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【遊戯王】新規カード《逢華妖麗譚-魔妖語》で触って強いアンデット族って?【カード考察】

 

 

IGAS新規速攻魔法、《逢華妖麗譚-魔妖語》が公開されました。

前置きに書くことも無くなってきたので、

さっそく考察していきましょう。

 

 

1.基本情報

《逢華妖麗譚-魔妖語》

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【速攻魔法】
このカード名のカードは1ターンに1度しか発動できない。
①:自分・相手のメインフェイズに、自分フィールドのアンデット族Sモンスター1体を対象として発動できる。自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、対象のモンスターと同じ属性のアンデット族モンスター1体を選んで特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに除外される。このカードの発動後、ターン終了時まで自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。

 

2.雑感

過去に収録された《逢華妖麗譚-不知火語》と同じく、「不知火」と「魔妖」の背景ストーリー的関係性をうかがわせるイラストですね。

《不知火語》とは一転して、「不知火」と「魔妖」が敵対しているように見えるのが気になりますが……

 

 さて、効果はと言えば。

自分フィールドのアンデット族Sを対象に、同じ属性のアンデット族モンスターを墓地・除外から特殊召喚する効果。

エンドフェイズに除外されるデメリットが付与されますが、S・Xなど各種素材にしてしまえば問題ありません。

 

魔妖Sモンスター特有効果である自己蘇生は以下のようなテキストをしているので、コストとして除外したアンデット族をそのまま帰還させ、コストを賄い続ける…といったデザインなのでしょう。

このカードが墓地に存在し、元々のレベルが(自分のレベル+2)の自分のSモンスターが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。自分の墓地から他のアンデット族モンスター1体を除外し、このカードを特殊召喚する。

 

 3.どんなアンデットを使うと美味しいの?

 

まず、対象に取ることができるアンデット族Sモンスターは全部で14体

…意外と少ないですね。

では、属性別に良さげなアンデット族モンスターを見ていきましょう。

 

地属性

参照できるアンデット族Sモンスター

《轍の魔妖-朧車》

《毒の魔妖-土蜘蛛》

 

オススメアンデット族モンスター

《馬頭鬼》

汎用アンデット族の代表格。上述した「魔妖」効果とのシナジーの他、自身の効果で除外されていることが多いモンスターのため、使いやすさはNo.1でしょう。

 

 

酒呑童子

墓地のアンデット族を除外してドロー、または除外のアンデット族をデッキトップへ戻す効果を持っています。

自身を除外することは無いため他カード頼りにはなりますが、除外要素とアンデット族を紐づける場合には良さげですね。

《魔妖語》特殊召喚して即座にドロー効果を使うことができるのも◎。

 

《轍の魔妖-俥夫》

召喚・特殊召喚した場合に墓地の「魔妖」を効果無効にして守備表示で特殊召喚します。

《魔妖語》のデメリットの除外に対して、特殊召喚した「魔妖」モンスターと共にS・X・リンク素材にすることで回避する選択肢がとりやすいカードです。

 

炎属性

参照できるアンデット族Sモンスター

《業神-不知火》

《刀神-不知火》

《妖神-不知火》

《妖神-不知火》

《戦神-不知火》

《炎神-不知火》

《麗の魔妖-妖狐》

《デスカイザー・ドラゴン》

 

オススメアンデット族モンスター

《不知火の隠者》

それぞれが除外された時の効果を持つ「不知火」の中で、除外された場合に他の「不知火」を除外ゾーンから特殊召喚する《隠者》

《妖刀-不知火》効果で、《妖刀》《不知火の隠者》を除外し《刀神-不知火》をS召喚。

《隠者》効果で《妖刀》特殊召喚し、《刀神》《妖刀》《戦神-不知火》をS召喚すると、そのまま《戦神》を対象とした《魔妖語》で除外されている《隠者》特殊召喚できます。

この動きに合わせて《幻夢境》が貼ってあると《戦神》の代わりに《麗の魔妖-妖狐》をS召喚することもできます。(ユニゾンビの併用でも可)

 

風属性

参照できるアンデット族Sモンスター

《翼の魔妖-天狗》

 

オススメアンデット族モンスター

なし。

 

風属性アンデット族モンスターはそもそも《天狗》以外には《スピード・キング☆スカルフレイム》と《翼の魔妖-波旬》の2体しかいませんので……

 

闇属性

参照できるアンデット族Sモンスター

《アンデット・スカル・デーモン》

《蘇りし魔王 ハ・デス》

《真紅眼の不屍竜》

《骸の魔妖-餓者髑髏》

 

オススメアンデット族モンスター

《ヴァンパイアの使い魔》《ヴァンパイアの眷属》

墓地に存在する場合に、手札の「ヴァンパイア」カードを捨てて特殊召喚する《使い魔》《眷属》

それぞれレベル1、レベル2という低レベルS、低ランクXに使いやすいレベル帯のモンスターであるため、除外ゾーンから再利用できることは大きいメリットです。

 

●各種「ヴェンデッド」

《リヴェンデッド・ボーン》の効果で儀式素材として墓地から除外できる「ヴェンデッド」モンスター。

カテゴリ内にSモンスターを持たないため、追加で準備する必要はありますが、《D・D・R》のように手札コストを要求せず、《竜嵐還帰》のようにセット後1ターンのラグが生まれることが無い点は差別化になるかと思います。

 

《グローアップ・ブルーム》

墓地へ送られた場合にレベル5以上のアンデット族をサーチまたは特殊召喚ができる効果は、発動時に自身を除外します。

《魔妖語》の効果で特殊召喚し、デメリット回避のために墓地に送る行為の中に、サーチまたは特殊召喚というメリットを付与することができます。

 

《ブルーム》自身がチューナーであるため、アンデット族Sモンスターの準備にも使えるのが良いですね。レベルも低く、《水晶機巧-ハリファイバー》でデッキから特殊召喚できるのも◎。

 

4.終わりに

アンデット族Sモンスターが種類、属性共に少なく、アンデット族の総数に対して《魔妖語》でメリットを得られるモンスターは意外といませんでしたね。

 

もちろん、今回僕が挙げたモンスター以外にも面白いアンデット族はたくさん居るため、皆さんのデッキに合う・使ってみたいアンデット族を探してみてはいかがでしょうか。

 

それでは。

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