しゅがーの(遊戯王)ブログ

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【遊戯王】《七精の開門》《覚醒の三幻魔》出張!使いやすいレベル10モンスター!

 

新規カード9枚というポスター情報が出たのも束の間、遊戯王.jpによって内容が公開されたストラクチャ―デッキ-混沌の三幻魔-。

 

今回はその中でも《七精の開門》《覚醒の三幻魔》を特集していきます!

 

なぜこの2枚なのか?というと、その答えは隠れた汎用性の高さにあります。

 

《七精の開門》

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【永続魔法】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:このカードの発動時の効果処理として、
「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」のいずれか1体、
またはそのいずれかのカード名が記されたモンスター1体をデッキから手札に加える。
②:1ターンに1度、手札を1枚捨てて発動できる。自分の墓地から攻撃力と守備力が0の悪魔族モンスター1体を選んで特殊召喚する。
③:1ターンに1度、自分フィールドにレベル10モンスターが存在する場合に発動できる。自分の墓地から永続魔法カード1枚を選んで手札に加える。

 

《覚醒の三幻魔》

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【永続罠】
①:自分フィールドの「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」の
種類の数によって以下の効果を得る。
●1種類以上:相手がモンスターの召喚・特殊召喚に成功する度に、
自分はそのモンスターの攻撃力分だけLPを回復する。
●2種類以上:相手フィールドのモンスターが発動した効果は無効化される。
●3種類:相手の墓地へ送られるモンスターは墓地へは行かず除外される。
②:自分ターンに1度、自分フィールドにレベル10モンスターが存在する場合に発動できる。自分の墓地から永続罠カード1枚を選んで手札に加える。

 

《七精の開門》の③効果、《覚醒の三幻魔》の②効果は共に、発動条件を三幻魔に関係するカードでなく、ただ「レベル10モンスター」と指定しています。

効果の内容自体も、墓地から永続魔法・永続罠を手札に加える…というかなり汎用性が高いもの。

 

特に永続魔法はこれまで墓地からの回収手段が《暗躍のドルイド・ウィド》《Z-ONE》などお世辞にも使いやすいとは言えないカードばかりだったため、念願の効果ともいえるのではないでしょうか。

 

となるとやはり、三幻魔以外のデッキでも使いたくなりますよね!

 

使いやすいレベル10モンスターをピックアップしました! 

 

ブログ主の備忘録じゃないかって?何のことやら。

 

 

 

1.常にレベル10モンスターを用意したい!そんな時は…

 

《機関重連アンガー・ナックル》

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L2 地属性【機械族/リンク/効果】

ATK 1500

マーカー:下・右

機械族モンスター2体
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。このカードはリンク素材にできない。

①:自分・相手のメインフェイズに、自分の手札・フィールドのモンスター1体を墓地へ送り、自分の墓地の機械族・レベル10モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

②:このカードが墓地に存在する場合、自分の手札・フィールドのカード1枚を墓地へ送って発動できる。このカードを特殊召喚する。

 

手札・フィールドのモンスター1体をコストに機械族・レベル10モンスターを蘇生できる《機関重連アンガー・ナックル》。このカード自体はレベルを持たないものの、「常にフィールドにレベル10モンスターを用意する」という点では使いやすさはダントツです。

 

相性のいい機械族・レベル10モンスターと言えば…

 

《弾丸特急バレット・ライナー》

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星10 地属性【機械族/効果】

このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

①:自分フィールドのモンスターが機械族・地属性モンスターのみの場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。

②:このカードの攻撃宣言の際に、自分はこのカード以外の自分フィールドのカード2枚を墓地へ送らなければならない。

③:このカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに、「弾丸特急バレット・ライナー」以外の自分の墓地の機械族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。

 

《緊急ダイヤ》から下級機械族モンスターと共に特殊召喚し、その2体で《機関重連アンガー・ナックル》を作れることから相性は抜群です。

 

自身の③効果で、次ターン以降に《機関重連アンガー・ナックル》を蘇生するためのコスト用に機械族を回収することで、安定したサイクルを確立します。

 

 

《エルシャドール・シェキナーガ》

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星10 地属性【機械族/融合/効果】

ATK 2600 / DEF 3000

「シャドール」モンスター+地属性モンスター
このカードは融合召喚でのみEXデッキから特殊召喚できる。このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。

①:特殊召喚されたモンスターの効果が発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。その後、手札から「シャドール」カード1枚を墓地へ送る。

②:このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の「シャドール」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。

 

 こちらも《弾丸特急バレット・ライナー》同様に、墓地に送られた場合に「シャドール」魔法・罠カードを手札に加える事で《機関重連アンガー・ナックル》のコストを準備することができます。

 

 

《壊星壊獣ジズキエル》

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星10 光属性【機械族/効果】

ATK 3300 / DEF 2600

①:このカードは相手フィールドのモンスター1体をリリースし、手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。

②:相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合、このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。

③:「壊獣」モンスターは自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。

④:カード1枚のみを対象とする魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、自分・相手フィールドの壊獣カウンターを3つ取り除いて発動できる。その効果を無効にし、フィールドのカード1枚を選んで破壊できる。

 

 前の2枚に比べると《機関重連アンガー・ナックル》とのシナジー面では劣りますが、一方でこちらは「壊獣」特有の、相手モンスターを簡単に処理できるという便利な仕事が出来ます。

 

《マジカルシルクハット》を使って《妨げられし壊獣の眠り》と、回収したい永続魔法・永続罠のどちらかを一緒に墓地へ落としてしまう事で、回収対象と一緒に準備できるのは前2枚にないメリットです。

 

 

2.簡単にレベル10モンスターを準備したい!そんな時は…

 

《黄金卿エルドリッチ》

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星10 光属性【アンデット族/効果】

ATK 2500 / DEF 2800

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

①:手札からこのカードと魔法・罠カード1枚を墓地へ送り、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを墓地へ送る。

②:このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドの魔法・罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。このカードを手札に加える。その後、手札からアンデット族モンスター1体を特殊召喚できる。この効果で特殊召喚したモンスターは相手ターン終了時まで、攻撃力・守備力が1000アップし、効果では破壊されない。

 

最新カード《黄金卿エルドリッチ》

 

自身を特殊召喚する②効果のコストに魔法・罠カードを要求するため、《七精の開門》《覚醒の三幻魔》とサイクルを組むことができます。

 

1) 魔法・罠カードを墓地へ送って《黄金卿エルドリッチ》を回収、特殊召喚

2)レベル10モンスターが居るので《七精の開門》《覚醒の三幻魔》)効果発動、コストにした魔法・罠カードを回収

 

アンデット族特有の《ユニゾンビ》を始めとした強力な種族サポートで、デッキ内の枚数をあまり使わずに準備しやすいのも出張セットとしてGoodです。

 

 

 ●《究極封印神エクゾディオス》

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星10 闇属性【魔法使い族/特殊召喚/効果】

ATK ? / DEF 0

このカードは通常召喚できない。自分の墓地のモンスターを全てデッキに戻した場合のみ特殊召喚できる。このカードの②の効果で「封印されし」モンスター5種類が自分の墓地へ送られ全て揃った時、自分はデュエルに勝利する。

①:このカードの攻撃力は、自分の墓地の通常モンスターの数×1000アップする。

②:このカードの攻撃宣言時に発動する。手札・デッキからモンスター1体を墓地へ送る。

③:表側表示のこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。 

 

非常に緩い特殊召喚条件の《究極封印神エクゾディオス》

フィールドを離れる場合に除外されてしまう、ステータスは非常に貧弱というデメリットを背負っている為、使うには一工夫必要になりそう。

 

《Sin サイバーエンド・ドラゴン》

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星10 闇属性【機械族/特殊召喚/効果】

ATK 4000 / DEF 2800

このカードは通常召喚できない。EXデッキから「サイバー・エンド・ドラゴン」1体を除外した場合のみ特殊召喚できる。

①:「Sin」モンスターはフィールドに1体しか表側表示で存在できない。

②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、他の自分のモンスターは攻撃宣言できない。

③:フィールド魔法カードが表側表示で存在しない場合にこのカードは破壊される。

 

別途フィールド魔法が必要にはなるものの、簡単に特殊召喚できるレベル10モンスター。

とりあえず、で採用するにはSinモンスター共通の攻撃制限効果が足を引っ張りがちなので、デッキ全体を魔法・罠中心のコントロールデッキにする場合など、このカードが適当である理由を見つけたい1枚。

 

 

3.しっかりモンスターとして活躍させたい!そんな時は…

 

《トラゴエディア》

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星10 闇属性【悪魔族/効果】

ATK ? / DEF ?

①:自分が戦闘ダメージを受けた時に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。

②:このカードの攻撃力・守備力は自分の手札の数×600アップする。

③:1ターンに1度、手札からモンスター1体を墓地へ送り、そのモンスターと同じレベルの相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。その表側表示モンスターのコントロールを得る。

④:1ターンに1度、自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。このカードのレベルはターン終了時までそのモンスターと同じになる。

 

防御カードとしての仕事を果たしつつ、レベル10モンスターとして《七精の開門》《覚醒の三幻魔》の条件を満たせるモンスターです。

一時期に比べ見る機会が大幅に減ったため、バトルフェイズに出てくると一瞬手が止まりがち。

 

サーチ手段や再利用手段に乏しいため、手札枚数を多くキープして高いステータスを保つことで維持する必要があるので、構築と要相談。

 

 

 ●《地縛神 Aslla piscu》

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星10 闇属性【鳥獣族/効果】

ATK 2500 / DEF 2500

「地縛神」と名のついたモンスターはフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。

フィールド魔法カードが表側表示で存在しない場合このカードを破壊する。相手はこのカードを攻撃対象に選択できない。

このカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。

また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが、このカードの効果以外の方法でフィールド上から離れた時、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスターを全て破壊し、破壊したモンスターの数×800ポイントダメージを相手ライフに与える。

 

 《機巧狐-宇迦之御魂稲荷》特殊召喚できることから再注目されている《地縛神 Aslla piscu》

 

攻撃対象にならないことから場持ちが良いのはもちろん、《七精の開門》《覚醒の三幻魔》に利用されるのを嫌がって除去しようとすれば、バーン効果によって相手に損害を与えるいやらしさを持っています。

 

《スターダスト・ドラゴン/バスター》

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星10 風属性【ドラゴン族/特殊召喚/効果】

ATK 3000 / DEF 2500

このカードは通常召喚できない。「バスター・モード」の効果及びこのカードの効果でのみ特殊召喚する事ができる。

魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時、このカードをリリースする事でその発動を無効にし破壊する。この効果を適用したターンのエンドフェイズ時、この効果を発動するためにリリースされ墓地に存在するこのカードを、自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。

また、フィールド上に存在するこのカードが破壊された時、自分の墓地に存在する「スターダスト・ドラゴン」1体を特殊召喚する事ができる。

 

《七精の開門》《覚醒の三幻魔》を破壊しようとする相手の効果を対策できる強力なレベル10モンスター。

 

《サイキック・リフレクター》1枚から簡単に特殊召喚できるため、準備自体は非常に簡単な上、効果発動後のエンドフェイズに自分フィールドに舞い戻ることで「自分ターン中にフィールドにレベル10モンスターを維持する」という条件も満たしやすい1枚です。

 

 ●「時戒神」モンスター

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(画像は《時戒神メタイオン》

 

自分フィールドにモンスターが居なければリリース無しで召喚できる「時戒神」。

①:自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードはリリースなしで召喚できる。(共通効果)

 

戦闘・効果破壊耐性によって相手ターン中も突破に一手間かかる壁モンスターとしての役割を発揮し、さらに各時戒神の固有効果で相手への妨害も行えます。

 

自分スタンバイフェイズにデッキに戻ってしまうデメリットもありますが、素引きして困るモンスターではない上、《時戒巫女》によるサポートも使いやすいため、さほど気にならないでしょう。

 

 

 4.終わりに

 

レベル10モンスターをピックアップして紹介しました。

 

実際にはこのほかにも色々と悪だくみできそうなカードもあったのですが、全部紹介するとキリがないのでこのあたりで…

 

時間のある人は、公式DBでレベル10効果モンスターを漁ってみるのもいいかもしれませんね。200件くらいなのですぐ終わりますよ!

 

 

それでは、また次回の記事でお会いしましょう。

 

 

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