクストラモンスターなのでリンクマーカーの確保とか重要になる(初手でサイコライザーシンクロしちゃうと横に並べれない)
素材としては
イダテンは融合召喚成功時にレベル5戦士族をサーチできるのでサルベージウォリアーに触ることができ、サルベージウォリアーで屈強の釣り師を特殊召喚することでサイコライザーがシンクロできます。
また、サルベージ(水・戦士・非チューナー)と釣り師(水・戦士・チューナー)の組み合わせをサイコライザー破壊時に拾うことも出来ます。
天気型に限り、釣り師を曇りの天気模様と合わせて自身の効果でシュラやイダテンを蘇生も出来たり。(なお50ダメージ)
また何か構築中に使えそうな案を思いついたらここに書き連ねるかもしれません。
では。