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【遊戯王】リンクヴレインズパック3発売!使いたかったあのカードの裁定は?気になる公式Q&Aをチェック!【カード考察】

 

ついにリンクヴレインズパック3が発売になりました!

 

シングル価格では、大方の予想通り《捕食植物ヴェルテ・アナコンダがウルトラでありながら2,000円近くの値が付くトップレアとなりました。

 

その他のカードは《ユニオン・キャリアー》が1,000円前後である以外は全体的に安価となっており、収録テーマカードを使ったデッキを組むには丁度いいパック…と言えるのかもしれませんね。

 

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さて、今回の記事ではそんなリンクヴレインズパック3の裁定の中から、独断と偏見で気になったものをまとめていきたいと思います!

 

発売前に話題になった《真紅眼融合》の発動制約の兼ね合いなども公式データベースに記載してあったので、そちらもまとめていきますよ!

 

 

 

 

1.《ユニオン・キャリアー》

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L2 光属性【機械族/リンク2/効果】

ATK 1000

マーカー:右・下

種族または属性が同じモンスター2体
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。このカードはリンク召喚されたターンにはリンク素材にできない。

①:自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。元々の種族または元々の属性が対象のモンスターと同じモンスター1体を手札・デッキから選び、攻撃力1000アップの装備カード扱いとして対象のモンスターに装備する。この効果でデッキから装備した場合、ターン終了時まで自分はその装備したモンスターカード及びその同名モンスターを特殊召喚できない。

 

効果解決時に、対象に取ったモンスターが裏側守備表示になっていた場合の処理は? 

Question

《ユニオン・キャリアー》の①効果の対象として、自分のモンスターゾーンに表側表示で存在する《A-アサルト・コア》を選択しました。

その発動にチェーンして、《月の書》が発動し、対象の《A-アサルト・コア》が裏側守備表示になっている場合、処理はどうなりますか?

 

Answer

《ユニオン・キャリアー》のモンスター効果の対象となったモンスターが効果処理時に裏側守備表示になっている場合には、効果処理は適用されません。
(元々の種族または元々の属性が対象のモンスターと同じモンスター1体を手札・デッキから選ぶ事も行いません。)

 

《ユニオン・キャリアー》の効果発動時点(対象を取った時点)では表側表示で存在していたモンスターが、チェーンされた《月の書》などで裏側守備表示になった場合(≒正しい装備対象でなくなった)どうなるのか?

 

モンスターを手札・デッキから選択した後で「装備対象不在」として墓地へ送れるならとても強いのですが……

 

公式回答としては、装備できないし、そもそも手札・デッキからモンスターを選ぶことも無いとのこと。うーん残念。

 

同様の裏側守備表示にするカードには召喚獣ライディーン《バージェストマ・カナディア》のような汎用性の高いカードもあるので、覚えておいた方が良さそうです。

 

逆に考えれば、今後はこれらの相手モンスターを裏側守備表示にするカードに、リンク召喚の妨害だけでなく《ユニオン・キャリアー》対策という役割も追加されたということになりますね。

 

《ユニオン・キャリアー》を使う場合として考えた際には、①効果の対象を取る時点でリンクモンスターを選択してしまう事で、除去以外では確実に効果を通せる状態にする方がいいかもしれません。

 

 

2.《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ

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L2 闇属性【植物族/リンク/効果】

ATK 500

マーカー:右下・左下

効果モンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

①:フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターはターン終了時まで闇属性になる。

②:2000LPを払い、「融合」通常・速攻魔法カードまたは「フュージョン」通常・速攻魔法カード1枚をデッキから墓地へ送って発動できる。この効果は、その魔法カード発動時の効果と同じになる。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスターを特殊召喚できない。

 

②効果で《真紅眼融合》を墓地へ送って発動することはできるの?

Question

自分が《捕食植物ヴェルテ・アナコンダのリンク召喚に成功しているターンです。

このターンに、自分が《捕食植物ヴェルテ・アナコンダの②効果を発動する場合、《真紅眼融合》を墓地へ送る事はできますか?

 

Answer

質問の状況のように、自分が《捕食植物ヴェルテ・アナコンダをリンク召喚しているターンでも、『この効果は、その魔法カード発動時の効果と同じになる』モンスター効果を発動する際のコストとして、《真紅眼融合》を墓地に送る事はできます。

 

ただし、「レッドアイズ」と名のついたモンスターを融合素材とするモンスターが自分のエクストラデッキに存在し、その融合モンスターに記された「レッドアイズ」と名のついたモンスターを含む融合素材モンスター一組が、自分の手札・デッキ・フィールドに揃っている状態でなければなりません。

 

情報公開した時点から話題となっていた《真紅眼融合》を②効果でコピーできるのか否かについて、発売日に早速公式回答が出ました。

 

《真紅眼融合》のテキストには

「このカードを発動するターン、自分はこのカードの効果以外ではモンスターを召喚・特殊召喚できない。」

という部分があるため疑問視されていましたが、《捕食植物ヴェルテ・アナコンダの②効果は「カードの発動」ではないので大丈夫なのかと思われます。

 

ただし《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ②効果自体についている、発動後特殊召喚ができなくなる効果はそのまま。

自身が500という低い攻撃力のままフィールドに残ってしまう事だけは要注意です。

 

 

 3.アーティファクト・ダグザ》

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L2 光属性【天使族/リンク/効果】
ATK 1500
マーカー:左下・右下
カード名が異なるモンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカード以外のフィールドのカードの効果が発動した時に発動できる。手札・デッキから「アーティファクト」モンスター1体を選んで、魔法カード扱いとして自分の魔法&罠ゾーンにセットできる。この効果でセットしたカードは次の相手エンドフェイズに破壊される。
②:リンク召喚したこのカードが相手ターンに破壊された場合に発動できる。自分の墓地から「アーティファクト」モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。

 

①効果の発動条件は、 魔法カードの発動にも対応しているの?

Question

自分のモンスターゾーンにアーティファクト-ダグザ》が表側表示で存在する状況で、相手が手札から魔法カードを発動しました。

この場合、アーティファクト-ダグザ》の①効果を発動する事はできますか?

 

Answer

手札から通常魔法カードや速攻魔法カードを発動する場合、手札から魔法&罠ゾーンに置いて、カードの発動を宣言する事になります。

その場合も、その通常魔法カードや速攻魔法カードはフィールドにて発動していますので、アーティファクト-ダグザ》の①効果をチェーンして発動する事ができます。

 

Q&Aを眺めていて、引っかかる人も多いかと思った内容。

 

公式回答の通り、遊戯王に置ける「手札からのカードの発動」は、カードを場に置いてから発動を宣言するのが正しい処理手順です。

 

友人同士で遊ぶ際にはそこまで気にせず、適当になりがちな部分(ほかに影響するカードも少ないですしね)なので、アーティファクト・ダグザ》を使う場合だけでも、きちんと正規の手順で発動しましょう。

 

余計なところでトラブルを作らず、楽しい遊戯王を!

 

 

4.《星鍵士リイヴ》

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L2 光属性【サイバース族/リンク/効果】

ATK 2000

マーカー:左・左下

モンスター2体
このカードは自分の墓地に「星遺物」カードが存在する場合のみリンク召喚できる。このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

①:自分メインフェイズに発動できる。デッキから「星遺物」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。このターン、自分の墓地に「星遺物」モンスターが存在しない場合には、そのカードは発動できない。

②:リンク召喚したこのカードがリンク素材として墓地へ送られた場合に発動できる。フィールドのカード1枚を選んで持ち主のデッキに戻す。

 

①効果で「星遺物」魔法・罠をセットした後に「星遺物」モンスターが墓地へ送られた場合、発動できるのはいつ?

Question

自分の墓地の「星遺物」と名のついたカードが《星遺物の加護》のみの状態で、《星鍵士リイヴ》をリンク召喚し、①効果によって、《星遺物を継ぐもの》をセットしました。

そのターン、《星鍵士リイヴ》が相手モンスターと戦闘を行う際に、手札の《星遺物-『星槍』》のモンスター効果を発動し、《星遺物-『星槍』》が墓地へ送られました。

この場合、戦闘後など、《星鍵士リイヴ》のモンスター効果でセットした《星遺物を継ぐもの》をこのターン中に発動する事はできますか?

 

Answer

《星鍵士リイヴ》のモンスター効果によって、デッキからセットした「星遺物」と名のついた魔法・罠カードは、そのセットする処理の際に、自分の墓地に「星遺物」と名のついたモンスターが存在していれば、そのターンの間にいつでも発動できるようになるというわけではありません。

 

《星鍵士リイヴ》のモンスター効果によって、デッキからセットされた後、その「星遺物」と名のついた魔法・罠カードのカードの発動を行いたいその時点において、自分の墓地に「星遺物」と名のついたモンスターが存在しているのであれば、セットしたターンでも発動する事ができます。

 

 《星鍵士リイヴ》①効果についてくる「このターン、自分の墓地に「星遺物」モンスターが存在しない場合には、そのカードは発動できない。」という制約は、意外とゆるゆるでした。

 

似たようなカードでは《アンクリボーの手札から捨てる①効果によって、効果を受けない《古代の機械魔神》を墓地から特殊召喚した場合でも特殊召喚される時点で”エンドフェイズに墓地へ送られる”状態を付与されている」ため、効果を受けない効果に関係なく墓地へ送られるという裁定があります。

 

これと同様に、デッキから「星遺物」魔法・罠カードをセットした時点で墓地に「星遺物」モンスターがあるのかどうか判断されているのかと思っていましたが、セット後に「星遺物」モンスターが墓地へ行ってもいいとのこと。

 

この裁定によって、《星遺物の醒存》がとても便利なカードになりました。

 

《星遺物の醒存》

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【通常魔法】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。

①:自分のデッキの上からカードを5枚めくる。その中に「クローラー」モンスターまたは「星遺物」カードがあった場合、その内の1枚を選んで手札に加え、残りのカードは全て墓地へ送る。無かった場合、めくったカードを全てデッキに戻す。このカードの発動後、ターン終了時まで自分はリンクモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

 

《星遺物の醒存》でデッキの上から5枚めくり、その中の《星遺物-『星槍』》を手札に加えます。

この時点で発動し終えた《星遺物の醒存》が墓地にあるため《星鍵士リイヴ》のリンク召喚が可能になり、デッキから「星遺物」魔法・罠カードがセットできます。

 

そのまま《星鍵士リイヴ》で戦闘を行うダメージ計算時に《星遺物-『星槍』》を手札から捨てれば、メイン2にはセットした「星遺物」魔法カードが発動できます。

 

または《星遺物の醒存》でめくれた5枚の中に2枚以上「星遺物」モンスターがあれば、片方を手札に加え、もう片方を墓地に送ることでも《星鍵士リイヴ》の制約をすり抜けることができます。

 

《星鍵士リイヴ》を使うデッキを考える際は、採用カードの選択肢にどうでしょうか?

 

 

5.まとめ

 

今回は「リンクヴレインズパック3収録カードで気になった裁定まとめ」でした!

 

今後もパック発売後ごとに同じように特集していきたいと思います!

 

 

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

 

 

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