【遊戯王】2020年1月リミットレギュレーション予想!意外と今期は良環境だった?
2019年の遊戯王振り返りも終わり、いよいよ2020年1月リミットレギュレーションの改訂内容を予想したいと思います!
↓2019年遊戯王の振り返り記事はこちら↓
第2回の記事ラストでも触れましたが、僕自身はトーナメントシーンに触れていないプレイヤーですので、前回改訂以降の大会結果・過去の情報を基にした推測程度でお楽しみください!
予想① 新禁止カード
《星杯の神子イヴ》(無制限⇒禁止)
2019年7月~9月環境では【ドラゴンリンク】展開の中核を担う《星遺物の守護竜》へのアクセス要員、かつ星1ドラゴン族である《星杯の守護竜》をリクルートする手段として採用されていた《星杯の神子イヴ》。
2019年10月リミットレギュレーション改訂で《守護竜アガーペイン》の禁止化、《ドラコネット》《輝白竜ワイパースター》の制限化で【ドラゴンリンク】自体が大幅にシェア数を減らし、それに伴いこのカード自体も見ることが少なくなりました。
じゃあなぜ禁止予想に入れたのか?
それは、第1回の記事や、リンクヴレインズパック3のカード紹介でも書いた通り《星鍵士リイヴ》の登場にあります。
《星杯の神子イヴ》がS召喚するだけで何の制約もなく「星遺物」カードをサーチできるのに対して、《星鍵士リイヴ》がリンク召喚成功時にサーチした「星遺物」魔法・罠を使用するためには、墓地に「星遺物」カードが存在する必要があります。
また《星杯の神子イヴ》はS素材がチューナー+非チューナー(さらに「星杯」通常モンスターをチューナー扱いできる!)とほぼ指定なしですが、《星鍵士リイヴ》はリンク召喚するためには墓地に1枚でも「星遺物」カードが存在する必要があります。
ここまで比較できる要素があると、
「《星鍵士リイヴ》は《星杯の神子イヴ》の調整版ではないか?」
と予想してしまいます。
少し乱暴な理屈ではありますが、2020年1月のリミットレギュレーションを目前にしたリンクヴレインズパック3に《星鍵士リイヴ》が収録されていたのは、
「《星杯の神子イヴ》を禁止にしても「星遺物」カードへアクセスする手段を途絶えさせないため」ではないでしょうか。
そういった収録カードの面から、《星杯の神子イヴ》は禁止カードになるのではないか?と予想します。
予想② 新制限カード
《閃刀起動-エンゲージ》(準制限⇒制限)
《雷獣竜サンダー・ドラゴン》(無制限⇒制限)
多様なデッキがトーナメントシーンに姿を見せている群雄割拠の環境ですが、その中でも特に【閃刀姫】【サンダー・ドラゴン】はシェア率・上位率が高いまま1年以上が経過しています。
《閃刀起動-エンゲージ》は各種「閃刀」カードに触れる要のカードであり、実質的に魔法カードとモンスターカードの役割を兼ねていました。
準制限化した2018年10月からこれまでは、メインデッキに入るモンスターが《閃刀姫-レイ》のみかつ《閃刀機-ホーネットビット》が制限でしたが、《閃刀姫-ロゼ》の登場でメインデッキ内の「閃刀姫」モンスター枚数が増やせるようになった現状では制限化してデッキパワーを調整することはあり得るのではないでしょうか。
《雷獣龍サンダー・ドラゴン》は《雷龍融合》と共に、制限カードである《超雷龍サンダー・ドラゴン》《雷鳥龍サンダー・ドラゴン》の使いまわしに貢献するカードです。
【サンダー・ドラゴン】の勢いを落とすという意味では《雷神龍サンダー・ドラゴン》の耐性を活かしながら「サンダー・ドラゴン」カードをサーチする《雷電龍サンダー・ドラゴン》を制限カードにすることでも影響は大きいような気はします。
ただし、安易に制限カードを再利用できる状況では制限カードの意味がなくなるのでは…という点から《雷獣竜サンダー・ドラゴン》が規制されるのではないかと予想しました。
《十二獣ブルホーン》(禁止⇒制限)
2019年10月リミットレギュレーション改訂でついに《十二獣の会局》が制限カードに帰ってきた「十二獣」。
永続魔法を駆使する獣戦士族テーマという点で「炎星」「十二獣」との共通項を持つ「戦華」も登場、今後のレギュラーパックでの強化も期待されていることから、獣戦士族共通サーチ効果を持つ《十二獣ブルホーン》は制限に緩和されるのではないか、と予想します。
予想③ 新準制限カード
《転生炎獣サンライトウルフ》(無制限⇒準制限)
群雄割拠な今期の大会結果の中でも長く残り続けるデッキタイプとして【転生炎獣】もあります。
ストラクチャ―デッキ-ソウルバーナー-で《転生炎獣の炎陣》《転生炎獣ガゼル》《転生炎獣スピニー》が登場した直後からの長期間、結果を残し続けています。
その中でも《転生炎獣Jジャガー》と組み合わせてリソースを保ち続ける回収効果が強力な《転生炎獣サンライトウルフ》。他のテーマと違い、転生リンク召喚というコンセプト上EXデッキのカードは安易に制限カード化はできないだろう、という点から準制限と予想します。
《転生炎獣Jジャガー》で回収できるのは変わりませんが、逆に言えば《転生炎獣Jジャガー》で回収しない限り再利用が難しい、というところに落ち着くのではないかと考えています。
《ドラゴニックD》(制限⇒準制限)
前回のリミットレギュレーション改訂で、禁止から制限へ緩和された《ドラゴニックD》。
現在は《テラ・フォーミング》《メタバース》《盆回し》が軒並み制限になっており、フィールド魔法へのアクセスが困難なことから準制限くらいまでは緩和される可能性があるのではないでしょうか。
予想④ 無制限化
《E・HERO シャドーミスト》(準制限⇒無制限)
《捕食植物オフリス・スコーピオ》(準制限⇒無制限)
リンクヴレインズパック3でそれぞれ「HERO」「捕食植物」が融合をサポートするリンクモンスターを与えられている点から、”融合召喚”という召喚法をある程度プッシュしていきたいのかな?という想像から、前回のリミットレギュレーション改訂で準制限に緩和されたこの2枚は、そのまま無制限になるのではないかと予想します。
《A・ジェネクス・バードマン》(制限⇒無制限)
そろそろ返して。
まとめ
如何でしたか?
トーナメントシーンはエアプながら、真面目に予想してみました。
分布だけを見ると群雄割拠の良環境、ただし中身を見ると長期間同じデッキの入賞が続いている、という難しい状態でかなり難しかったです。
規制予想していないシェア率が高いデッキに【オルターガイスト】もありました。
ですが、こちらは既に《オルターガイスト・マルチフェイカー》が制限のため、これ以上パワーを下げる要因が《オルターガイスト・メリュシーク》しか思いつかず、それを規制してしまうと流石にデッキ全体として大幅なテンポダウン、弱体化になってしまうのでは…と考え今回の予想内容からは除外しています。
同様に【オルフェゴール】もシェア率・入賞率共に高いデッキでした。
《トロイメア・マーメイド》から《オルフェゴール・トロイメア》につなぐパターンができなくなり、《ダーク・グレファー》は準制限、《終末の騎士》《マスマティシャン》は制限の中で動けている、すごいデッキだと感じました。
機械族全てをサポートする《スクラップ・リサイクラー》が初動の役目を担っているのだろう、とは予想しましたが、そこまで規制してしまうと上記の《オルターガイスト・メリュシーク》同様デッキ全体への影響が大きすぎるように思えたので、こちらも除外しています。
《水晶機巧-ハリファイバー》については、制限のままだと予想します。
リンクヴレインズパック3登場のリンクモンスター、特に《王神鳥シムルグ》が顕著ですが、素材指定が「鳥獣族モンスターを”含む”モンスター2体以上」ととても緩い縛りとなっています。
《水晶機巧-ハリファイバー》から条件に合うチューナーを呼び出すだけで成立するようになりつつ、効果を十全に活用するには一工夫いるようなカードが出てきている点からも、《水晶機巧-ハリファイバー》は現代遊戯王におけるインフラ設備のような扱いなのではないかと考え、今更禁止にすることは無いだろう…という予想です。
規制によって影響を受けるデッキタイプが多すぎて、下手すれば新マスタールール移行時と同等の引退ラッシュになりかねませんし…
というわけで長々と書きましたが、予想内容は以上になります!
例年通りであれば、12月10日前後に遊戯王.jp上で発表されると思いますので、皆さん楽しみにしましょう!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
※本記事はあくまで筆者個人の予想であり、記事内容を信じてのカードのシングル売買などは個人の判断でお願いします。
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