【遊戯王】リンクヴレインズパック3新規カードを紹介!武神リンクモンスター《武神姫-アハシマ》降臨!X召喚を超強化!【カード考察】
11月20日(水)、《武神姫-アハシマ》が公開されました。
先日の公式生放送で「後日公開!」と期待値を上げていたカードだけに、かなりハードルを高くして待っていたのですが…
正直、予想を超えてきました。
《武神姫-アハシマ》
L2 光属性【獣戦士族/リンク/効果】
ATK 1500
マーカー:上・右下
同じレベルのモンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
このカードはリンク素材にできない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。同じレベルのモンスターを、手札及び自分の墓地からそれぞれ1体ずつ選んで効果を無効にして特殊召喚し、その2体のみを素材としてXモンスター1体をX召喚する。
②:このカードのリンク先のXモンスターがX素材を取り除いて効果を発動した場合、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
リンク召喚時に手札・墓地の同レベルモンスターを特殊召喚しそのままX召喚を行う…という、まさかの汎用X召喚サポート効果を引っ提げてきました。
ただ、このテキストに一通り読んで次のような感想を持った方も多いはず。
「リンク素材の指定が”同じレベルのモンスター2体”なら普通にX召喚しちゃえば良くない?」
Xモンスターがメインモンスターゾーンに置けるよー、などのルール面でのアレコレはあれど、その意見にも確かに一理あります。
《武神姫-アハシマ》は手札・墓地から1体ずつ出すため、手札にモンスターを加えておく手間と、《武神姫-アハシマ》を経由せずそのままX召喚してしまう楽さ、どちらが上か…という比較にもなってしまいますね。
では今回は《武神姫-アハシマ》のメリットと、それを活かせるカードについて考察していきます!
1.《武神姫-アハシマ》のメリットって?
《武神姫-アハシマ》のメリットは、
「1つのデッキ内で多様なX召喚を行ることができるようになる」
と考えています。
《武神姫-アハシマ》のリンク召喚に使用するモンスターのレベルと、①効果でX素材とするモンスターのレベルは一緒でなくていい事を利用した考え方です。
例えば、《V・HERO ヴァイオン》のようなレベル4主体のデッキに《D-HERO ディアボリックガイ》の他にも少しだけレベル6モンスターを使うギミックを入れておくことで、EXデッキに忍ばせていた《No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ》で一発逆転を狙う!…なんて状況が生まれるかもしれません。
そういった意表を突くことや、本来メインデッキの動きを大きく変更しないと出せなかったXモンスターに手が伸ばせるようになる事こそが《武神姫-アハシマ》の強みではないでしょうか。
2.オススメモンスター紹介!
1.項で解説した使い方ができるような、
少数で手札と墓地に同レベルモンスターを簡単に揃えられるモンスターたちをランク別に紹介していきます!
遊戯王公式データベースを使って条件に合うモンスターを検索しまくったのですが、とても全部は紹介しきれないため(サーチ効果もちモンスターは全部で730件ほど!)、その中の一部を紹介していきます!
ランク1:《ヴォルカニック・バレット》
星1 炎属性【炎族/効果】
ATK 100 / DEF 0
①:このカードが墓地に存在する場合、1ターンに1度、500LPを払って発動できる。このカードが墓地に存在する場合、デッキから「ヴォルカニック・バレット」1体を手札に加える。
墓地に存在する場合にLP500をコストに、手札に同名カードをサーチします。
1回効果を使うだけで手札・墓地に同レベルのモンスターが揃うため、《武神姫-アハシマ》効果ですぐにランク1のX召喚を行うことができますね。
ランク5:《サンダー・ドラゴン》
星5 光属性【雷族/効果】
ATK 1600 / DEF 1500
①:このカードを手札から捨てて発動できる。デッキから「サンダー・ドラゴン」を2体まで手札に加える。
手札から捨てることで同名を2体加える、元祖《サンダー・ドラゴン》。
当然ながら捨てるカードも加えるカードも全てレベル5のため、そのまま《武神姫-アハシマ》でランク5をX召喚できます。
同様に、手札から捨てることで1枚だけ同名カードを加える《雷電龍-サンダー・ドラゴン》でも同様の動きが可能です。
この2枚の差別点としては《サンダー・ドラゴン》は光属性、《雷電龍-サンダー・ドラゴン》は闇属性となるため、それぞれ使用したいXモンスターに応じて使い分けましょう。
ランク7:《アブソルーター・ドラゴン》
星7 闇属性【ドラゴン族/効果】
ATK 1200 / DEF 2800
このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに「ヴァレット」モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「ヴァレット」モンスター1体を手札に加える。
このカードの②効果は、どこから墓地に送られても発動します。
《召喚僧サモンプリースト》から《終末の騎士》を特殊召喚し、効果によって《アブソルーター・ドラゴン》を墓地へ。
《アブソルーター・ドラゴン》の①効果によって、同じレベル7である《エクスプロード・ヴァレット・ドラゴン》を手札に加え、《召喚僧サモンプリースト》と《終末の騎士》で《武神姫-アハシマ》をリンク召喚すれば、そのままランク7のX召喚に繋がります。
《終末の騎士》自体は制限カードですが、手札コストさえあれば《ダーク・グレファー》でも同様の動きができるので安定性はありそうです。
ランク問わず:《風霊媒師ウィン》
星5 風属性【魔法使い族/効果】
ATK 1850 / DEF 1500
このカード名はルール上「霊使い」カードとしても扱う。このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:手札からこのカードと風属性モンスター1体を捨てて発動できる。デッキから「風霊媒師ウィン」以外の守備力1500以下の風属性モンスター1体を手札に加える。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は風属性以外のモンスターの効果を発動できない。
②:このカードが手札に存在する場合、自分の風属性モンスターが戦闘で破壊された時に発動できる。このカードを特殊召喚する。
《風霊媒師ウィン》①効果で捨てたモンスターと同じレベルのモンスター、または《風霊媒師ウィン》自身と同じレベル5モンスターを手札に加える事で、手札と墓地に同レベルのモンスターを揃えることができます!
最大で《時戒神ラフィオン》《時戒神サディオン》《魔妖仙獣-大刃禍是》のレベル10まで各レベル帯にサーチ可能なモンスターが存在しています。
特に《風霊媒師ウィン》と同じレベル5には汎用性の高い《クイック・シンクロン》も存在している為、ランク5のX召喚以外にも、シンクロ召喚にもデッキを広げることができそうです。
※①効果発動後には風属性モンスター以外の効果発動制約が付くため、《風霊媒師ウィン》の効果であらかじめ同レベルモンスターを準備できる、とお考え下さい(11/26追記)。
そんな《風霊媒師ウィン》が付属したVジャンプ1月号は本日11月21日(木)発売です!
↓《風霊媒師ウィン》について考察した過去記事はこちら↓
3.終わりに
《武神姫-アハシマ》、個人的にはLVP3収録カードの中で1・2位を争うほどお気に入りの効果を持って登場してくれました!
自身がリンク素材になれない制約やリンクマーカーの向きなど、極端に強すぎないところが良いですね。
動きの自由度も高い為、今回紹介した動きの他にも様々な活用法がありそうで考え甲斐がある良いカードです!
これからのデッキ構築が楽しくなりそうですね。
自身のあるデッキが出来次第、またここで紹介していきます!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
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