【遊戯王】《PSYフレームロード・Ω》活用法(しゅがー流)紹介!リソースをひたすら回復しよう!
《PSYフレームロード・Ω》。言わずと知れた汎用星8Sモンスターです。
星8 光属性【サイキック族/シンクロ/効果】
ATK 2800 / DEF 2200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに発動できる。相手の手札をランダムに1枚選び、そのカードと表側表示のこのカードを次の自分スタンバイフェイズまで表側表示で除外する。
②:相手スタンバイフェイズに、除外されている自分または相手のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを墓地に戻す。
③:このカードが墓地に存在する場合、このカード以外の自分または相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。そのカードと墓地のこのカードをデッキに戻す。
アンデット族デッキにおいては《不知火の陰者》1枚からS召喚できる《馬頭鬼》再利用の手段として、トーナメントシーンにおいても《トポロジック・ガンブラー・ドラゴン》存命時の先行ハンデスのお供として活躍している(いた)のが印象的ですね。
今回はそんな《PSYフレームロード・Ω》の活用法(我流)を紹介していきます。
- 1.墓地リソースをひたすらに回収!
- 2.《旧神ヌトス》製造マシーン!
- 3.《星杯の妖精リース》でS召喚即墓地送り
- 4.《トロイメア・ユニコーン》自身をバウンス
- 5.おわりに ~今後の《PSYフレームロード・Ω》~
1.墓地リソースをひたすらに回収!
僕が《PSYフレームロード・Ω》を使う上で1番気に入っているのは③効果です。
③:このカードが墓地に存在する場合、このカード以外の自分または相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。そのカードと墓地のこのカードをデッキに戻す。
《貪欲な壺》の無制限化や《一撃必殺!居合ドロー》の登場により、デッキに搭載できる回収札の枚数は増加しましたが、やはり「引けるかどうか」という問題が常に付いてきます。
もちろん枚数を最大まで積めば引く確率は高まりますが、それは同時に「不要なタイミングで引く」確率も上げてしまうため、あまり好ましくありません。
その点EXデッキに準備しておける《PSYフレームロード・Ω》は、安定してS召喚できるデッキギミックを確立できれば、自身とデッキに戻したいカードを即座に回収して、すぐに使い回すことができるところがイチオシポイント。
墓地へ送る手段としてはリンク召喚の素材が1番簡単ですが、今回の記事では他に愛用している手段を紹介します。
2.《旧神ヌトス》製造マシーン!
星4 光属性【天使族/融合/効果】
ATK 2500 / DEF 1200
Sモンスター+Xモンスター
自分フィールドの上記カードを墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。自分は「旧神ヌトス」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
①:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。手札からレベル4モンスター1体を特殊召喚する。
②:このカードが墓地へ送られた場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
《PSYフレームロード・Ω》は、墓地からの回収による出し直しはもちろんの事、自身と相手の手札を除外する効果によって、非常に場持ちのいいSモンスターです。
つまり《旧神ヌトス》の融合素材の片方(Sモンスター)を常に準備しておくことができる、ということになり、残すは相方のXモンスターが常に準備できれば言うことなしです。
《彼岸の旅人 ダンテ》+《彼岸の悪鬼 ガトルホッグ》のような、蘇生サイクルを組んで毎ターン蘇生できる条件を満たしやすいXモンスターが相方として適当ですね。
《魔界発現世行きデスガイド》が準制限になったことで、以前より使いやすくなったかと思います。
融合召喚後に破壊、または各種素材で墓地へ行った《旧神ヌトス》は《PSYフレームロード・Ω》の③効果で回収できるため、
●Xモンスターの蘇生サイクル
●《PSYフレームロード・Ω》を毎ターンS召喚できるギミック
この2つが完成していれば、毎ターン《旧神ヌトス》効果で手札の星4モンスターを特殊召喚しながら、相手のフィールドを1枚破壊しつつモンスターが展開可能です。
ちなみに以前紹介した《クロシープ》デッキはこの応用を使っています。
●《旧神ヌトス》素材を《彼岸の旅人 ダンテ》+《彼岸の悪鬼 ガトルホッグ》のサイクルと《ゼラの天使》+《執愛のウヴァループ》のサイクルで準備。
●《旧神ヌトス》効果で手札に加えた《執愛のウヴァループ》を特殊召喚し、2体で《PSYフレームロード・Ω》をS召喚。
●《彼岸の旅人 ダンテ》のサイクルを動かすための《闇の増産工場》によって《PSYフレームロード・Ω》を墓地送り。③効果で《旧神ヌトス》を回収。
この3要素によって常に《旧神ヌトス》が運用できるようになっています。
一見すると墓地除外に弱い要素になりますが、そこは《PSYフレームロード・Ω》の②効果があるので、動きのテンポが若干遅れますが、大きな問題ではありません。
3.《星杯の妖精リース》でS召喚即墓地送り
ここ最近組んだデッキの殆どに入れている《星杯の妖精リース》。
墓地へ送りたいのに素引きしてしまったカードを墓地へ送り直せる、最強の事故回避札が、《星杯の神子イヴ》から準備できるなら使わない理由が無く…
星2 光属性【天使族/効果】
ATK 100 / DEF 2000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「星杯」モンスター1体を手札に加える。
②:このカードが墓地に存在する場合、自分の手札・フィールドのモンスター1体を墓地へ送って発動できる。墓地のこのカードを手札に加える。
《PSYフレームロード・Ω》を回収した後は、通常召喚後に適当にリンク素材にでもしてしまえば次ターン以降も墓地から②効果を使えるのが《星杯の妖精リース》の便利な点。
《旧神ヌトス》サイクルと違い、《PSYフレームロード・Ω》の墓地回収効果をその他の必要札回収や、相手の墓地ギミックの妨害に充てることができます。
この「自分のデッキの動きと妨害の使い分け」は意外と便利で、《リンクリボー》+《闇黒の魔王ディアボロス》のような、墓地から何度も復活してくるカードに対して有効です。
マシンナーズストラクR発売後は《マシンナーズ・カーネル》を出された場合の対処法として存分に使っていきたいと思います。
4.《トロイメア・ユニコーン》自身をバウンス
L3 闇属性【悪魔族/リンク/効果】
ATK 2200
マーカー:左・右・下
カード名が異なるモンスター2体以上
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合、手札を1枚捨て、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを持ち主のデッキに戻す。この効果の発動時にこのカードが相互リンク状態だった場合、さらに自分はデッキから1枚ドローできる。
②:自分ドローフェイズの通常のドローの枚数は、フィールドに相互リンク状態の「トロイメア」モンスターが存在する限り、その「トロイメア」モンスターの種類の数になる。
《PSYフレームロード・Ω》を素材に《トロイメア・ユニコーン》をリンク召喚し、自身を対象にしてEXデッキにバウンスすることで、手札コストこそかかる物の、毎ターン確実に《PSYフレームロード・Ω》を墓地に送れます。
一見無駄な行為で、実際無駄な行為なんですが、簡単に《PSYフレームロード・Ω》を墓地に送るための《闇の増産工場》《星杯の妖精リース》にメインデッキの枠は割けない!墓地送り手段すらもEXデッキから準備したい!という方はストレス低減におすすめです。引かなくてキレることは無くなります。
5.おわりに ~今後の《PSYフレームロード・Ω》~
ここまで紹介したのは、これまでに使ったことのある活用法。
今考察している、新たな《PSYフレームロード・Ω》の相棒はこちらです。
《ピンポイント奪取》
【通常罠】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:お互いはそれぞれ自身のEXデッキの裏側表示のカードを1枚選ぶ。そのカードをお互いに確認し、同じ種類(融合・S・X・リンク)だった場合、相手が選んだカードを墓地へ送り、自分が選んだカードを特殊召喚する。さらに元々の種族・属性が同じだった場合には、相手は自身が選んだカードの攻撃力分のLPを失う。違う種類だった場合、自分が選んだカードを墓地へ送り、相手は自身が選んだカードを特殊召喚する。
自分は常に《PSYフレームロード・Ω》を選択し続けるのみ。
相手もSモンスターを選んでいれば、《PSYフレームロード・Ω》を特殊召喚でき、あわよくば相手のLPを削ることができます。
相手が融合・X・リンクを選んだ場合は、そのモンスターのコントロールを奪うカードを採用しておくことで、相手が「ワンチャン出せたらいいな」と選択してきたカードをそのまま利用してやりたいですね。
相手と違う種類のカードを選んだ場合は、《PSYフレームロード・Ω》が勝手に墓地に行ってくれるのでそのまま墓地から③効果で回収。
同じ種類のカードを相手に選択されてうっかりフィールドに出てきてしまった場合は、《悪魔嬢マリス》で墓地へ送ってしまう事で、EXデッキに戻しながら《ピンポイント奪取》を再セットできます。
《悪魔嬢マリス》
星3 闇属性【悪魔族/効果】
ATK 1000 / DEF 1000
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドのモンスター2体をリリースし、自分の墓地のカード及び除外されている自分のカードの中から、通常罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを自分フィールドにセットする。この効果でセットしたカードはフィールドから離れた場合に持ち主のデッキの一番下に戻る。この効果は相手ターンでも発動できる。
対象に取れない耐性なども増えつつある今、コントロール奪取するためのカード選択が難しいところではありますが、決まれば中々鬱陶しいコンボが完成するんじゃないかなと期待しています。
デッキになることを祈っていてください。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
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