【遊戯王】「星遺物」「バスター・ブレイダー」「ローズドラゴン」新規カード公開!《星鍵士リイヴ》《破壊剣士の守護伴竜》《クロスローズ・ドラゴン》!【カード考察】
LINK VRAINS PACK 3の新規カードがポスター情報で後悔されました!
新規収録が確定したのは、通常パックでストーリーが展開されている「星遺物」に加え、なんと「破壊剣」「ローズ・ドラゴン」!
前回判明した《L・G・D》も予想外でしたが、ここで《バスター・ブレイダー》が強化されるのはもっと予想外でした…
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それでは、気になる効果を早速見ていきましょう!
1.「星遺物」ストーリー完結!?《星鍵士リイヴ》
L2 光属性【サイバース族/リンク/効果】
ATK 2000
モンスター2体
このカードは自分の墓地に「星遺物」カードが存在する場合のみリンク召喚できる。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。デッキから「星遺物」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。このターン、自分の墓地に「星遺物」モンスターが存在しない場合には、そのカードは発動できない。
②:リンク召喚したこのカードがリンク素材として墓地へ送られた場合に発動できる。フィールドのカード1枚を選んで持ち主のデッキに戻す。
「星遺物」新規カード、《星鍵士リイヴ》。
イラストでは《星杯の神子イヴ》が《星遺物-「星鍵」》を手に《聖杯に誘われし者》と似たマフラーを身に付けています。
デッキから「星遺物」魔法・罠カードを自分フィールドに直接セットする効果はイラスト通り《星杯の神子イヴ》を彷彿とさせる効果。
以前と違うのは、セットしたカードを発動するには自分の墓地に「星遺物」モンスターを必要とする点です。
とはいえ、罠カードであればルール上セットして1ターン経過する必要があるため、《星杯の神子イヴ》とあまり変わりがありません。
《星遺物を継ぐもの》《星遺物の守護竜》《星遺物の胎導》など、フィールドにモンスターを増やす魔法カードだけがデメリットを背負う形になります。
オフ会・トーナメントを問わずに2019年大活躍(しすぎ)だった《星杯の神子イヴ》が調整されたような効果から、一部では1月のリミットレギュレーション更新で《星杯の神子イヴ》が禁止になるのでは?との声も聞こえますね……
さて、「星遺物」モンスターを必要とするデメリット(?)を持っている《星鍵士リイヴ》ですが、この効果を活用するためには、こんなモンスターがおすすめです!
《星遺物-「星鍵」》
星1 闇属性【機械族/効果】
ATK 0 / DEF 0
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:手札から「星遺物」カード1枚を捨てて発動できる。このターン、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズにアドバンス召喚できる。
②:このカードが相手リンクモンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。そのモンスターを持ち主のEXデッキに戻す。
《星遺物-「星鍵」》は 唯一の下級「星遺物」モンスターです。
星1モンスターであるため1体で《リンクリボー》のリンク素材にした後、リンク先に《神樹のパラディオン》などの「パラディオン」を特殊召喚、2体で《星鍵士-リイヴ》をリンク召喚することで、即座にセットした「星遺物」魔法カードを使用できます。
《ワン・フォー・ワン》が準制限に緩和され、アクセス手段が増えているのも追い風です。
《星遺物の守護竜メロダーク》
星9 風属性【ドラゴン族/効果】
ATK 2600 / DEF 3000
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の手札・墓地から通常モンスター2体を除外して発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は、自分フィールドのドラゴン族モンスターの数×500ダウンする。
③:フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。このカードとは元々の種族・属性が異なるレベル9モンスター1体を自分の墓地から選んで手札に加える。
《星遺物の守護竜メロダーク》はドラゴン族のサポートを受けることのできる「星遺物」モンスターです。
《竜の渓谷》によって事前にデッキから直接墓地に置いておくことが出来るため《スクラップ・リサイクラー》で《星遺物-「星杯」》などを事前に落としておく動きと差別化を行うことが出来ます。
2.出張枚数大幅減!《破壊剣士の守護伴竜》
L2 光属性【ドラゴン族/リンク/効果】
ATK 400
モンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「破壊剣」カード1枚を墓地へ送る。その後、手札から「バスター・ブレイダー」モンスター1体を特殊召喚できる。
②:相手フィールドにモンスターが存在しない自分バトルフェイズ終了時に、このターン攻撃宣言をしていない自分フィールドの「バスター・ブレイダー」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える。
①効果によって、リンク召喚成功時に「破壊剣」カード1枚を墓地へ送ることが出来ます。
後半の「バスター・ブレイダー」モンスターを手札から特殊召喚する部分は任意のため、「破壊剣」カードを墓地へ送るだけという処理も可能です。
効果以外の面では、リンクマーカーも優秀です。
左下と右下にマーカーを持つ、リンク召喚の縛りが緩いドラゴン族のリンクモンスターはこれまで《星導竜アーミライル》しか居ませんでした。
《星導竜アーミライル》は現状プロモカードでしか流通していなかったため、このステータスだけでも採用されることがあるかもしれません。
《破壊剣士融合》
【速攻魔法】
「破壊剣士融合」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の手札及び自分・相手フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、「バスター・ブレイダー」を融合素材とするその融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
②:このカードが墓地に存在する場合、手札を1枚墓地へ送って発動できる。墓地のこのカードを手札に加える。
《破壊剣士の守護伴竜》の登場によって一番恩恵を受けるカードは、おそらくこの《破壊剣士融合》でしょう。
②効果によって、墓地に存在する場合に、手札1枚をコストに何度でも手札に回収できる《星杯の妖精リース》のような効果を持っています。
登場はこちらの方が先ですが…
《祝福の教会-リチューアル・チャーチ》《幻妖フルドラ》《神聖魔導王エンディミオン》など、効果の手札コストとして魔法カードを要求するカードとの相性は抜群です。
これまで《破壊剣士融合》へアクセスする手段は、汎用カードでは《おろかな副葬》や《マジカルシルクハット》、「破壊剣士」カテゴリ内では《破壊剣士の伴竜》や《破壊剣士の揺籃》が候補となり、いずれもデッキ内の枚数をある程度必要としていました。
今後はエクストラデッキに《破壊剣士の守護伴竜》1枚を採用しておけば、直接《破壊剣士融合》を墓地へ落すことが出来ます。デッキ構築に大きく影響するカードになりそうですね。
《破壊剣一閃》
【通常罠】
①:自分フィールドに「バスター・ブレイダー」を融合素材とする融合モンスターが存在する場合に発動できる。相手フィールドのモンスターを全て除外する。
②:自分フィールドの「バスター・ブレイダー」モンスターを対象とする魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、墓地のこのカードを除外して発動できる。その効果を無効にし破壊する。
《破壊剣の守護伴竜》の②効果をカテゴリ内だけで完結させることの出来るカードです。
その効果は「バスター・ブレイダー」を素材とする融合モンスターが存在する場合に、相手フィールドのモンスターを全て除外するという超強力な効果。
これまではこのカードを使用すると、自身の効果で直接攻撃が出来ない《竜破壊の剣士-バスタ・ブレイダー》が棒立ちになってしまうという絶望的なまでのアンチシナジーで採用されることはありませんでした。
《破壊剣士の守護伴竜》登場以降は、②効果による《竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー》の攻撃力を参照したバーンはもちろん、デッキから直接墓地へ落とすことによって《破壊剣一閃》の②効果による効果対象耐性も使いやすくなるため、以前より見る機会は増えるかもしれません。
3.不意打ちの相手フィールド全破壊!《クロスローズ・ドラゴン》
L2 闇属性【ドラゴン族/リンク/効果】
ATK 800
種族が異なるモンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分・相手のメインフェイズに、このカードと自分フィールドの植物族モンスター1体をリリースして発動できる。
EXデッキから「ローズ」Sモンスターまたは植物族Sモンスター1体をS召喚扱いで特殊召喚する。
②:このカードが墓地に存在する状態で、自分フィールドのモンスターが効果で破壊された場合、墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分の墓地から「ローズ・ドラゴン」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
相手のメインフェイズに《ブラック・ローズ・ドラゴン》や《月華竜ブラック・ローズ》などをS召喚扱いで特殊召喚できるという恐ろしい効果を持っています。
《ブラック・ローズ・ドラゴン》のフィールド全体破壊効果が強いのはもちろん、リンクモンスターの台頭以降「レベル5以上のモンスター」の特殊召喚に反応する機会を失っていた《月華竜ブラック・ローズ》が能動的に使えるようになるのは嬉しいですね。
《ガーデン・ローズ・メイデン》
星5 闇属性【植物族/シンクロ/効果】
ATK 1600 / DEF 2400
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。自分のデッキ・墓地から「ブラック・ガーデン」1枚を選んで手札に加える。
②:墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の、「ローズ・ドラゴン」モンスターまたはドラゴン族Sモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
《クロスローズ・ドラゴン》の①効果で特殊召喚可能、かつ②効果の発動条件である「自分フィールドのモンスターが効果で破壊された場合~」を容易に満たすことの出来る《ブラック・ガーデン》をサーチ可能です。
このカード自体が「ローズ・ドラゴン」関連モンスターとしてデザインされている為、当然と言えば当然なのですが強力なシナジーを誇っています。
《アロマセラフィ・スイートマジョラム》
星6 光属性【植物族/シンクロ/効果】
ATK 2200 / DEF 2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「潤いの風」「渇きの風」「恵みの風」のいずれか1枚を手札に加える。
②:自分のLPが相手より多く、このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドの植物族モンスターは相手の効果の対象にならない。
③:自分のLPが回復した場合、相手フィールドのカード1枚を対象として発動する。そのカードを破壊する。
《クロスローズ・ドラゴン》の①効果はS召喚扱いになるため《アロマセラフィ・スイートマジョラム》の①効果も問題なく使用可能です。
元々、EXデッキに《アロマセラフィ・スイートマジョラム》1枚、メインデッキに《恵みの風》1枚で最低枚数の出張が可能と言われていましたが、ついにシンクロ召喚のレベルを合わせる必要すらなく運用できるようになってしまいました。
《ヘル・ブランブル》
星6 光属性【植物族/シンクロ/効果】
ATK 2200 / DEF 1800
チューナー+チューナー以外の植物族モンスター1体以上
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、お互いに手札から植物族以外のモンスターを召喚・特殊召喚するためには、1体につき1000ライフポイントを払わなければならない。
地味なお気に入りカード《ヘル・ブランブル》。
素材縛りが若干面倒だったのですが《クロスローズ・ドラゴン》の効果によって簡単にS召喚扱いで特殊召喚できるのであれば話は違います。
手札から限定とはいえ、植物族以外のモンスターを手札から召喚・特殊召喚するためには1000ライフポイントを払う必要が生じる効果を持っています。
1000ライフポイント払う、というと《簡易融合》などの存在から軽く見られがちですが、初期ライフの1/8です。
つまりモンスターを手札から出す場合、8回までしか行えない…こう書くと強そうに聞こえませんか?
召喚・特殊召喚後にライフポイントを失うのではなく、召喚・特殊召喚するためには1000ライフポイントを払う必要があるため、そもそもライフポイントが1000を下回っていた場合は手札からの召喚・特殊召喚が禁じられます。
《亡龍の戦慄-デストルドー》などの効果で軽率にライフポイントを消費しがちな昨今の遊戯王でしれっと場に置いてみると面白いカードになるかと思います。
4.まとめ
LINK VRAINS PACK 3の新規カード3枚を特集しました!
これで現在判明済みのカードは…
《L・G・D》
《神聖魔皇后セレーネ》
《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》
《星鍵士リイヴ》
《破壊剣士の守護伴竜》
《クロスローズ・ドラゴン》
の6枚になりました。
発売まであと約2週間のLINK VRAINS PACK 3ですが、あと14種類もの強化を控えている為まだまだ楽しみは盛りだくさんです!
自分のお気に入りテーマが強化されるか、要チェックですね!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
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